my旅写ろん

おもに旅の写真を眺めながら想いを語るサロンです。
ほとんど自分のための記録ですが、旅心がそそわれたら嬉しいです。

菅沼キャンプ~日光 小田代ヶ原

2013-08-13 16:25:14 | 家族旅行
2013.07.27-28

7/27 菅沼キャンプ(夏休みキャンプ2013)

恒例のファミリー行事で、二男の家族と娘といっしょです。
猛暑の夏、涼しさを求めて、できるだけ標高の高いキャンプ場を探しました。
スキーで来た丸沼高原の上なら涼しいはず、と決めました。


映画「ただ、君を愛してる」のロケ地だったそうで、息子はDVDを見てから来ました。


夕方、雨が止んで、日差しを感じて見上げたら、あっ、虹!
2重だ。でもこのカメラ、思いどおりの虹が撮れないよ。

当日は猛暑もひと休み、時々雨の涼しい日。
合羽を着てちょうどいい気温でした。


おまたせしました。ステーキディナーです!

前日に、主役の2歳半の孫ちゃんが熱を出して、お母さんと留守番になってしまいました。
子守の気ぜわしさはなくなったのですが、やっぱり静かで淋しいなぁ。


朝の菅沼、湖の色がきれい!でも夕日はもっときれいだったそうです。昨日、娘と孫だけが目撃。

7/28 金精峠を越えて、日光、小田代ヶ原散策。




ピンクのホサキシモツケの群生が見頃でした。なかなか上手く撮れません。


ウバユリ(姥百合…硬そうな百合、なんとなく身につまされます)


ツリガネニンジン 紫と白の花が、いっしょに咲いていました。


イブキトラノオ

このカメラ、虹はだめだけど、花のアップはまあまあかしら?



白馬村サイクリングと青鬼集落(雨飾山~)

2013-08-13 16:23:17 | 日本の風景
20130711

白馬サイクリング 晴れ

定年生活の山行きには、お楽しみが加わった。なにしろ毎日が日曜日だから、せっかく遠くまで来たからには、観光もしなくちゃ、です。

今回は、雨飾山を下山してから、白馬ハイランドホテルに泊まって、翌日電動自転車を借りて、「白馬小径」という、自転車と徒歩で楽しむガイドマップを見ながら、白馬村をサイクリングした。



まず朝、元気なうちに、山腹(標高760m)にある青鬼集落へ。重要伝統的建造物保存地区になっている。




道端には花が咲き乱れ、遠くに北アルプス(唐松、五竜など)を望む、美しい農村風景。
石垣を伴った棚田で、「日本の棚田百選」に認定されている.





下から、青鬼地区を望む。


電車が来た!(JR大糸線)


大出吊り橋、塩の道、千国街道など走り回って、


お疲れ様、八方温泉の足湯につかりながら、お昼ご飯を食べました。
お天気に恵まれてよかった1


雨飾山

2013-08-13 16:20:37 | トレッキング(百名山)
20130710 曇り

雨飾山、名前に惹かれる山である。
以前、同じ頸城(くびき)山塊にある火打山や妙高山に登った時も、近くのはずだが、確認できなかった。
昨晩泊まった、麓の雨飾荘からも山容は分からない。でもこの宿は気に入った。小谷温泉、いい温泉だし、食事もいい。

いよいよ登るのだが、最近はどうも天気がぱっとしない。雨が降らないだけいいかと思いながら、黙々と歩く。下を向いているせいか花が目につく。最新のコンデジを手に入れたので、アップで撮るのに夢中。まずは山アジサイから始まって、オニシモツケ、アザミといった順番だが、空木=タニウツギがきれいに咲いていた。ここは知らない花の多いこと!花の名前はおいおい調べることにして…













やっと眺望が開けてきて、布団菱といわれる,雨飾山のシンボルの岩壁が見えてきた。荒菅沢には雪が残っていた。



頂上にたどりついたが、遠目がきかない。きっと白馬岳や日本海が見えるのだろうが、残念。
雨飾山は双耳峰である。三角点がある南峰(長野県)と石仏と石祠のある北峰(新潟県)その間に県境が通っている。



下山するころに晴れてきた。宿に紅葉や雪景色のきれいな写真があった、登山口近くの鎌池に寄ってみる。道中、「あれ、雨飾じゃない?」ようやく姿を現してくれた!







