舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

鹿男あをによし

2008-01-17 22:55:14 | 徒然話
私の母マミちゃんはトナカイ女です。
カエルの母がトナカイってのは複雑な話ですが、事実だからしょうがない。

ちなみにトナカイにはトナカイ仲間が分かるらしい。
母にいわせれば、爆笑問題の太田さんとフジテレビの朝の顔でおなじみ小倉智昭さんもトナカイの気配がするそうです。

なんでそんなことが分かるんでしょうねえ。私は長年カエルをやってるけど、「かえる友の会」仲間の皆さんは別として、人間界のカエル仲間はなかなか分かりません。
やはりカエルは個人主義だからでしょうか。その点、トナカイはプレゼント配達作業とかを何頭かでチームになってやってるから、カエルよりは協調性が高いのかもしれませんね。

そんなトナカイの親戚筋にあたるのが鹿の皆さんです。
マミちゃんも他人事という気がしないそうな。
というわけで先ほど、今日から始まった新ドラマ『鹿男あをによし』を観ました。

主演は玉木宏さんです。若手俳優の中ではなかなかうまい方ですね。
特に今回の役のように、「自分はちっともそんなつもりじゃないのに周りから見ると結構可笑しな(可怪しな?)人」を演じると素晴らしいです。

こたびの役を演じるにあたって、玉木さんは5~6kgの減量に成功したそうです!!
すご~い。もともと太ってはいなかったのにねえ。どこを減らしたんでしょう。
でも個人的には元の体型の玉木さんの方がいいな(笑)。特に顔の輪郭とか。

でも彼がこの痩せ顔になったのには理由がありました。
今回玉木さんが演じる主人公ときたら、プチ不幸が重なりまくった人生を送るうちに神経衰弱気味な人なのです。

そういうプチ不幸の一環が原因で職場から体よく追い出され、ついでに嫌な男に彼女を盗られ、這々の態で奈良の女子高に赴任することになった主人公(もちろんその道中も、子供にアイスぶっかけられる、電車の席ではデブ二人に挟まれる、自分の直前で弁当が売り切れるなどプチ不幸満載)。

本当に玉木宏顔の男性教師がやってきたら一般の女子高生ならさぞモテるだろうと思いますが、彼のクラスの女子高生たちは何やら厭世的で手に負えない感じです。
なんだかもう、沢尻だか沼尻だかいう若手女優なみのふてくされ方です(ってあれはあのヘンな格好をさせられたせいなんじゃ)。だって一番手におえない女子がしっかり「別に」って言ってましたもん。

そんなプチ不幸漬けにされてとぼとぼ歩く玉木さんをじっと見つめる一頭の鹿
あきらかにストーカー並みの視線の熱さです。
しかし、まさか鹿に見つめられているとは思いもよらない玉木さんは、まるっきり気づかずに通り過ぎるばかりです。

で、今回のドラマの大部分はこの状況に費やされました。
そう、このドラマ、どうやらおもいっきし展開が遅いようです。

これは我々にとって由々しき問題だな。
アメリカのドラマをこよなく愛する我々にとって、しばしば日本のドラマは展開が遅すぎます。
マミちゃんなど鹿の登場シーンで無聊を慰めつつ見ていても、どうしても途中で寝てしまうようです。

たぶんこの原作は一冊の小説ですから、いくら面白い作品でも1クール分に引き延ばすと一話あたりがスカスカした状態になっちゃうんじゃないかね。
それでも初回くらいはもう少しスピーディーな展開にしておいた方が今後視聴者を引き付けられるような気がするのですが。
かといって『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のようにたんなる原作のダイジェストになっちゃってもよくないし、難しいところですよね。

とはいえ玉木さんの演技は良かったし、鹿がふんだんに出てくる貴重なドラマなので、2話以降も頑張って見てみようと思います。

冬用かえるさん

2008-01-16 23:26:29 | カエル偏愛
外のかえるたちは今頃冬眠のまっただなかです。
落ち葉の下にもぐったり小さな穴を掘って入ったりして、目に薄い膜を張り、ちょっとやそっとじゃ起きない態勢でしっかり眠っているそうです。
妄想しただけで萌えまくります。でもあの子たちの安眠を妨げてはいけないので、一年中元気いっぱいな我が家のカエルたちと戯れて冬を過ごしています。

