らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

幸せを噛みしめる。

2015年02月27日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 常夏の関西~東海地方(雪の無い山形で5月頃の陽気・・・)の演奏旅行から山形に帰り、澄んだ空気を山形の駅のホームで感じた昨日。

 第10回庄内定期演奏会終了後・・・なんだかんだでリハーサルも行えなかった山形Qが本日から再開しました。

 庄内定期演奏会の2/1からほぼ2週間お休みだったので、疲れた!!とは言っていられないほどに、ウキウキしながら山形Qのリハーサルへ向かいました。

 疲れたからと言って、家で寝ているよりよほど疲れを癒してくれるクァルテットの曲の数々!!

 4/25に行われる第55回定期演奏会のプログラムを練習開始しました。14/15年度は、W.A.モ-ツァルトの曲を演奏する機会が多くて、楽しく充実した日々を送りました。そしてこの精密さ繊細さ(力強い所でも一定の抑制があります。BeethovenやBartokとは違いますもの)が、この団体を少しは成長させてくれたと実感しています。

 もとい今日のリハーサルの新鮮な事!G.フォーレとA.オネゲルの楽しさ!ったら、弾ける前からなんですけど幸せったらありゃしないのです。無尽蔵に拡がってゆく和音がとても魅力的でね、弾いてて笑いそうになります。以前なら誰かが落ちる、誰かが曲を理解してきていない、なぁ~んとなく人につけてゆくなど散見されてたのに、初回合わせから・・大げさですけど音程が合って無かろうが、リズムが狂おうが、音楽が出来てゆく感じがするのです。無駄話もほぼせずに通すだけなのに・・・なんだか不思議な気分。

 クァルテットをやりた~い!という私の夢を実現させてくれた他の3人の仲間達にこの場を借りて、心から感謝を申し上げたいです。今ではクァルテット活動が彼らの夢にもなっているらしいです(人の気持ちは分かりません)。私が一番年上なので(一番離れている茂木氏が10歳下)、私が一番最初に引退するでしょう。あと何年弾き続けているか分かりませんが、さらに濃い活動を体験できたらなぁと抱負を語っておきます。

 帰宅後、1週間ぶりに温泉へ。湯船につかり、今この世からいなくなっても悔いはあまりなさそうだなんて、幸せを噛みしめていましたとさ・・・・・。

 Viva! クァルテット!

 
コメント
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