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らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

男達の熱き思い 続編

2009年03月05日 23時46分15秒 | 大江町
 ずいぶん前に書いた記事の続編なので、まずは下記の記事をお読みください。
男達の熱き思い

 期日もどんどん近づいてくる中、話が具体的になってきました。

 チラシが出来たので・・・。
     

 このイベントを企画したある役員の方が、「最近の若い子達が、俺この街たぶん住まないだろうし、どうでもいいんだよね」と聞くと悲しくなるとおっしゃっていました。

 確かに人口減・高齢化・街が閑散などの問題は多々あります。

 例えば
 古い家=田舎・ぼろい
 融雪の道路=道が狭い・田舎
 板塀=田舎・古い

 と若者はイメージするのかもしれません。

 この中央通り商店街の立ち上がったゴレンジャー(役員は5人らしいです)は、

 何もしないで、若者も出て行く衰退していく町で良いのか?と疑問を持ち、

 何もやらないより、何かして、何かにつながれば良いと

 ボランティア精神で活動しています。

 各々が自分の店の業務が忙しい中、自分の店だけが儲かれば良いという考えではなくて、街の活性化~交流人口の増加~などのために一生懸命になっています。

 若者が誇れる故郷へ。そこに住む人が楽しい街へ。

 板塀プロジェクトが進んでいる事による、商店同士の交流や街の景観という意味では少しずつ効果が出ているようです。
     

 私のイメージもだいぶ変わりました。

 古い家=情緒がある
 融雪の道路=雪の時は歩きやすい
 板塀=温かい街並

 大江町に引っ越してきた数年前より、街の風景と空気感がとても良いのです。

 たった1回のイベントという花火を打ち上げたところで何が変わるのでしょう!

 と言わないでください。

 彼らは次なる夢や目標があって、やっていることだと推測されます。

 もしかしたら毎年のようにこの年度末に交流人口が増えるかもしれません。

 次なる展開が待ち受けていることを祈っています。

 で!

 山形Qは、このイベントの中で演奏会をします。

 私がこの大江町に住んでいるという事もあるですが、私はこういう熱い思いがある街おこしイベントが、とても好きです。

 ただ演奏して帰るだけではなく、この熱い思いを満足させるような演奏が出来て、地域の皆様と音楽の時間を共有して笑顔で帰ってもらう事が出来たらこんなに幸せなことはありません。演奏家冥利です。

 頑張ります。演奏会は無料ですが整理券が必要です。
 
コメント
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