昨年秋に臨時で付けたメーターバイザーでひと冬越してみた感想。
「やっぱり首周りに風が集中して寒かった」
てなわけで、ここ最近コツコツと取り付け金具を製作して、YBRで
愛用していたウインドスクリーンをYB125SPに付ける事に
成功したよ。
なかなか良い感じ。
YBRの時はスクリーン付属の金具を使い、高ナットやG型ライト
ガードと組み合わせて付けていた。
結局YB125SPのライト関係の寸法はYBRのそれと違ったので、
ポン付けできずにいたのだ。
幅が狭いなら広くすれば付くんじゃないか?
ホムセンでよく見かける金具を入手して・・・
万力、ハンマー、平タガネ、ドリル、金ノコ、ヤスリ、
モンキーレンチを駆使して、人力でこんな固定具を製作。
傾き止めまで計算して苦労しながらこしらえた。
だがしかし、どうやってもスクリーン付属の固定金具では
丁度よい位置に収まらない。
またまた金具を調達してきて加工。
切った、穴開けたの繰り返し。
こんなイメージで製作。
最初からL字金具を買えばよかったな。
万力とモンキーレンチで微妙な形に曲げる。
スクリーンへ何度も付け外ししながら角度を微調整した。
仕上がりイメージ。
仮に当てながら穴を追加してどうにか固定してみた。
これならいいんじゃない?
かっこいいかな?
ところが・・・
試走したら振動は多いわ、ライトの光が回り込んでスクリーンに
反射してトンネル内で眩しいわで、お話にならなかったよ。(´・ω・`)
しばらく枕を濡らして泣く日々が続いたが、気を取り直して
もう一度ライト関係を観察してみた。
ライトケースとライトステーを固定するための機構に注目。
これをうまく使えば・・・
固定部を外して内側からM8×25mmのキャプボルトを締め込む。
こんな構成で固定すればいいんじゃない?
スクリーン金具に追加でM8用の穴を開けておいた。
第二弾の固定方法。
高ナットを押さえながら締め込んで固定してみた。
しっかり締め込めば、風による傾きも起きないだろう。
最初に付属していたスクリーン金具は面積が小さかったので、
この方法では風に押されてスクリーンが傾いたけれど、今回は
板の面積が広くて摩擦抵抗が増したから大丈夫。
この位置なら光が回り込む事は無い。
ヘッドライトとの隙間もいい感じ。
YBRの時も使ったゴムパッキンによる緩衝材のおかげ、長年
使ってるこのスクリーンの穴は未だ割れる事が無いのだ。
全国どこでも手に入りやすい水道用・水栓ゴムパッキン・直径20mm
(呼び20水栓用)5個入りパック。
スクリーン付属のビスじゃ長さが足りなくなるので、トラスビス
M5×15mmも4個用意すると良い。
今度は振動も少なくなり、光の回り込み反射も無くなった。
往復150kmくらい走ってきたら、臨時のメーターバイザーに比べて
首周りの風当たりが無くなり、ずいぶん快適になったよ。
後日、自作スクリーン金具の使わない部分などを切ったり削って整形
して見栄えを良くしておいた。
以上、汎用の安いウインドスクリーンを加工してポン付けした
お話でした。
近年このスクリーンはアマゾンでも入手できるようになりました。
2000円前後で単体を個人輸入する手間よりも楽でしょう。
「バイク メーター バイザー ウインド スクリーン」や
「(スリーボックス) バイク 風防 メーター バイザー ウインド スクリーン ネイキッド カウル 強化アクリル (クリア) 」
で検索してみてください。
YBRで使っていたとのことですが、ウインドスクリーン自体の品番などわかりますでしょうか?