そしてこのたび、心強い冬向けのカエルたちが仲間に加わりました♪

まずはディズニーシーにも連れていったケロタンマークのコートです。
実はこれは私のオリジナルで、シンプルな既製品のコートにダイカットのケロタンワッペンをくっつけて製作しました。

このワッペンはアイロンで貼れるようになっているのですが、コートの素材が心配だったので縫い付けることにし、複雑な体型を縫い付ける上にケロタンに痛い思いをさせないように気を遣いながら縫ったため、針仕事に慣れない身にはけっこう大変でした。
でもこれで長年の念願だったカエルコートをゲットでき、大変だった甲斐がありましたね♪

そして昨日、コートと合わせればコーディネイト完璧な究極の冬カエルグッズをいただきましたっ。
なんとカエルフェイス型みみあてなのです!!!

いや~、ミッキーみみあては見たことあるけど、カエル型は初めてです。レアです~!!!
しかもふっくら立体的で可愛いのなんの。ニッコリ顔がたまりません。
こういうグッズはえてして子供用で私の図体に合わないものも多いんですが、このみみあては伸縮自在で私の巨大な頭でも無問題なのです。ありがたや!!
装着するとしっかり暖かく、周りの音もちゃんと聞こえるし、みみあてとしても優秀です。

これをもってひととおり冬のカエラーセットが出来上がりましたので、この二つを装着した上にカエルのニットキャップを被り、カエルのミトンを嵌めて、カエルの手型マフラーを巻いて冬支度は完璧です。

せっかくだからぜひこの悶絶フル装備で出かけたいものですね。
カモ~ン、寒波!!!(←滅多なこというな)

石焼ビビンバ・みや御苑

2008-01-15 23:48:13 | 美食礼讃
宇都宮市のトイザらスの近くにあるお気に入りのビビンバ店「みや御苑」が、少し前に改装されました。
そしてありがたいことに改装を機に昼休みが撤廃され、5時半までランチが食べられるようになりました♪
中途半端な時間に食事することの多い我が家にとって、ファミレス以外の選択肢が広がるのはほんとにうれしいです。
この「みや御苑」も今までは昼休みや定休日にぶちあたって行けないことが多かったですからね。


みや御苑のランチはたくさんの種類から選べるビビンバをメインに、ドリンク、サラダ、スープ、デザートがつくお得なセットです。
しかもビビンバにはお好みでキムチがトッピングできるのです!!!ありがた~~い。
我々は通常のランチセットに加え、このトッピングと「ナムルの盛り合わせ」を追加します。

焼肉や韓国料理のお店で必ず頼むのがこのナムル盛り合わせです。
ビビンバにも入っているんですが、ナムルはだいたいそのお店の味を最も端的にあらわしていますので、ぜひとも単品で味わいたいところです。
ナムルが美味しいとあとの料理にも期待が持てますし、それが裏切られることはまずないといえましょう。

「みや御苑」のナムルはしっとりで優しい味が特徴です。味付けも濃すぎないし、酸味や辛味も控えめ。
そしてビビンバもこのナムルから想像できるとおりに、ご飯はしっとりめで元の味はあまりしっかり付けられていません。
ご飯がしっとりしててもさほどベチョッとした感じがしないのは、雑穀米を使っているからかもしれません。
もっともマミちゃんはパラッとしたビビンバの方が好きなので、敢えて持ち帰って水分が飛んだ頃合いに食べたりしています。

味付けが薄くされているのは、各人が好きなように味を付けられるようにするためです。
したがって卓上にはビビンバのたれ・コチュジャン・マヨネーズが備え付けられています。

