my旅写ろん

おもに旅の写真を眺めながら想いを語るサロンです。
ほとんど自分のための記録ですが、旅心がそそわれたら嬉しいです。

紅葉の立山室堂 no.3

2013-10-11 22:44:35 | 2013 百名山
20131002-05

10/5 室堂⇔弥陀ヶ原(1930m)

13:00頃のトロリーバスで扇沢に帰るので、それまでの散策。
夫案は(室堂には寄らず)弥陀ヶ原まで徒歩、帰りはバス。
女性案は、室堂のロッカーにリュックを置いて、弥陀ヶ原散策、高原バスで往復。
女性案が採択。


さらば、立山! 室堂駅に行く途中の朝のミクリガ池、雄山(左)、浄土山。

さぁ、手持ちの食料を持って出発!
バスで10分ぐらい下ると、弥陀ヶ原高原バス停。
バス停で、係の人に帰りのバスの予約をしないと乗せてもらえない。


紅葉真っ盛り!弥陀ヶ原バス停付近

弥陀ヶ原は標高1600m~2100mの東西9k南北3kの溶岩台地の大高原。
ラムサール条約登録湿地(Ramsar Site)
標高が少し下がったので灌木が多くなり、葉が綺麗に色づいている。


目の前の山は鍬崎山(2062m),鍬崎山に雲がかかると天気は下り坂とか。


ガキの田
立山信仰では餓鬼道に落ちた人が田植えをしているとか…


弥陀ヶ原と大日岳
左(富山)から大日岳(2501m)、中大日岳(2500m),奥大日岳(2611m)


正面の特徴のある山は天狗岳?


松尾峠の展望台に向かって少し登り。


松尾峠展望台からの立山カルデラを覗く。カルデラ?
立山温泉のあったが、S44年に水害で閉鎖。


立山カルデラの向こうに薬師岳が見えたのには感動。
立山登山のあちこちで雄姿を見せた薬師岳。
昨年登った薬師岳は立山連峰の南に位置し、こんなに存在感のある山と知って、
嬉しかった。

天気が危ぶまれた今回の立山訪問。
予想に反して、素晴らしい天気に恵まれ、いい写真もたくさん撮れた。
こんな美しい自然のある日本に生まれて、山歩きができて幸せ!


来るときには見えなかったロープウェイからの紅葉。
ダムの真上、正面は赤沢岳、右のピークは針の木岳。


ダムの放水にできた虹。「黒部の虹」-太陽がないと虹はできないか

また来る時にも笑っておくれ!



紅葉の立山室堂 no.1

2013-10-10 00:12:21 | 2013 百名山
30131002-05

10/2 室堂へ

私たち夫婦には珍しく、紅葉の時期に立山室堂の雷鳥荘に泊まり、散策する計画は、
ずいぶん早くに立て、予約していた。友人から温泉で食事もいいと聞いていたので、
是非とも行きたいと思い、これも平日に行ける定年生活の強味である。

あとは天気だけが不確定要素であったが、今年はどうも不調。
出発の日の朝は雨。台風23号がまた南の海上に発生。
7:30に所沢の娘を乗せて出発、扇沢へ。(4h drive)
でもトンネルをぬける度に、青空が広がっていった。
途中、信濃大町で夫の妹と合流。
室堂までの5日間有効の往復切符は8,800円。
雷鳥荘で落ち合う友人とで、今回の山行きは5人である。


黒部ダムは晴れ、ロープウェイはガスの中。大観峰では何も見えず、
室堂は晴れたり、ガスったり、そして雨、
16:00 雷鳥荘に到着。

10/3 朝から雨、でも午後から晴れの予報。

予定では、大日岳方面、8時前出発だったが、
10時半出発、室堂山~浄土山~一ノ越山荘~雷鳥荘(4h)に変更

時間まで、モーニングコーヒー(100円)とごろ寝タイム。
私は旅先で暇になったときは、ストレッチとラジオ体操が定番。

10:30 弁当を持って、さぁ、出発!予報通り雨あがる。


雷鳥に会えました!



草紅葉の役者たち。ななかまど、チングルマ、イネ科の?
視界が悪いと、目線は下に。


チングルマは高山植物の立役者だ。白い花は目立ち、花が終わっても髭々が存在を主張。
秋には葉が真っ赤になって、山を飾ってくれる、ありがたい存在。


あっ、青空!


何か見えてきた。ちょっと不気味。


五色ヶ原と薬師岳方面(南)


次々に山が顔を出し始めました。龍王岳の向こうに針ノ木岳。
目の前のトラバースを下りると黒部湖に行ける。


とうとう見せてくれました。剣岳だ!!