ついでに、糸魚川線の西側にある白池に行ってみた。ここもひっそりとして素敵だ。水面に葉があるのか、白く光っている。左側遠くに白馬の残雪が見える。





そして、やっと、やっと、雨飾山が全貌を見せてくれました。立派な山です。さすが百名山!
こちら側から見るんですね。



最近、思うことがある。雪国の山は、秋に来よう。錦繍とは、まさに、この地方の山々の紅葉のことだろう。
その証拠に、白池のバス停の時刻表には、お盆から10月初までのダイヤしか書いてなかった。地元の人は知っているのだ。





戸隠神社(~雨飾山)

2013-08-13 16:18:39 | 日本の風景
20130709

雨飾山登山の前泊地、雨飾荘に行く途中で、どこか観光をしようと思いついたのが、戸隠神社である。近年パワースポットとして注目されていて楽しみだ。

奥社の駐車場から鳥居をくぐり、木立がうっそうとした参道を歩く。参道の両側の窪みは自然にできた小川か、さらさらと流れる水音が心地よい。



ちょっと湿った冷んやりとした空気を身体に感じながら歩いていくと、見えてきました、シンボルの茅葺の赤い門、随神門である。カメラマンにも人気のスポットだ。




随神門をくぐるとまっすぐに伸びた、樹齢500年といわれる杉並木に圧倒される。しばらく歩いていく

と階段が見えてきて、登ると奥社だ。奥社はコンクリート造りで、趣がないのが残念だったが、豪雪と共存するにはしかたがないのかな。

社務所の下には登山道入り口という標識があって、険しい戸隠山、もうこの歳だと登ることはないかなと思いながら通り過ぎた。

随神門を出ると、戸隠森林植物園という看板があったので、歩いてみることにした。雪国の森林らしく水が豊かだ。雪解けの頃には、水芭蕉も楽しめる。



看板にあった花、キツネノボタンを見つけました。はじめまして


森林植物園を抜けて、鏡池まで歩いていくと… ウォー! 戸隠山が見えた!映ってる!きれい!








湖畔には「どんぐりハウス」というレストハウスがあって、テラスが気持ちよく、蕎麦粉ピザ?がなかなか美味だった。

ここには車で直接来れるので、お気に入りのスポットに登録。

戸隠神社、まさに猛暑の日常を忘れさせてくれる空間であった。

102才の俳人 金原まさ子さんだった!

2013-06-24 02:17:17 | 日記2013
20130610

わが町の高齢者コミュニティカレッジにはちょっとユニークな学科がある。
ジャーナル学科というのだが、どんなことを勉強しているのかを説明するのは、
ちょっと難しい。私なりに解釈すると、経験豊富なシニアが情報発信をして、
地域社会をハッピーにする勉強とでも言いましょうか。

志の高い師弟20人あまりは、授業として、6月10日読売新聞社見学に行きました。
編集部など見学コースを案内されてから、記者会見の模擬体験コーナーへ。
演出よろしく事件記者になった気分で、真剣に質疑応答。
なんだか年寄りの記憶力が試されているようで、頑張りました!



見学の後の皆の楽しみは、新装なった歌舞伎座に寄ること。
ぞろぞろ歩いていくと、正面玄関でなにやらロケ隊が女性4人を撮っている。
誰?誰? 役者の関係者かなと思いながら、街角カメラマンとして、私も1枚失敬。



それから1週間余りの6月18日。用事があって横浜で一人住まいの母の所で、
普段は見ない夕方5時台のnhk TVを見ていたら、95歳で新聞配達をしている男性の話の次に、
102歳で俳句を作っていて、先日歌舞伎座に行ったというくだりに…

「あっ、この人だ! こないだ歌舞伎座の前で写真撮った!」









へー、102歳だったの!
金原まさ子さん、本も出版されてます。「金原まさ子100歳からのブログ」というのも
あります。スゴイです

「おかあちゃまも、もっと頑張らなくちゃ」と、94歳で一人暮らしの母に、
はっぱをかけて帰ってきたのでした。

何か縁を感じた私の小さな事件でした。

皇海山

2013-06-22 22:57:10 | 2013 百名山
20130523

皇海山登山(スカイ) 快晴

ペンションてんとう虫の夕食はフルコース。美味しかった!
朝ごはんを食べて6:30出発。登山口までバスで1時間半。
8時に登り始めて、15時までに帰ってくればいい。

美味しい食事と送迎付きの登山は、大歓迎。
てんとう虫さんのサービス、感謝、感謝です。


さあ、出発。不動沢沿いの登山道


不動沢コル付近からの鋸山


シャクナゲがあと少し


頂上で、枝の隙間から燧岳を引き寄せる。


同じく、日光白根を引き寄せる。男体山という意見もあるが???


