12月14日(金)米沢伝国の杜・15日(土)山形響第185回定期演奏会山形県県民会館・16日(日)酒田定期演奏会酒田希望ホールにて、指揮者藤岡幸夫氏を迎えて演奏会がある。藤岡幸夫氏は山形響定期演奏会2度目の出演である。藤岡氏といえば、作曲家吉松隆氏の作品を演奏会にいれることでも有名だが得意の吉松氏の作品はなく、
今回は
・E.エルガー/セレナーデ
・黛敏郎/シロフォンの為のコンチェルト
・D.ショスタコーヴィチ/バレエ組曲第1番作品80a
・D.ショスタコーヴィチ/交響曲第9番作品10
というプログラムになっている。
以前のブログに記したが、私はショスタコーヴィチの音楽が苦手である。自分の唯一行ったリサイタルでソナタにチャレンジしたり、山形Qの定期演奏会で弦楽四重奏曲第2番をとりあげたり、フリーの時はロストロポーヴィチでショスタコーヴィチの交響曲を演奏したり、もちろん他の指揮者でも演奏してきた。幸い山形響は小さいオーケストラのため演奏することは稀ではある。
何とかこの作曲家を自分の中にいれてやろうと伝記を読んだり、多数のCDを購入して聴きまくっていたが、あきらめた・・・・。今の私にはこの作曲家を好きになる要素も無いし、努力も虚しいと思い始めた。山形響のコントラバス奏者Aさんなどは、この作曲家のマニアであり以前家におじゃましたとき古今のCDがずら~と並んでいたのを思い出す。好きな人には本当にたまらない作曲家なのだろう。
この作曲家のマニアな人達の知識とこだわりは計り知れないものがあり、時として恐怖すら感じることもあるので、下手なことは語ることは出来ない!!
今度演奏する交響曲第9番も作曲当時物議を醸し出した作品である。ベートーヴェンの第九をはじめ大作曲家の第9番目の交響曲は大曲が多く、当時のソ連政府もショスタコーヴィチにもそれを期待していたらしい。ショスタコーヴィチはそれを裏切り小曲を作曲してしまい非難を浴びたあげく、第10番の交響曲で大曲を作曲して、その非難を受け流したというエピソードもあるらしい?
この第九交響曲は、山形響では指揮者の工藤俊幸氏が山形響定期デビューの時に取りあげて以来の演目となる。
さて本題。
と言うことで私はこの作曲家と格闘してきたわけだが、好きではないということが今は確定したので、お気に入りのCDというカテゴリーからはずれるかもしれない。人に薦められるままにムラヴィンスキーやザンデルリンク、チェリビダッケ、バーンスタインなど色々購入して聴いた。そのたびに暗い気持ちにさせられたのだが・・・・・。
一番「おどろおどろしい」気持ちにさせられて、嫌な気分に落ち込まされて、はたまた小太鼓という楽器から強制や恐怖を連想させられた演奏は、
コンドラシン&モスクワフィルの演奏だった。(写真)
コンドラシンという指揮者は結構好きな指揮者なのだが、この演奏は、「人に蔑まされ、暴力を振るわれ、傷口に塩を擦り込まれ」なんて事を想像させられる私にとって一番嫌な演奏なのだ。この演奏を聴いてから、「私にはショスタコーヴィチは合いません」と言えるようになった。全15曲からなる全集は5000円前後で手に入る。興味の有る方はどうぞ。どうなっても苦情は受けつけない!
今回は
・E.エルガー/セレナーデ
・黛敏郎/シロフォンの為のコンチェルト
・D.ショスタコーヴィチ/バレエ組曲第1番作品80a
・D.ショスタコーヴィチ/交響曲第9番作品10
というプログラムになっている。
以前のブログに記したが、私はショスタコーヴィチの音楽が苦手である。自分の唯一行ったリサイタルでソナタにチャレンジしたり、山形Qの定期演奏会で弦楽四重奏曲第2番をとりあげたり、フリーの時はロストロポーヴィチでショスタコーヴィチの交響曲を演奏したり、もちろん他の指揮者でも演奏してきた。幸い山形響は小さいオーケストラのため演奏することは稀ではある。
何とかこの作曲家を自分の中にいれてやろうと伝記を読んだり、多数のCDを購入して聴きまくっていたが、あきらめた・・・・。今の私にはこの作曲家を好きになる要素も無いし、努力も虚しいと思い始めた。山形響のコントラバス奏者Aさんなどは、この作曲家のマニアであり以前家におじゃましたとき古今のCDがずら~と並んでいたのを思い出す。好きな人には本当にたまらない作曲家なのだろう。
この作曲家のマニアな人達の知識とこだわりは計り知れないものがあり、時として恐怖すら感じることもあるので、下手なことは語ることは出来ない!!
今度演奏する交響曲第9番も作曲当時物議を醸し出した作品である。ベートーヴェンの第九をはじめ大作曲家の第9番目の交響曲は大曲が多く、当時のソ連政府もショスタコーヴィチにもそれを期待していたらしい。ショスタコーヴィチはそれを裏切り小曲を作曲してしまい非難を浴びたあげく、第10番の交響曲で大曲を作曲して、その非難を受け流したというエピソードもあるらしい?
この第九交響曲は、山形響では指揮者の工藤俊幸氏が山形響定期デビューの時に取りあげて以来の演目となる。
さて本題。
と言うことで私はこの作曲家と格闘してきたわけだが、好きではないということが今は確定したので、お気に入りのCDというカテゴリーからはずれるかもしれない。人に薦められるままにムラヴィンスキーやザンデルリンク、チェリビダッケ、バーンスタインなど色々購入して聴いた。そのたびに暗い気持ちにさせられたのだが・・・・・。
一番「おどろおどろしい」気持ちにさせられて、嫌な気分に落ち込まされて、はたまた小太鼓という楽器から強制や恐怖を連想させられた演奏は、
コンドラシン&モスクワフィルの演奏だった。(写真)
コンドラシンという指揮者は結構好きな指揮者なのだが、この演奏は、「人に蔑まされ、暴力を振るわれ、傷口に塩を擦り込まれ」なんて事を想像させられる私にとって一番嫌な演奏なのだ。この演奏を聴いてから、「私にはショスタコーヴィチは合いません」と言えるようになった。全15曲からなる全集は5000円前後で手に入る。興味の有る方はどうぞ。どうなっても苦情は受けつけない!
あ、でも、第二セレクションにはときどき入ります、チェロソナタ、チェロ協奏曲など、チェロの扱いがうまいと感じます。
おぉ~?好みが合いますね。私もプロコフィエフは大好きな作曲家の一人です。ヴァイオリンやピアノの曲、交響曲などたまに聴きます。弦楽四重奏曲も2曲あって本当に良い曲です。数年の間にチャレンジしてみたいです。