ときおり自分の腕に変な自信を持っており、客が勝手に調味料をかけて味を変えるのを嫌がる料理人がいますが、あれははっきりいって勘違いです。プロじゃないですね。
だって味覚は個人個人違うんだもの。そりゃ、寿司にケチャップかけられたりしたらちょっと困りますが、濃い薄いの好みなんてのは料理の出来とは関係なく千差万別だからね。「この味はすべての人にとって美味しい」というのはありえないわけです。
だからそういう押しつけがましい料理人の作ったものにかぎってたいして美味しくなかったりするんだよなあ(笑)。これはすべての業界のプロに共通する現象なんじゃないかという気がします。

幸い、このお店ではそんなことを気にしなくてよく、安心して好みの味に仕上げることができます。
私はまずビビンバのたれを石の器の内側にグルッと一周かけ、それによってご飯を香ばしく焦がします。
卵黄をユッケと混ぜ合わせてから全体をかき混ぜにかかり、だいたい混ざったところでほかの調味料も投入。
卓上のコチュジャン(ここのは優しい味なので結構タップリいきます)とマヨネーズに加え、お願いすればおろしニンニクもいただけます。

ビビンバにマヨネーズというのは私もここで初めて体験したのですが、コクが加わってなかなかいけます。
ただ、かけ過ぎるとネチョッとしてしまうので、特にマヨラーでない限りは加減しながらかけるのがポイントです。

こまめに味見しながら必要に応じて調味料を足しつつ、余計な水分を飛ばすべくしっかりかき混ぜ続けます。
このお店は予めスプーンを二つ用意しておいてくれるのがありがたいですね。

十分に混ざったら、私は猫舌なので小皿に取っていただきます。
この頃には既にご飯がケチャップライスのような色になっています。でもここのキムチもコチュジャンも色の割に辛さは優しいですから、見た目ほどは辛くありません。
ユッケにいい感じに熱が通って、野菜もたっぷり食べられて、とても美味しいビビンバです。

食後の〆は冷たい杏仁豆腐です。これもいくつかの味から選ぶことができます。
うちはだいたい、マンゴーソースがけか小豆入りの抹茶杏仁をいただきます。
ビビンバをたっぷり食べた後なので、デザートはこのくらいの量で丁度良いですね。

ケータイの話

2008-01-14 23:25:09 | 徒然話
マミちゃんともども携帯電話を買い替えようとドコモショップに行ってみたら、なんと希望の機種が全色売り切れで入荷も未定でした。なんてこっちゃ。
我輩の辞書に「妥協」の文字はありませんので、「この機種ならあるんですけど...」などと言いさすお姉さんを尻目にさっさと退散しました。

その後ありったけのお店に電話しまくったのですが、どこもおんなじ返事でした。いったいどんだけ人気なんだ。
いちおう物産展に行ったついでに東武の5階のモバイルショップで予約したけど、まっ、ちかごろ充電の保たないマミちゃんはともかく、私は今更急がなくたっていいのです。
だって今の機種にしてかれこれ4年ですもの。

私が使っているのはD506i、これを聞けばドコモユーザーの方にはおわかりのことと思いますが、とうの昔に生産中止になったmovaです
未だにお財布ケータイもデコメールも使えない上、着うたではなくメロディーのみなのでパニパニパーティーがダウンロードできないのです...!!!(←私にとってこれが最も死活問題)

最近movaユーザーが絶滅危惧種になりつつあり、来るメールがすべていちいちiモードに接続しないと見られません。
皆さんFOMAを駆使した色文字や動く絵文字(しかもカエル)をたくさん入れた可愛いメールを送ってくださるというのに、私から行くメールは標準文字と動かない絵文字(一色遣い)のみのレトロすぎる代物で、どんどんナウなヤングから遠ざかり続けている気配がします(←だからナウなヤングとか言ってる時点で)。

こんなにも機種の買い換えをしなかったのは、欧米で今盛んに使われているブラックベリーという端末に惚れ抜いてしまい、F1の偉い人がこれと普通の携帯と2台持ってるけどブラックベリーばっかり使っているという話を聞いてよけい愛をかきたてられている間に買い換えの時機を逃し続けて今に至るわけです。
なのにいつまで待ってもブラックベリーはおろかiPhoneすらも発売されない様子。このままではパニパニパーティーの主題歌もゲットできないうちにコンバットの放映が終わってしまいそうなので、いよいよ重い腰を上げたのです。