鋸山から見た、皇海山


鋸山からの眺望 手前皇海山、日光足尾の山々 北東から東へ


上の写真のつづき 東から東南へ

アフター登山は温泉!

「花咲の湯」に行きました。


絶景露天風呂-皇海山が正面に見えました。


月と夕照の皇海山、お気に入りの1枚です。

「花咲の湯」-立派な施設です。広いイングリッシュガーデン風の庭、
ナチュラルガーデンがあり、食事もグー! お勧めです。


赤城山~皇海山

2013-06-20 23:45:40 | 2013 百名山
20130522~23

2013夏山登山スタート

ことしの百名山は、まず皇海山から
昨年の平ヶ岳の経験から、インターネットで皇海山の登山口まで
送迎してくれる宿を見つけ、登山を計画。
娘も行くことになって、親子3人の山行きになった。

5/22 朝7時出発 曇り、明日は晴れる予報

片品村のペンションに夕方チェックインするまで、
赤城山を散策することにした。

覚満淵 霧






湿原には霧が似合う

黒桧山~駒ヶ岳

山頂付近はようやく桜が咲き始めたところ、春はこれから。




気持ちのいい尾根道、遠くに小沼が見える


眼下に大沼と赤城神社、正面は地蔵岳


黒桧山、駒ヶ岳中腹でのおめもじ。
蝉は生まれたばかり?可憐なすみれ
ミツバツツジの群生地もありました。

片品までの道沿いの山々には山藤が見事な紫の房をつけている。






時間があったので吹割の滝に寄ってみた。前に来たことがあるので、
今日は浮島観音から向かいの遊歩道(詩の道)を歩いてみたが、
景色はイマイチ。



16:30 ペンションてんとう虫に到着



 


2013台湾ツアー no.4

2013-06-15 00:14:51 | 海外の風景
4日目(5/27) 九份から台北

九份

金鉱街として栄えた九份。最初は九軒しか家がなかったとか。それで九份。
今は観光地としてにぎわっている。
急階段には昔ながらの建物が連なるレトロタウン。百恵ちゃんの映画の宣伝も
ノスタルジーを誘う。「千と千尋の神隠し」の街のモデルにもなった、
人気の茶芸館の入り口で記念撮影。


犬も観光客と普通に歩いているのが微笑ましい。
目を上にやると、崖にへばりつくような家並みがイタリアみたい。
眼下には基隆湾の風景がのどかに広がっていて魅力的な街だ。


マンゴーアイス美味しかった!

台北(5/27夕~5/28午前中)

九份からのバスの窓から見える景色はマンション、マンション、マンション。
首都を支える市民のねぐらだ。でも写真は無し。撮ってなかった。


これはお墓。ガイドさんが「台北のお墓は大きいよ」と説明。

台北の滞在時間は睡眠時間を含めて20時間!

正味10時間で、おみやげショッピング×2、夕食、足裏マッサージ、お寺×3、
朝食、忠烈祠で衛兵交代の見学、そしてメインの故宮博物館90分!ガイドの劉さんが
要領よく案内してくれたので見るべきものは見たけど…どこがどこだったか???


どこのお寺だったか、壁画がきれいでした。


首都のお寺はさすがに大きい。黒い服を着た道教の信者?が並んでお経をあげていた。
盆栽がお供えとしてあり、これも台湾と日本、とっちが本家?
赤煉瓦の建物(旧台湾総督府庁舎)は東京駅と同じ辰野金吾の設計。
忠烈祠は抗日戦争などで殉じた33万の英霊を祭っている。
衛兵、格好良かったな!でもこの日、門に立ってた一人が貧血か、熱中症かで
倒れたんです!こんなの初めてだって、ガイドさん。その衛兵さんクビだろうって、
可哀そう。


さあ、空港へ。さらば台湾!

抗日戦争なんていうのがあったのだから、100%親日なんてことはないだろうが、
総じて治安もよく、街もきれいで、観光客としては居心地がよかった。
お父さんが日本語を話していたという、アラ還ガイドの劉さんのユーモアのある
語りのおかげで、楽しい旅になった。
こんどは、「台北4日間」とか、でも高雄の方にも行きたいし…

ガイドの劉さん、ありがとう!





