らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

歌に生き 恋に生き

2011年08月27日 23時59分45秒 | 山形交響楽団
 本日は、大江町ふれあい会館にて山形響コンサート「ふるさとに響く 山響とオペラの調べ」が行われました。

 山形声楽研究会改め「山形オペラ研究会」の皆様と我が町~大江町でコンサートが開催できた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

 大江町が文化にもっと目を向けようと新しく作った~大江町教育文化振興基金?のおかげで、この演奏会が開催されました。客席もほぼ満員で、毎度ながら温かい雰囲気の中、演奏会が出来ました。

 私達夫婦も演奏会冒頭、大江町在住ということで紹介されましたが、何といっても今日の主役は、我が町のソプラノ歌手~佐藤美喜子さんでした。彼女が歌ったG.プッチーニ(1858~1924)のオペラ「トスカ」の有名なアリア「歌に生き 恋に生き」は、本当に心打つ名曲です。私が、オペラ作曲家の中で、このG.プッチーニに心ひかれるのは、何故だろうと思い返してみると・・・・。

 私の母は若い頃、歌手だったこともあって、幼い頃によく自分でピアノを弾きながら、この曲を歌っていました。そして、5人兄弟の中でもたぶん私だけ(幼い頃の記憶なので定かではありません)、手を引かれてよくオペラを見に連れて行かれた記憶があります。子供の頃は、本当に何時間も静かにするだけ苦痛でしたが、今になってみると私のオペラ好きはその頃に植え付けられたモノかも知れません。

 町長さんや教育長さんを始め、大江町の方々が、沢山御来場して頂けたのは、嬉しい気持ちでいっぱいです。お手伝いして下さった町の職員の方々にも感謝します。東京からエキストラで参加して頂いたAさんから「倉田君は幸せだなぁ~!こんな良い町に住めているなんて!羨ましいよ!」と言ってもらいました。少々、自分の選択が間違っていなかったことを再確認できました。まったくそのとおりって。

 演奏者もお客さまも大江町民の「地産地消コンサート」のようでした。もちろん町外から来られた人も沢山いると思いますが、今日は大江町で本格的な演奏会が持てた事を素直に喜びたいと思っています。
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