2012,02,05
観光ガイドを手に、さあ、どういうルートで回ろうか。
まず「番所庭園」。昔、黒船の見張り番所(ばんどこ)があったという、細長く海につきでた高台は、今は日本庭園風に整備されている。さすが見晴らしがいい。遠くは明石大橋も見えると聞いたが、今日はだめ。
「紀の国の 狭日鹿の浦に 出で見れば 海女の燈灯 波の間ゆ見ゆ」
次は「和歌浦天満宮」。大宰府、北野とともに日本の三菅廟のひとつ。階段が絶壁のように見えるのがスゴイ。これなら津波も大丈夫?
「和歌の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る」 (山部赤人)
行く先々に万葉の歌碑がある。紀の国は万葉ゆかりの地だそうである。奈良はお隣だものね。万葉集の歌枕(古歌に詠み込まれた諸国の名所)「和歌の浦」。そうか和歌山県の和歌は、日本の詩歌の和歌からきているのか? いや、和歌の浦という地名が先にあったのか? 和歌らん? 分からん。
県名の由来など、今まで関心がなかったが、調べてみると面白いかも知れない。わが生まれ故郷、神奈川の意味って???
和歌山城
徳川御三家の城、吉宗さんのお城 これははずせない
全体は多門(城壁を兼ねた長屋)で繋がれていてだだっ広い感じだ。
姫路城の城壁の造りも多門だったな。
西の丸庭園(紅葉溪公園)の堀に浮かぶ鳶魚閣(えんぎょかく)や斜めに架けられた屋根つきの木製の橋(御橋廊下)など 往時の雅な生活が偲ばれる
御橋廊下の向こうに見えるのは和歌山市役所
和歌山の名産は? みかん、梅干し、材木…
名物料理は? 人気はらーめん!
日曜日だからか、お城の近くでたった1軒、営業していた店でやっと食べ、
南紀白浜に向けて出発。