今日は西武鉄道の新型特急Laviewのお披露目イベントを見に行った。
3月16日のダイヤ改正で登場する西武の新型特急電車だ。今走っているニューレッドアローは25年も経って老朽化しているため、順次新型に切り替わるそうだ。そんな話題のLaviewの先行お披露目イベントが昨日と今日の２日間限定で開催された。場所は西武球場前駅の特設会場。
この駅に来るのは何年ぶりだろう。亡くなった福井さんと来た以来だから15年以上前だろう。
久しぶりに傘が必要な雨模様だというのに、駅前はかなりの賑わいだ。イベント会場は西武球場前駅のホームで、一旦改札を出てイベント専用の入口から入るのだが、Laviewを一目見ようと言う人で溢れ返り、人気の高さが窺えた。客層はいかにもっていう撮り鉄ヲタから年配の写真家風の人、やはり日曜日という事もあってか子供連れの家族が目立った。
入場料は無料だが、入場制限の関係上かスマホの西武鉄道アプリ上で発行される「電子入場券」を提示しないと入場できない。
この電子入場券も２日限定3400枚、３日も3400枚の合計6800枚限定だ。イベント時間の9:00～15:00の間は1時間毎に区切られての入れ替え制。自分は9:00～10:00枠で事前に入場券を発行して用意しておいた（発券は先月22日から開始されて無くなり次第終了）。とにかく想像以上の人気ぶりで、係員が撮影タイミングや内覧の案内を随時メガホンでアナウンスしている。
エクステリアの迫力は凄い。写真や動画で色々見てきているが、実物の迫力はやっぱりゴイスー！
イベントの流れは写真撮影と内覧だが、一方通行形式で観客を回転させているので後戻りが出来ない。そのため写真の撮り逃しや撮り直しがあっても戻れないので、随時メガホンで注意を呼び掛けていた。
特徴は丸っこい先頭とビックリする位デカイ窓だ。
窓ガラスのサイズは縦1350㎜×横1580㎜と今まで乗ってきた車両の中ではズバ抜けて大きい。これ窓が開く仕様だったら恐怖だな(笑)。内覧の行列に並んでいよいよ車内に入る。中は座席も内壁も黄色（西武のイメージカラー？）で統一されて明るい印象を受ける。
先頭車両は乗務員室の仕切りが大きいガラス張りなので全面展望も出来そうだ。配色は薄目のパンプキンイエローって感じがしたが、これが黒とか青だったらまた違ったイメージになっていただろう。とにかく車内の明るさは予想以上だった。
座席に座ってみたがホールド感が良い。見た感じ完全固定式のように見えるがひじ掛けの黒いボタンを押すとリクライニングするのだ。
背もたれのテーブルも大きめで、ひじ掛けに小さめのインアームテーブルが収納されていて、用途に合わせて使い分けできるようになっている。
トイレも内装は黄色一色。多目的トイレが凄く広くて見物客の関心を寄せていた。
撮影＋内覧で与えられた時間が1時間しかないのと、出たら戻れないので座席でまったりくつろぐ人があちこちで見受けられた(笑)。ブログでは人の座ってない画像を選んで載せているが、実際座ってる座席の方が多かった印象だ。
この後午後から「試乗会」があって西武球場前～池袋間を体験乗車できるそうだが、こちらは事前申し込み制で申し込んでも抽選だし、しかも有料（2500円）なので今回は見送った。まあそこまでしなくても16日以降は普通に乗れるから。
これにて撮影＋内覧の1時間は無事終了。やはり西武線沿線住民としては本格運行が待ち遠しい限りだが、どうせ初日なんか人が殺到するだろうから、ひと段落したら秩父まで乗ってみようと思う。
シメにお約束の関連グッズを買った。Laviewデビュー記念乗車券（1000円）と記念メダル（2300円）だ。他にもプラレールやロゴ入りパスケース等も売っていた。
記念乗車券は池袋から大人470円区間と西武秩父から大人530円区間の2枚の切符が入っていて、2日が3000セット限定、3日が2500セット限定で売り切れ次第終了。この記念乗車券はイベント2日間は先行販売で、一般の販売は3月9日（1500セット限定）だそうだ。ちなみに割り当ては池袋駅600、所沢駅500、飯能駅300、西武秩父駅100の4駅のみ。
記念メダルは2日3日の両日共250個限定で売り切れたらオワリ。なぜ朝イチの時間帯で発券したかというと、遅い時間だとグッズが売り切れる可能性があるからである。
なかなか面白い体験イベントだった。まあ私鉄でこれだけ目を引くデザインの車両って他にないだろう。併せて池袋ダイヤゲートの進捗も気になる所だ。
帰りは何処か寄り道しようかと思ったが、雨でテンション下がってるのでさっさと池袋に帰った。
少し早い昼飯はお約束のペッパーランチ(笑)。Laviewデビュー記念肉と理由付けてまた1ポンドを頂いた。牛さん今日もイイ味をありがとう。
