YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

早めに防錆処理をした

2022年04月22日 | YB125SP整備

 ゴールデンウイーク間近ではあるけれど天気予報を見
ると雨マークが多い感じで今年の梅雨入りは早いみたいだ。
そこでいつもはGW中や明けてから梅雨入り前の防錆処理
をYB号にするのを、今年は早めに済ませてみたよ。

 今回は簡単に済ませるために水かけ洗車を省略し、雑
巾で水拭き洗車をしてみた。

細かい場所は雑巾を割りばしに巻き付けて拭き掃除する。
車体全体やエンジンを拭き掃除したら、けっこう水が汚
れるくらいになった。

 防錆処理に重要なフロントフォークのインナーチューブ
を目視確認。

フォークブーツをめくってあげる。
ついでにウエスにスプレーワックスのプレクサスを吹いて
表面を磨いた。

 上の部分も同じように防錆処理する。

インナーチューブを錆びさせると高額修理か廃車同然に
なるので、面倒でも梅雨入り前にブーツをずらして確認や
清掃と防錆をお勧めする。

 ガソリンタンクもプレクサスで磨く。

コーティング系は艶がギラギラになって綺麗になるね。

 エンジン自体もプレクサスで磨く。

以前調査と実証したようにプレクサスは耐熱ワックスの
類でもあるから、発熱するエンジンにも使えるのだ。
フィンの隙間も割りばしに巻き付けたウエスに吹いてか
ら拭き上げた。

 コーティング後のエンジン。

一年に一回程度、梅雨入り前に行うだけでこのくらいの
輝きを維持できる。
簡単でしょ?w
めんどくさいと避けてると、気づいた時には白い粉状の
錆が発生して、もう輝きは戻らない。

 車体全体の掃除とコーティングを済ませたから、チェ
ーンの注油をしよう。

これも潤滑と防錆にとって重要な作業。

 注油したら数回リアタイヤを空転させて馴染ませる。

そして余分なチェーンオイルを軽く拭きとる。
この作業はウエスにしみ込んだオイルがチェーンのプレ
ートをなでるので、横の防錆処理にもなるのだ。

おかげで錆は今まで一か所も発生していない。
ついでに遊び幅を確認し、もしも大きく振れるなら調整
をする。
YB/YBR系は20~40mmの範囲内が適正だと指定されている。

  最後に車体の目立ったボルトの頭を防錆処理しておく。

AZの水置換型オイルKM-001を愛用しているが、防錆専用
剤や他社の水置換型スプレーオイルでも構わないだろう。
何もしないよりもはるかにマシなのだ。

 こんな感じにエンジン周辺のボルト頭にシュッとひと
吹きしてからウエスで拭きあげる。

これをやっておくと錆が発生しなくて綺麗なまま何年も
保てるのだ。
お店の中古車を見てもエンジンのボルトに錆があれば、
いくら全体が綺麗でも買う気は起きない。

 約1時間30分で全部の作業は終わった。

防錆と言うより掃除と磨きと言う感じだったけれど、
重要部分の防錆は済ませたので、安心して今年の梅雨を
迎える事ができそうだ。
雨が降る前に必ずバイクカバーをかけて直接濡らさない
ようにすれば完璧。

以上、今年のYB号の梅雨入り前防錆処理でした。