2013台湾ツアー no.3

2013-06-14 01:41:35 | 海外の風景
3日目(5/26) 高雄~花蓮

朝の高雄、出発前、ホテルの近くの愛河=LOVE RIVERを見に行った。
河岸には歩道がきれいに整備され、赤い花のねむの木や、黄色い藤のような花を
つけた木が、涼しげな木陰をつくっている。夜はライトアップされるそうで、
もう一泊できたら、散歩したかったなー。次回、次回、また行こう。
今回は、七福神めぐりでお寺巡りが多かったが、台南や高雄の街はゆっくり歩いて
みたいと思った。

寿山公園から高雄の町を眺める
あー、霞んでる。やっぱりアジアだー。
でも好き。浜っ子の私には港町の空気が合っている。


赤く見えるのはねむの木。日本の鳥居に似ているのがある。どっちが本家?

バスで花蓮へ(350k)
山を越え、花東海岸沿い(太平洋側、東部海岸国家風景区)をひた走る。
途中お昼を食べ、錦帯橋に似た三仙台を眺めた。歩く時間がなくて残念。
八仙洞という洞窟を見学して、夕方花蓮に到着。5時間あまり、長かった!


海辺にキリスト教のお墓が見えたり、へびが舌を出したような花、これ何の木?

阿美族ショー


男女がひざまずいてお祓い?を受けているのは、結婚式の場面。
女性がざるからほうり上げているのはお米。

4日目(5/27) 花蓮~台北

朝、地図を片手に、ホテル近くの花蓮文化創意産業園区に行ってみる。
かつては多くの日本人が住んでいたという花蓮。近年、当時の建物を修復して、
アートスポットとして活用。ここもその一つ。早朝の静かな佇まい。



太魯閣峡谷
台湾を代表する大峡谷。さすがに観光客も多い。
3000m級の山々を縫って流れる立霧渓(川)が浸食を繰り返した渓谷。
まあるい山がストンと平らな谷底に落ちている。何となく中国大陸の
水墨画を想わせる。
山が大理石でできているので、川の水が白っぽく濁っている。
ツアーでは入口付近しか歩けなかったが、頑張って高い方の祠まで登ってきた。



列車の旅ー花蓮~瑞芳~九份

午後の列車の時間まで花蓮の海岸で一息。
海の方は晴れているけど、振り返って山を見ると、黒雲が重そうに…


車内で歓声。お嬢っさんたちがカメラを向けた先は、亀山島。
私も真似してパチッ。幸運の島?

花蓮から列車で約3時間、瑞芳到着。バスで九份へ







2013台湾ツアー no.2

2013-06-12 15:44:51 | 海外の風景
2日目(5/25)夕方、高雄到着

やって来ました、パンフレットで見た景色。龍虎塔は工事中だけど、
水辺の景色は中国気分満点。いずこもおなじ遠くには近代的なビル群が
見えてます。



宵の高雄、三寶宮(毘沙門天)

大きなお寺です。台湾のお寺は色鮮やかで精密な金細工で天井や壁が覆われいて、
華やかさに目を見張ります。日本の自然の中に溶け込んだ静寂さとは正反対。



台湾のお寺は24時間営業(?)だそうです。明かりも煌々とついていて、
うきうきした気分になります。(地元の人はどうなのか?)
お賽銭無し、おみくじも無料。りっぱな胡蝶蘭の鉢植えや(日本の1/10の値段)
札束を模したものなど、お供え物も色とりどり。爆竹が鳴って、家族らしい一団が、
何かを捧げ持って歩いてきたときは、神妙な空気が流れていました。
きっと信心深い人々に支えられているのでしょうね。


楽団の演奏も中国っぽかったな。

夜市散策(六合二路)
夕食を済ませてから見学?地元の人より観光客でにぎわってるようだ。
食べ物の店が多いのに、見るだけというのは、ちょっと興醒め。
観光1日目は盛りだくさんでした。おやすみなさい


2013台湾ツアー no.1

2013-06-12 01:30:36 | 2013海外の風景
20130524~28

旧職場仲間4人で台湾一周ツアーに出かけた。
相変わらず予備知識もなく写真を撮りまくってきたが、
ブログにアップする写真を選ぶため、思い出したり、調べたり。
今度はもっとちゃんと見て来ようと、また行きたくなる。
これもなかなか楽しいブログ時間である。

ツアー名は 旅物語 「七福神めぐりと台湾1周、20景めぐり5日間」
旅行代金39,800円+オイル+保険で約60,000円
全食事付き。これだけでもうほぼ満足。
梅雨の季節というのをすっかり忘れていたが、一度も降られず、
ラッキー!大満足の旅になった。

