らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ヴィオラ Vol.17

2009年04月28日 23時41分08秒 | ヴィオラ
 先日の山形響第196回定期演奏会終了してから約10日間、ヴィオラをほとんど演奏しないで嘘っこヴァイオリン奏者だったのですが、本日ヴィオラの活動を再開しました。ヴァイオリンでのクァルテットの本番続きだったからですが、昔練習したBachの無伴奏曲なども含めてヴァイオリン演奏の感を戻す練習を必死でやっていたために、ヴィオラに久しぶりに再会した時、だいぶ違和感がありました。

 ヴァイオリンとヴィオラではあらためて感覚がかなり違うものだと再認識しました。筋肉の使い方~弓のさばき方、フィンガリングの好み、楽器の重たさなどなど・・・。操作の仕方全てが似ているのですが、全て何かが違う感覚のです。

 私はヴィオラでご飯を食べられるようになったのですが、ヴィオラはつくづく演奏方法が難しいと思いました。とにかく体にかかる負担はヴァイオリンの数倍以上です。数センチしか変わらないのに・・・。すっかりヴィオラの演奏方法を体が忘れているので、焦りました。まずいよ~~これ~~!という感じですかね。笑。

 あと数日かかりますねヴィオラ奏者に戻るのは・・・。

 J.スーク、P.ズッカーマン、M.トリー各氏や、日本では豊嶋泰嗣氏など同じ演奏会で器用にヴァイオリンとヴィオラを演奏する奏者がいますが、私は絶対に出来ません。どちらの弾き方も他の楽器の弾き方と数日で遠ざかるほど個性が違うからかもしれません。もし1年位ヴァイオリンを演奏していたら、ヴィオラは全く演奏できなくなる感じがします。

 たまのアルバイトでのヴァイオリンなら何とかというところでしょうけど、ヴィオラに戻る方が何倍も時間がかかります。

 これからは、たまの浮気なら良いですけど、本気にならないように気をつけたいと思います。汗。

 また一からやり直しですけど、こういう時は前の駄目な癖を直す絶好の機会ですので、じっくり練習したいと思います。

 (写真)滅多に使用しないで放置されているヴィオラです。少しかわいそうな気がしますが。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三寒四温風 | トップ | 日の出 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヴィオラ」カテゴリの最新記事