今年は、1770年生まれのL.v.ベートーヴェン生誕250年の記念の年で、もしコロナ問題が大きくなってなければ、世界中でベートーヴェンが演奏されて、そろそろうんざりするくらいお祝いを行われていた事でしょう。オーケストラは交響曲を演奏し、ピアニストはソナタを演奏し、弦楽四重奏団は全曲チクルスなどコンサートがたくさん行われていたはずです。
演奏会のキャンセルは、起きたこととして諦めていましたが、生誕記念に嬉しい贈り物がありました。
長らく発売中止していた、ジュリアード弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集が2種類再発売になりました。
旧録音は既に紹介していますので、今回は1982年のワシントン国会図書館クーリッジ・ホールでのライヴ版を。
ジュリアードQは、メンバーが創立以来数度交代していますが、私にとっての一番馴染み深いメンバーは、写真のメンバーで特に、ヴィオラのサミュエル・ローズ、チェロのジョエル・クロスニック両氏の演奏は、メンバーが何度か変更になろうともいつも不動の布陣で、演奏会に行くとそこにいました。
残念ながらここ数年で、お二人は退団されましたが、私にとっては永遠のジュリードQメンバーです。サインを頂いたり、握手をしていただいたり・・・。
CDを聴くと、いつもお二人の演奏姿が目に浮かびます。いつまでもお元気で!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます