わたしが里山や棚田に惹かれるようになったのは、そう古い話ではない。
「田んぼが美しい」と思ったのは、1996年、宮沢賢治生誕100年の花巻を訪ねた時のことだから、もう40代も半ば。初夏の日を浴びて、そよそよと輝くやわらかな緑の田んぼが目に焼き付いている。芝生なんかより綺麗!と思った。寝ころべないけどね(笑う)
それから15年、昨年2011年、東日本大震災の後、西会津の鏡山に登山に行ったとき、山奥のまたその奥の登山口に行く狭い山間に、きれいに田んぼが作られているのに驚いた。厳しい自然の地で、ただでさえ農作業はきついのに、人家から離れたこんな山奥まで、田んぼを整備している農家の人々に敬服してしまった。先祖代々の苦労の土地を守る。この人たちが日本を守ってきたのだと、ひしひしと感じた。日本人の勤勉さの源であり、日本の原風景だと思った。
それ以来、山里の棚田を見ると愛おしくなるのである。
2011.6.13
鏡山頂上から見る飯豊山の雄姿
その姿は圧倒的で、神々しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d7/c2dcb05e4062e3e67eec20f96fe87bc2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/51/f0f2741423652d945bf838f77844e8cc.jpg)
いつも感心することだが、農家は綺麗である。草は刈り取られ、季節の花がさいている。
トタンの大きな屋根には違和感を感じたが、萱ぶきの屋根にかぶせたそうである。維持が大変なのであろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ff/52d4ca99ebef90f8ebb1e27925b46f3c.jpg)
西会津の棚田の風景
「田んぼが美しい」と思ったのは、1996年、宮沢賢治生誕100年の花巻を訪ねた時のことだから、もう40代も半ば。初夏の日を浴びて、そよそよと輝くやわらかな緑の田んぼが目に焼き付いている。芝生なんかより綺麗!と思った。寝ころべないけどね(笑う)
それから15年、昨年2011年、東日本大震災の後、西会津の鏡山に登山に行ったとき、山奥のまたその奥の登山口に行く狭い山間に、きれいに田んぼが作られているのに驚いた。厳しい自然の地で、ただでさえ農作業はきついのに、人家から離れたこんな山奥まで、田んぼを整備している農家の人々に敬服してしまった。先祖代々の苦労の土地を守る。この人たちが日本を守ってきたのだと、ひしひしと感じた。日本人の勤勉さの源であり、日本の原風景だと思った。
それ以来、山里の棚田を見ると愛おしくなるのである。
2011.6.13
鏡山頂上から見る飯豊山の雄姿
その姿は圧倒的で、神々しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d7/c2dcb05e4062e3e67eec20f96fe87bc2.jpg)
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いつも感心することだが、農家は綺麗である。草は刈り取られ、季節の花がさいている。
トタンの大きな屋根には違和感を感じたが、萱ぶきの屋根にかぶせたそうである。維持が大変なのであろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ff/52d4ca99ebef90f8ebb1e27925b46f3c.jpg)
西会津の棚田の風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/37/7184de6174f39b32e5cae71272779ab5.jpg)