らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

明日は、白鷹町文化交流センターAYu:Mへ!!

2016年12月16日 23時59分59秒 | 山形交響楽団
 年末にかけて、怒涛のコンサートスケジュールになっています。

 1回ごとの演奏会の余韻を楽しむ事は、もはや不可能です。演奏会後の打ち上げは楽しんでください!と言われることが、たまにありますが、プロのオーケストラでは、めったに打ち上げは行いません。演奏会自体が日常のことなのです。都内のオーケストラの猛者達は、演奏会(仕事)後に、同僚達と飲みによく行くという人もいますが、それは世の中のサラリーマンのおじさん達と同じです。

 1回ごとの演奏会を充実させるために、残された力を毎回出し切るのですから、だんだんこわくなる(疲れてくる)のは、当たり前ですが、体調管理もプロの奏者なら当然ケアするのもお仕事でしょう。

 さて、昨年度から事務局長が新しい方になり、彼の方針から色々な指揮者が、演奏会に登場するようになりました。私が入団した頃、定期演奏会以外は、ほぼ2~3人位の指揮者で、スケジュールが回っていたので、大変な改革だと思っています。

 なんども演奏してきた曲でも、違う指揮者だと違う演奏になるのは、クラシック音楽がお好きな方なら知っていることだと思います。

 ただ、山形響は、同じ曲を同じ指揮者でなんどもすり込むように演奏してきていますので、なかなか他の解釈について行くことが苦手なようです。いい意味でも悪い意味でもオーケストラの習慣(癖)が強いのでしょうね。

 新しい指揮者〜特に若い指揮者が一生懸命に勉強してきた事を、最初から否定することなく、謙虚にその解釈を一緒に楽しむような空気感になるのが望ましいのですが、空気感の変化というのは一番時間がかかるところかもしれませんね。

 明日は、白鷹町文化交流センターAYu:Mで、演奏会があります。白鷹町での演奏会があると年末だなぁ〜と思うほどオケの中では風物詩のようになっています。

 昨年度から演奏会・音楽鑑賞教室と共演をしてきた松村秀明さんが指揮台に登場します。

 是非!!雪の会場にお越しくださいませ!!頑張ります!!
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