YBR時代から愛用のエンジン用マッドガード(泥除け)の弱点を
補うために改良版を作ってみたよ。
下の部分が少し短いためにエンジン下部への泥ハネがまだ起きるし、
上部の面積も再考する事にしたのだ。
リサイクルショップで買った薄い黒まな板を使い、切った・
曲げた・穴開けたで試作してみる。
切るのはハサミでチョキチョキ、曲げるのはヒートガンや携帯
トーチで柔らかくしつつ整形してから水で冷やして完成。
試作は厳冬期を意識して少し大きめに。
空冷エンジンの厳冬期冷え過ぎのための風よけになるはず。
でも冷静に観察した結果、ちょっとやり過ぎ感がある。w
これじゃ氷点下仕様だ。w
さすがに関東平野部は日中に氷点下二桁なんか起きないので、
2号を作ってみた。
今度はYBR時代の泥除け1号に近い仕様にして、下部の延長と
フレーム保護をイメージ。
昨日試走してみた時のエンジンオイルの油温。
出発時は外気温10度で、小一時間走ったら油温が60度になった。
さらに一時間走って帰宅したら油温は約70度を指していたよ。
これでも良いかと思ったものの、これから始まる厳冬期だと
なかなか油温が上がらないので冬季仕様も作ってみた。
上部の面積を若干拡大させてみた。
放熱フインが少し隠れる程度で試作号よりも風通しは良い。
実際は走行風が裏側へ巻き込むから、大した違いは無いだろう。
出発時の気温は8度で昨日よりも寒い。
小一時間走った結果58度程度になっていたので、昨日の気温差を
考慮するとあまり変わりない感じだ。
並べてみる。
束線バンドで固定する構造なので、いつでも気軽に入れ替えが
可能だから厳冬期は3号、春~秋は2号で過ごしてみようと思う。
真夏でも3号が使えるとエンジン回りの掃除が楽になるので、
夏季の油温に期待したい。
YB/YBR系エンジンは放熱に優れているみたいで、夏季では
約80度~100度の油温だった。
一番調子良いのが約60~70度付近なので、できれば真冬でも
この温度範囲に収まってくれるとエンジンオイルの粘度も適度に
柔らかくなって燃費も良くなる。
数十分程度の短距離走行だと40度くらいしか上がらないから、
回転がもっさりして軽快感が薄れる。
空冷エンジンは外気温に影響されやすいのが弱点なので、仕方
ないなあ・・・
試走ついでに公園で鍋を作って食べたよ。
ニンジン・ジャガイモ・キャベツ・鶏肉を味噌ラーメンスープで
煮込む。
簡単で美味しく、体が温まってこの季節に外せない鍋ツーに
なってしまった。
以上、エンジン泥除けの改良でした。
今日、オイル交換がてら、エンジンを点検しました。プライマリードライブ・ドリブンギアはそれぞれ傷は見当たりませんでしたが、クランクシャフトベアリングに少しガタがありました。おそらくこれが異音の原因ですね。流石に腰下割は無理か・・・。前のエンジンも今回のエンジンも30,000キロ程度で調子悪くなったので特定のロットでの持病かもしれませんね。
例の異音の場所、特定できたようですね。
オフ会で出会った方の中に同型エンジンを2回交換している人の話を聞きました。
その人は特定ギア周辺の破損も経験し、急こう配や高回転多用による過負荷が原因と認識していました。
状況はひろしさんのタンデム峠越えに似ていたので、少し無理する条件が重なると劣化が早いみたいです。
そんな条件を多用する傾向の時にはエンジンオイルのグレードを高い物にするべきと助言をいただきました。
1Lだけなので普段から2ランクくらい良い物にしてもよさそうですね。
エンジン番号から特定ロットの傾向は分かりそうですが、こればかりは我々の知るところ無し。
とにかく出来るだけ無理せず、良いオイルを使う事で延命はできそうです。
某氏のYBRはついに19万キロだそうですね。
やはりオイル管理が効いていると思われました。
私もそろそろ交換しよう!