1日目(5/24) 14:30成田発,夕方台北桃園空港着、台中のホテルへ。

2日目(5/25) 台中~高雄 

台中市内観光

初めての台湾、もっと暑いと思ったが、東京と同じくらい。うっとうしい梅雨も貴重。
街の看板の漢字を読むのが楽しい。



最初の訪問は宝覚寺(布袋さま)、大王椰子南国らしい。



日月漂

台湾中部を代表する景勝地。海抜728mにある湖畔リゾート。
さすが気持ちのいいところだ。高い山が見たかったけど、雲に隠れてるのか残念。
文武廟(大黒天)は立派なお寺。見晴らしも素晴らしい。今も奥へ奥へと進化
している。




今日は土曜日。家族で湖畔をサイクリング。

北回帰線(北緯23.5°)を越えて、ここからは熱帯!



台南市内観光

「台湾の京都」と言われる台南は寺廟や史跡が点在する古都。
1624年オランダが行政府を設置してから後、支配者がかわりつつも、
約400年にわたり南台湾の中心として栄えた。

赤嵌楼(Chihkan Tower、Fort Provintia)
1653年、オランダの城塞として造られた。1661年鄭成功がオランダ軍を駆逐。
その場面の銅像が庭にある。1944年の復元工事で煉瓦の城門と基礎の一部に
当時のものが残されている。


若者はダンスが好き。世界中同じだね。

延平郡王祠
1662年創建、オランダ支配から台湾を解放に導いた民族的英雄、鄭成功を
祭っている。敷地内には鄭成功文物館も併設。母上が日本人と知って(田川氏、平戸)
親しみを感じた。


りすだそうです。モルモットぐらいの大きさでした。




no.5 中辺路をちょっぴり歩く

2013-05-21 00:20:33 | 備忘録2012紀伊半島の旅
20120207 小雨

朝食後、宿の車に滝尻王子まで送ってもらい、そこから宿の近く高原神社まで、3.7キロを歩いてみた。
熊野古道の中辺路(滝尻王子~熊野本宮大社 37.7キロ)の、ほんのさわり程度である。
マイカーで旅する時の難点は車に戻らなければならないことであるが、その中で最大限「歩き」を入れる工夫も楽しみである。



出発点の滝尻王子でお参りをしてスタート。
面白半分で洞穴に入り込んだ胎内めぐりでは、ザックを先に外に放り出し、身一つでやっと外に這い出し、後になって、変なものに出会わなくてよかった、と胸をなでおろす。
道中2時間ほどだったが、点在する苔むした小さなお地蔵様や祠に手を合わせては、ひたすら歩くしかなかった古人の知恵が偲ばれ、熊野古道の雰囲気を味わえた。



高原熊野神社からは車で熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社・青岸渡寺、熊野速玉大社)訪ねる。
途中あちこちで、前年の紀伊半島を襲った長雨の傷跡が生々しく残っている。反面、非情な自然というか、ゆったりと蛇行する熊野川は、平安時代の優雅な船の熊野詣でを想わせ、那智の滝の上空は抜けるような青空が美しかった。

★熊野詣メモ
延喜7年(907)宇多天皇に始まった「熊野御幸」
折しも2012年NHK大河ドラマ「平清盛」(清盛1118~1181、白河法皇の落とし種)に登場する天皇方がずいぶん熱心に詣でられたようだ。おかげでお名前とイメージが身近に感じられた。

白河上皇(12回) 鳥羽上皇(23回)崇徳上皇(1回)後白河上皇(33回)
待賢門院(9回)美福門院(4回)建春門院(3回)
他計23方、141度。侍従長 入江相政 謹書と刻まれた石碑があった。

極楽往生を願うとはいえ、(ドラマ中)勢力争いにドロドロの戦いをしていた御方々がよく何回もお出かけになったものだと、そちらの方に感心してしまった。
(参:「宮尾本 平家物語」にこんなくだりがあった…ご承知の如く、内裏という世界は妬み恨みが渦巻いている場所にござれば、ご落胤をひけらかせばひけらかすほど、寄って集っての袋叩きに遭うは必定。…)本当にそうなんだ。大河ドラマ「平清盛」は視聴率がパッとしなかったようだが、内裏の描写には迫力があったなー。

「伊勢へ七度、熊野に三度」江戸時代には庶民も熊野詣でを行うようになり、山道は参詣者で数珠つなぎになった様子を「蟻の熊野詣」といったそうだ。

熊野三千六百峰?、自然崇拝の神道と、外来の仏教が結びついた
「世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道」実に日本的ですね。

no.4 霧の里 高原 (中辺路)

2013-04-09 00:21:48 | 備忘録2012紀伊半島の旅
20120206

道中雨。夕方、宿「霧の郷 たかはら」に到着。
入口の感じとは違って、部屋は白木のインテリアが可愛く居心地がいい。荷をほどき、一息ついて外を眺めると、
「あっ、雲がきれてる。山並みが見える」あわてて外に出ると、
目の前は墨絵の世界!





