らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

木造校舎

2007年08月13日 21時43分27秒 | 山形県
 7月9日月曜日に音楽教室に行った酒田市の小学校の校舎が木造建築だった。校舎に入るとちょうど掃除の時間帯だったらしく、たくさんの児童が廊下を一生懸命競争しながら雑巾がけをしていた。外部から来た私達一人一人に挨拶がきちんと出来る子供達ばかりで感心してしまう。

 私が小学校に入学した当初は東京でも木造校舎があちこちでみることが出来たが、今は非常に珍しい。先生と児童、近所の人達が「おらが学校」の想いで大切にしてきたのだろう。

 校舎内は懐かしい匂いがして、昭和にタイムトリップできた。歩くたびにギュッギュッと音が鳴る長い廊下や狭くて急な階段、天井の低い水飲み場、干してある雑巾掛けさえ趣がある。

 大変暑い日だったが、木陰に入ったようなヒンヤリした空気。冷房が入った鉄筋コンクリートの校舎より快適な感じさえする。

 そこで学んでいる児童達の音楽教室最中での反応の良さ、感性の豊かさには本当に感心してしまった。鉄筋コンクリートより子供達の成長には良いのだろうな~。ああいう環境は。何時までも大切にしていて欲しい。私が山形に来てから知っているだけでも葉山中や戸沢中など木造校舎の学校が統廃合されてしまっているし。今や大変貴重な文化財産だと思うが。

写真はその校舎内。

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