私はもともと携帯をめったに買い替えない人間です。最新機種を買ってはアンティークになるまで使い倒すという人生を送ってきました。

私の携帯第一号は記念すべきiモード第一弾でした。
画面は白黒だし着メロは自分で打ち込む方式の単音でしたが、メールの送受信ができるというのは当時とても画期的でした。
これがヲタクな私にピッタリで愛用しまくっているうちに、巷の携帯はカラーになり、ハモる着メロも登場し、携帯ゲームなんてのも出て参りました。

機械に異様な愛着を持ってしまう(「銀色の恋人」の記事参照)私にはとても機種を買い替えることなどできず、よいのだ、私は白黒iモードとともに殉じるのだ!!などと熱く思っておりました。

しかし、そんな私と白黒携帯の間に悲劇が起きてしまったのです。
なんと携帯を水の中に落っことしてしまったのです。
タイミングがこれまた最悪で、新機種が発売される直前のことだったため、泣く泣く微妙に古い機種に買い替えました。

出会いは微妙だった二代目相棒でしたが、ボディが緑色だったことが幸いしてか、やはり長い付き合いになりました。
画面がカラーになったのも着メロが和音を奏でるようになったのも嬉しかったですね。

そんな風に一台の携帯と長い付き合いをしている娘をさしおいて、うちの母マミちゃんは飽きっぽい上に新し物好きの性格を反映し、ろくに機能を活用できないくせに新機種に取り替えまくっていました。
そのときもただただ「着メロの音質がいい」という極めて単純な理由のみで新機種をゲット。私がやっと買い替えたばかりというのに、さっさとさらに新しい機種に買い替えやがりました。

しかしあんのじょう機能を活用できず、新機種のくせにiモード第一世代で事足りるような使い方しかしていない母に業を煮やし、私が母の携帯のゲームで遊ぶようになりました。

そしたら入っていたのです。禁断のゲーム、「どこでもチョコボ」が。

私はもともとスクウェアの「チョコボの不思議なダンジョン」シリーズが大好きで、制作者の意図を無視した遊び方(=強敵を倒すことも先の階層に進むこともせず、ダンジョン内のアイテムを売りさばいてひたすら財を成した)ながらそうとうハマってプレイした記憶がありますので、まったく同じ世界観の携帯ゲーム「どこでもチョコボ」にも当然の如くハマりました。

あっというまにクリアしてしまって禁断症状に苦しんでいた頃、新機種にはこのゲームの続編が入っているという聞き捨てならない情報を得て、「携帯は壊れるまで買い替えない」という信念をついに破棄して買い替えました。
つまりはすっかり携帯電話メーカーの思惑にはまった格好ですね。くそ~、やるなスクウェア。さすがだ。さすがゲームの端々の重要箇所にやたらカエルを登場させるだけのことはある。
(注:これは真実です。「不思議なダンジョン」にはチョコボが一定期間カエルに変身する場面や敵をカエルに変身させるアイテムが登場する上、「どこチョコ」も要所要所に本物のカエルが登場します)

そのゲームも2~3回ばかしクリアし終え、買い換えから4年が経過しそうな現在、もうぼちぼち買い替えたいところです。
なのに欲しい機種はないし、パニパニパーティーは予告ばかりで全然やらなかったし、ちょっとついてない祭日でした。

初運転

2008-01-13 23:57:38 | 徒然話
免許を取って以来初めて自家用車を運転しました。

やれ暗いだのやれ雪が降ってるだのやれ道路が混んでるだのとぬかして逃げ続けていたんですが、いつまでもそうしているわけにもいかず、ついに宇都宮市の某スーパーの駐車場で運転してみました。
お世話になりました、かま○んさん。
あと、世話になっといて何も買わなくてすいません。あ、でも、ときおり利用させてもらってますし、今度必ず買いますから。
あんなに毎度毎度いちいち「レジ袋は利用されますか」と訊いてくれなけりゃもう少し気楽に利用できるんですけどねえ、か○しんさんも。

ともかく、その某スーパー(って今更伏せてもどうよ)の駐車場でマミちゃんと席を交換し、いよいよウチの愛車・Rさんの運転席に座りました。

しかし何より問題なのはウチのRさんがおっそろしく長いということです。
20万キロ以上を走破した先代のサファリ(1ナンバー←大型トラックと同じ)がいよいよダメになり、後継者として家にやってきたRさんは、背こそ低いものの積載スペースはかなり多く、そのため長さはサファリとたいして変わらない(あるいはむしろサファリより長い)のです!!