「これが霧の高原か!」
宿の人も外に出てきて、いっしょに刻々と変わる目の前の幻想的な風景を眺める。
たった1泊の滞在でこの有名な景色にお目にかかれたのは、実にラッキー。宿の人もそう言ってた。

霧あり霧なし、どっちがいい?



食事は地元の家庭的なお料理。作ってくれたおばちゃんと話をしながら食べた。
「熊野古道を歩くのは冬がいいですよ」
「えっ どうして?」
「温かくなると、虫がいるし、木から蛭が降ってくる」
「上から蛭! ひゃー!」

照明を落とした食堂には、ラテンギターの曲が流れていて、いい雰囲気である。
でも「なぜ?」

スペインの聖地、サンチャゴ・デ・コンポステーラを目指す「サンチャゴ巡礼路」と姉妹提携をしているそうだ。
ともに世界遺産(熊野古道 平成16年7月1日登録)
壁にはホタテ貝(聖ヤコブのシンボル)が飾られている。
「あー、映画で見たことがある。”サンジャックへの道”(2007)」



いい映画だったなー。あちらはトレッキングスタイル。私も歩いてみたいと思ったが、1500キロ!

「霧の郷たかはら」は日本とヨーロッパ、古代と現代が同居する不思議な宿。
若き支配人?はミュージシャンだそうだ。
また訪ねたい宿の1つである。
http://kirinosato-takahara.com/index.html



智光山公園の桜の季節の花たち

2013-03-30 20:36:04 | 花の写真
20130330

昨日は4月下旬の陽気で桜は満開
今日は冷たい雨で冬に逆戻り


花も大変だなー
でも花々は水滴をまとってひっそりと私たちを待っていた。
私は雨の日の散歩が好きになりそうだ。


まだ水仙が咲いていました
アップもいいかな



ニシキモクレン、シデコブシ、ミツマタ、トサミズキ、



クリスマスローズ、レンギョウ、? etc.





no.3 和歌山市内散策

2013-03-30 00:22:25 | 備忘録2012紀伊半島の旅
2012,02,05

 観光ガイドを手に、さあ、どういうルートで回ろうか。
まず「番所庭園」。昔、黒船の見張り番所(ばんどこ)があったという、細長く海につきでた高台は、今は日本庭園風に整備されている。さすが見晴らしがいい。遠くは明石大橋も見えると聞いたが、今日はだめ。

「紀の国の 狭日鹿の浦に 出で見れば 海女の燈灯 波の間ゆ見ゆ」

 次は「和歌浦天満宮」。大宰府、北野とともに日本の三菅廟のひとつ。階段が絶壁のように見えるのがスゴイ。これなら津波も大丈夫?

「和歌の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る」 (山部赤人)

 行く先々に万葉の歌碑がある。紀の国は万葉ゆかりの地だそうである。奈良はお隣だものね。万葉集の歌枕(古歌に詠み込まれた諸国の名所)「和歌の浦」。そうか和歌山県の和歌は、日本の詩歌の和歌からきているのか? いや、和歌の浦という地名が先にあったのか? 和歌らん? 分からん。
 県名の由来など、今まで関心がなかったが、調べてみると面白いかも知れない。わが生まれ故郷、神奈川の意味って???

和歌山城
 徳川御三家の城、吉宗さんのお城 これははずせない
全体は多門(城壁を兼ねた長屋)で繋がれていてだだっ広い感じだ。
姫路城の城壁の造りも多門だったな。
西の丸庭園(紅葉溪公園)の堀に浮かぶ鳶魚閣(えんぎょかく)や斜めに架けられた屋根つきの木製の橋(御橋廊下)など 往時の雅な生活が偲ばれる


御橋廊下の向こうに見えるのは和歌山市役所

和歌山の名産は? みかん、梅干し、材木…

名物料理は? 人気はらーめん!
日曜日だからか、お城の近くでたった1軒、営業していた店でやっと食べ、
南紀白浜に向けて出発。