YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

メンテナンス雑記

2019年01月05日 | YB125SP整備

 改造や整備はひと段落し、寒くて遠出ツーリングにも行かない
正月だったので書くネタが無い・・・
画像庫を見直してみたらネタになりそうな?事をやっていたので
書いてみるよ。

 マフラーの防錆処理。

メッキ仕様はどうしても溶接部の縁が錆び易いので、車体から
外してワイヤーブラシや電動カップブラシで錆びを取り除いた。
ハケ塗りの耐熱塗料で防錆処理をしておいたよ。

 排気ポートのボルトを変更。

せっかくマフラーを外したので、ついでにマフラーフランジの
ボルトを新品に交換した。
 純正は鉄のM6×20mmの六角穴付ボルト(キャップボルト)
が使われているけれど、熱を受けて錆が進行すると固着しやく
なる。
錆がイヤだとステンレスボルトにすると、熱膨張率や電蝕の関係
で余計に固着しやすくなって折れやすいから、母材が鉄のボルト
が良い。
適当な周期で新品交換するべきボルトではあるが、交換のたびに
相手側のアルミヘッドのネジ山を擦る方式だと摩耗が進行するので
はないか?と思い、スタッドボルト式に変更してみた。
 使ったのはホンダCG125系用のM6スタッドボルトと袋ナット。

アマゾンでも見つかるが多数のセット売りで高いから、防寒レッグ
ウオーマーを輸入した時に、ついでに数セット買っておいたのだ。
参考検索用語「摩托车排气管固定螺丝」ID番号 563525127364
M6×P1.0で似た長さなら国産車の物でも流用可能。

 スタッドボルト式だとマフラー外しの時に袋ナットだけ付け外し
するので、ヘッド側のアルミのネジ山に負担をかけない。
中国製のネジ類は精度がよろしく無いので、念のためにM6-P1.0の
タップとダイスでネジ山を慣らしておいた。
ネジ山に少量の固着防止用スレッドコンパウンドを塗ってから、
指で回し込む程度に入れる。

これで実際マフラーを固定する時に供回りは起きず、適切な締め
具合でマフラーガスケットも潰せた。
フランジの隙間を無くそうと無理に締め込むとネジ山破壊で終了
だから、排気漏れが起きない程度で良い。

2年に一度くらいマフラー錆メンテ時に新品交換すれば、固着に
よるボルト折れは起きないだろう。
古い車体で折れた事例を何度も見かけるが、ものすごく修復に苦労
するし、百円程度の部品代と5分程度の作業時間で防げるならやって
おいた方が良いと思う。
昨今のYS125系エンジンはスタッドボルト式になっている。
掃除ついでに観察して錆がひどくなる前に交換するか、一旦外して
ネジ山にスレッドコンパウンドを塗ると安心だね。

 貫通ドライバーを購入。

輸入工具屋さんの正月セールを見に行ってきた。
特にめぼしい物は無かったので、前から欲しかった貫通ドライバ
ーだけ買ってきた。250円也。
固着したネジを緩める打撃法が使え、スパナをかける事もできる。
2番サイズを買ったけれど、後から冷静に考えたらYBで出番が起き
そうなのはフロントブレーキマスターのリザーバータンクの皿ネジ
くらいしか無い。w
一回り太い3番の方が使う箇所が多いので後日、買い足そうと思う。
ドライバーは長年使ってるうちに先端が摩耗して食いつきが低下して
ネジの頭をなめる可能性が高い。
適当な周期で新品交換したほうが良いと思っている。
値段が高い物ではなく、使いやすくて目的に合っている物で十分。

以上、こんなネタしか書けないこの頃である。