そんな車を運転するのは甚だ恐怖でありましたが、徐行厳守の駐車場の中だけのこと、さほどの問題はおこらないと踏んで、おそるおそる場内一周を始めました。

やってくる対向車や歩行者に始終「あんたも無鉄砲だねえ、私の前に出てくるなんてなんと命知らずな」とつぶやいてましたが、彼等はよもや目の前をよぎる車をそんな危険人物が運転しているとは露ほども知らないわけで、哀れな被害者というべきでしょう。かわいそうに。
って同情しとる場合じゃないよ。よく考えたら(←よく考えなくてもです)危険人物ってのは私のことじゃないの。ちっとは気をつけなさい。

内なるラナ天使とラナ悪魔じゃなくてラナ悪魔1とラナ悪魔2のボケツッコミを聞きながら(おそろしいねえ、おいらの中には悪魔しかいないんだよ、しかも1と2だけじゃなくてたぶん50くらいまでいるよ、キヒヒヒヒ←あっもう乗っ取られている)などとくだらぬこと極まりない重奏モノローグをかましつつ駐車場を一周して戻ってくると、できるだけ空いている=できるだけ被害者が少ないエリアを選んで車庫入れを練習しました。

実をいうと私、意外にも車庫入れは得意なのです。
これって「長崎皿うどん(※注:レトルト)が得意料理だ」といってるのと同じくらい怪しい「得意」ですが(そしてこれは本当に私の得意料理です)、確かにハンドルを切り出すタイミングや切り方はほかの教習項目よりうまくいっていたのです。

でもやっぱり実際の駐車場で、しかも教習者より長い車でやってみたら、教習所でできたようには行きませんでしたねえ。
周りが満車だったら両隣2台ずつくらいには危害を加えていたのは明らかですし、最初に思い描いたのとは違うスペースに停めちゃうし、ハンドルを逆方向に回すし、なかなか難しいです(その他人事的な態度が一番の問題では)。

そのうえ私、あんのじょうやらかしてしまいました。そう、アクセルとブレーキを間違えたのです。

私が「どうもしょっちゅう間違えちゃうんだよねえ」と度々のたまっていたのを、まさか冗談だろう、いくらなんでもそこまでの莫迦に免許は取らせないだろうと思っていた方は多かったことでしょう。マミちゃんもそうだったようです。

しかしあれは冗談でもなんでもなかったんだねえ。いるんですよそういう莫迦が。ここに。

車庫入れの途中、ギアをこまめにDとRとに入れ直しながらちょっとずつ向きを直しているうちに、何が何だかわからなくなっちゃったんでしょうね、ブレーキを踏むつもりで思いっきしアクセルをふかしてしまいました。
それも前に停まっていた車に向かって。

ほんとに私の反射神経がもう少し深刻だったら、とんでもない惨事になるところでした。
アクセルを思いっきし踏んだのだって、ブレーキ踏んでるはずなのに車が進み続けてるもんだから「アレ、おかしいな。踏み足りないかな」と思ったせいですからね。
踏み加減を疑う前に踏んでるペダルを疑えよ。なにせ前科があるんだから。

ほかにもハンドブレーキをかけたまま走行するなど、この私に無理強いして免許を取らせた張本人たるマミちゃんをして「こんな奴に免許を出すな」と言わしめるような運転っぷりでした。
ま、予測できたことではありますが。

どうも今安全運転のために最も有効なのは、私が運転しないことであるという神のお告げを聞いたような気がします。
こういう人間でも満点が取れる免許センターの学科試験というのもどうなのでしょう。問題の中に「ブレーキペダルは右である。○か×か」(配点10点)とかの問題を入れた方がいいんじゃないかと思います。


...え?教習所行きたてでそんなん間違えるのは私だけ???

