オンタリオ州ロンドン市の中心を東西に走るOxford St.とWonderland Rdが交差するあたりに、一軒のマクドナルドのハンバーガー・レストラン が、ごく当たり前のようにポツンと建っています。 北米中どこにでもある、あまりにも自然な光景です。
今回は、その当たり前のマック (地域によってはマクド とかミッキーD とも言う)のお話です。
カナダのマクドナルドが本家とまず違うのはこのロゴ。 おなじみのMマークの真ん中にちゃんとカナダ国旗のメープル・リーフが 入っています。 日本のマックだってこんなところはいじっていませんが、これが実にカナダらしいんです。
そして、このポツンとある一見何の変哲もないマックが実は特別なマック なんです。というは、この場所に店を構えた1968年11月。 これがカナダの東部地域で一番最初のマックだったそうなんです。 意外にもそれまではここいらにマックが存在しなかったんですね。 ちなみに、カナダで一番最初(世界でも米国外で最初)のマックは、太平洋に面したアメリカとの国境沿いのバンクーバーのリッチモンドという町で、この一年前だったそうです。
そんなこともあって、このお店は2001年にリニューアルした際には、昔のスタイルを再現した店構えになっていて、店の中には、ちょっとした博物館みたいに、古い時代のGoodsなんかが展示してあります。
これは歴代の飲み物のカップ。 にしても、よくこんなのが残っていましたよね。 ファーストフードのカップをコレクションしている人なんてまずいないんじゃないですか。
これは大昔の従業員の制服、だそうです。 写真の左下に少し茶色く見えているのは、ジュークボックス(写真撮り忘れました)。 昔はマックの店内でもこんなのが置いてあったんでしょうか。
ビッグマックのセットは日本とあんまり変わりませんね。 揚げたてのシューストリング(ポテト)は結構美味しいよ。 ケチャップをつけながら食べるのがアメリカ風。 カナダではビネガーをかけることがよくあります(アメリカではやらない)。
この店を2001年にリニューアルした時の記念のタイムカプセル。 30年以上に渡って、この地域に何千人もの雇用を生み出し、何百万人ものお客さんに食事を提供してきた、そうです。
場所はココ↓
530 OXFORD ST W
LONDON, ON
N6H 1T5
(519) 471-5540
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます