らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

2005年06月10日 22時25分26秒 | ヴィオラ
 1996年6月7日にヴィオラの師であるU.コッホ先生が亡くなって、今年で9年になる。氏の演奏を初めて聴いてヴァイオリンからヴィオラに完全に移る事を決め、行っていた大学を中退し、氏が教えていた音大を受験した。そして亡くなるまで6年間弱師事することが出来た。今思うと、先生との出会いが無ければ、全く違う道へ行っていたかも知れないし、楽器以外でも大変自分の人生において影響を受けたと言える。たまに先生に受けたレッスンの事を思い出すとよく怒られたことや殴られたことなどがまず思い出されるが、大変厳しくしてもらったことが自分に対する愛情だったと、生徒を持つ身になって気づかされる。お墓参りなど不義理にしている自分が少し恥ずかしいが、東京に行くおりにはまた会いに行きたい。
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