YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

フロントタイヤ交換した

2022年03月01日 | YB125SP整備

 もう3月になってしまったね。
2月は日数が少ないからなぁ~。
さて、3年前に交換したYB号のフロントタイヤの話。
距離の割に摩耗がだいぶ進行しているのだ。
主な原因は短距離シビアコンディションと昨年使いだした
ブレーキング特性が良いYBR250用2PODキャリパーによる
強い制動の繰り返しだと思う。

 交換のために注文していたタイヤが到着した。

TIMSUNは近年入手容易になったおかげで注文してから
到着が早くなったよ。
ついでにリアタイヤも1本買っておいた。

 フロントが消耗しているので包装をはがす。

TS-607、サイズは1.25-18で純正と変わらない。

 ここで到着時のビード幅を測ってみたら30mm。

チューブレス装着をする予定だから、この幅ではビード
がホイールに密着しにくくなるだろう。
エアー充填時に隙間から漏れる可能性がある。

 対策は車体純正時に装着してあったチューブを利用して
広がり癖をつけておくのだ。

中にチューブを入れて膨らます。

 自転車用ポンプで3~40回ポンピング。

そしてビードを手で広げてあげると中からチューブがせり
出してきて広がる。

 測ってみると80mmに広がった。

元から50mmも広くなったよ。

 ついでにビード部の肩にある製造時のヒゲをニッパーで
切除する。

これがチューブレス時の密閉を妨げる原因になる。

 5日間経って気温も上がり始めたのでタイヤ交換する事
にした。

前の夜にそろえておいた久しぶりの道具たち。

 チューブを抜いてビード幅を測ってみる。

75mmまで広がり癖が付いた。
元が30mmなので45mmも広がったことになる。
これなら装着直後でもホイールに密着してエアー充填時に
空気漏れは起きにくいはずだ。

 減ったタイヤと比較する。

本当に市街地シビアコンディションな減り方で強いブレ
ーキングで真ん中ばかり減り、サイドは余りまくって断
面が四角い。
コロナ禍前の長距離ツーリングのような田舎道のクネクネ
走行による消耗と対照的だ。
まるでビジネスバイクな減り方である。w

 ちょっとした調査でホイールから外す前にタイヤの外周
を測ってみた。

減った状態の外周は1915mm。

 その後、新品タイヤをチューブレス状態で交換した。

軽点位置の黄色いマークをバルブと一致するように装着し、
エアー充填すると無事にタイヤは膨らんでビードは密着。
空気漏れも起きていない。
予めビード部を広げておいたおかげだ。

新品タイヤの外周を測ってみる。

結果は1930mm。
つまりタイヤが減ると距離計の見かけは0.78%差が起きる。
メーター読みで300㎞走ってたった2.34km差だから少ない
誤差範囲と思う。
市街地シビアコンディションの影響で燃費が悪化している
他にタイヤの消耗も影響して見かけ上の悪化が起きると思
ってたけれど、そんなに影響は無さそうだ。
例えば300㎞走って8L燃料消費して燃費37.5㎞/Lなのがタイ
ヤ消耗で37.2㎞/Lが見かけ上の燃費になり、たった0.3㎞の
差しか起きないことになる。
駆動輪であるリアタイヤの交換と違って燃費改善に効果が
出るのか疑問な結果であった。

エアーフィルター交換と共にタイヤ交換による見かけ上の
燃費改善は起きるだろうと期待していたが、計算上ではあ
まり大きな差は起きそうに無い。
色々難しいもんだ。w

とにかく新品のフロントタイヤは気分が良いものだ。