人間の存在って小さいのか大きいのか? ステキな雄山の稜線。


晴れました! 頂上の建物は雄山の社務所。


雄大な山の紅葉と池塘(立山では「餓鬼の田」という)


山崎カール


イワヒバリ
雷鳥の声が聞こえるかと思って、耳を澄ませながら歩いていたら、
ヒバリのような鳴き声がした。そしたら目の前をバサバサと横切って、石の上にチョン。
あわててシャッターを切ったので…やっぱりちょっとピンボケ。
でもすぐ飛んでっちゃから、nice shot1


地獄谷の煙が見えてきたら宿は近い。お疲れ様でした。


すばらしい夕日! 明日は晴れ、間違いなしね。



聖~明石~荒川三山縦走 no.2

2013-08-13 16:47:55 | 2013 百名山
20130819~22

3日目(8/21) 百間洞山の家~明石岳~荒川小屋~荒川前岳、中岳~中岳避難小屋

百間洞までずいぶん下ったので、また明石岳目指して黙々と登る。
南の海に台風が発生ということで、雲行きが怪しいが、被写体としては面白い。


百間平付近で撮った雲


明石岳頂上付近から、百間平、兎、中盛丸山尾根方面、歩いてきた道を望む。
今回のルートも百間平、大聖寺平、丸山など平坦な地形があり、
昨年行った、北アルプス、雲ノ平に似ていると思った。


明石岳(3120.1m)からの富士山


荒川岳を眺めながら、荒川小屋へ。
荒川小屋で昼飯のラーメンとお汁粉を食べた。幸せ!
予定では、ここで泊まりだったが、天気が下り坂だったのと、夕飯までの暇つぶしを考えて、
中岳避難小屋まで行ってしまうことにした。


荒川小屋を後に、明石岳の素晴らしい稜線を振り返りながら、荒川中岳へ。


中岳(3083.2m)からの眺望。中央に堂々たる塩見岳、左に薄く仙丈ヶ岳、右に間ノ岳、北岳方面


お花畑の中に雷鳥がいました!!
荒川東岳が別名、悪沢岳と呼ばれているので、怖い山なのかと思っていたら、
意外や、花は咲き乱れ、カールがきれいで、美しい山でした。もう一度来たい山の1つです。





4日目(8/22) 中岳避難小屋~荒川東岳(悪沢岳、3141m)~丸山~千枚岳~椹島


中岳避難小屋は標高3000mのところにあるので、風当たりがスゴイ。昨夜はゴーゴーと眠れなかった。
下山も心配。でも小屋の主人は何も言わないので、予定通り出発。外は思ったほどの強風ではなかったが、
緊張した。


荒川岳の花の登山道




丸山から見た明石岳。なかなか頂上の雲がとれなかった。




千枚岳越しに富士山を望む。


見晴らし台からの明石岳、今頃こんなに晴れて!


椹島(さわらじま)に到着。南アルプスの上高地=登山基地。
プレハブの飯場のような宿泊施設に驚いたが、食事は美味しかった。
無事帰れてよかった!







聖~明石~荒川三山縦走 no.1

2013-08-13 16:46:41 | 2013 百名山
20130819~22

2013年夏山のメインは南アルプス 聖~明石~荒川三山縦走である
移動と計画は夫任せ。自分の荷物だけを背負って歩くだけだから、自慢できた話ではない。
私のブログは感想文付きの写真の整理といったところ。

しかし今回の写真の整理にはちょっと苦戦した。どの場所で撮ったのかパッと思い出せない。
天気はまあまあだったが、見える景色が似ていて、写真の日付と時間が役に立った。デジカメ様々!

1日目(8/19) 聖沢登山口~聖平小屋(6:10)

聖岳と聞くと、何か神々しいイメージだが、深田久弥曰く、日本人はあまり哲学的でなく、山の命名も即物的とか。この山はへずって登らなければならない(トラバース?)からヘズリがなまってヒジリになったとか。それにしてもスゴイ飛躍!

目的の聖岳の姿は見えないままへずること8時間近く、聖平小屋に到着。最近は歩みが遅い。
小屋の入り口でフルーツポンチのサービス。こういうのは初めてだ。おひとり様1杯とあったが、疲れた体には甘い。密かにおかわりをしてしまった。

聖平小屋までの花と景色




クサボタン                      ヤマハハコ




2日目(8/20) 聖平小屋~聖岳~兎岳~中盛丸山~百間洞山の家

朝の風景、周りの山が高いので日の出は遅い



ウメバチソウ、ウェディングドレスのような美しい花だ。


ようやく雄大な景色が広がる。これが南アルプスか!
あー、やっと着いた!



聖から見た富士山
さぁ これから百間洞までのきびしいアップダウンだ。



険しい谷間にも、健気に花は咲いている。


百間洞山の家に到着 15時 長かった!




赤城山~皇海山

2013-06-20 23:45:40 | 2013 百名山
20130522~23

2013夏山登山スタート

ことしの百名山は、まず皇海山から
昨年の平ヶ岳の経験から、インターネットで皇海山の登山口まで
送迎してくれる宿を見つけ、登山を計画。
娘も行くことになって、親子3人の山行きになった。

5/22 朝7時出発 曇り、明日は晴れる予報

片品村のペンションに夕方チェックインするまで、
赤城山を散策することにした。

覚満淵 霧






湿原には霧が似合う

黒桧山~駒ヶ岳

山頂付近はようやく桜が咲き始めたところ、春はこれから。




気持ちのいい尾根道、遠くに小沼が見える


眼下に大沼と赤城神社、正面は地蔵岳


黒桧山、駒ヶ岳中腹でのおめもじ。
蝉は生まれたばかり?可憐なすみれ
ミツバツツジの群生地もありました。

片品までの道沿いの山々には山藤が見事な紫の房をつけている。






時間があったので吹割の滝に寄ってみた。前に来たことがあるので、
今日は浮島観音から向かいの遊歩道(詩の道)を歩いてみたが、
景色はイマイチ。



16:30 ペンションてんとう虫に到着