あんみつ姫ふたたび

2008-01-12 23:50:13 | 美食礼讃
いよいよおそれていたアレが始まってしまいました、東武デパート2008年初の物産展「にっぽんの味と技」!!!

いやもう、初日から堪能しまくりですよ味と技を。
つーか現時点で4日連続通っています。ええい、こうなったらめざせコンプリート。

4日連続で通う原動力となっているのは何と言っても若松のあんみつです。
前回の物産展も若松目当てに皆勤賞したんですよね、実は。後日、愛が高じて銀座に馳せ参じ、本店にも顔を出しました。
残念ながらそのとき社長さんはお留守だったのですが、前回の物産展で通いつめたことも、お留守の時銀座にうかがったことも覚えていてくださいました。
蝶ネクタイがステキな江戸っ子の社長さんです。あんみつの美味しさもさることながら、社長さんの人柄もこのお店の魅力ですね。

私のお勧めはやっぱり「鹿の子あんみつ」で、一般的にあんみつといえば黒蜜ですが、私は必ず白蜜をいただきます。
ここのあんみつは餡も寒天もトッピングもすこぶる美味しいので、シンプルな白蜜の方がそれらの素材の味をより楽しめるように思います。

そして「よもぎ団子」も美味しいですね。これは小さな容器に入っていて、ほかのお店で買ったお弁当のデザートにもできるし、時間のないときもこれだけいただけば満足します。
お団子と餡の量のバランスが絶妙なんですな。よもぎの風味も上品なので、私みたいに辛いものの助けを借りながらでないと甘いものが食べられない人間にとっても食べやすいです。

洋菓子はというと、イベントプラザ入口(友の会の前)で出店しているロールケーキ&シュークリームも美味しかったです。
すごく並ぶので買いだめしたいのだけれど、当日中しか保たないのが問題ではありますが。まあ、一日二日は結構大丈夫なもんです(笑)。

マミちゃんが海鮮弁当を買っているのを尻目に、私は「鳥つね」の親子丼を買います。
鳥肉はほとんど食さない私ですが親子丼だけは好きなので、癖が無く美味しい肉に限り食べられます。こちらの親子丼はあっさりめのタレなのに、鳥肉の臭みはまったく感じられず、美味しくいただけます。
ただ注文がきてから作ってくれるので、最短でも5分ちょっとはかかるらしく、親子丼を買って帰りたい場合、物産展に着いたらまずここに行った方がいい模様です。

マミちゃんは海鮮弁当をいたく気に入っているようですよ。
今回のお店はとても美味しいのに、なぜかあまり混んでいないのが不思議だそうです。海鮮ものの好きな方、是非行ってあげてください。私は残念ながら魚介類があまり身体に合わなくて、ひとり分の海鮮弁当を食べるのはおそらく無理なので、試してみられないのですが....。

鳥つねの隣にある天むすも良かったです。
時代劇の旅人ふうに包まれたパッケージも可愛いし、5つ入っている天むすは食べやすい一口サイズで、量的にも手頃です。箸休め(って天むすにお箸は使わないからこの表現が適切かどうか分かりませんが)も嬉しいですし。


と食い意地に取り憑かれた話ばかりしてきましたが、もちろん(意外にも???)食べ物ばっかり見ているわけではありません。
工芸品のお店の中に北海道から来た木彫りものを扱うお店がありまして、そこに悩殺のカエルたちがたくさんいたのです...!!!
食い意地じゃないとなるとカエル。つくづく煩悩に衝き動かされている奴です。

私がカエルたちの前にしゃがみこんで彼らの頭や顎や頬や背中やお尻を撫で回しまくっていると、そのあまりにもただならぬ変態的な寵愛っぷりが目に留まったらしく、お店の人ばかりでなく通りすがりのお客さんまで「よほどカエルが好きなのねえ」とおっしゃってました。

どの子もまるまるしてて可愛くて、その子たちを見ているうちに更なる欲がわき、「あるもの」をリクエストして作っていただこうかと思っております。
この物産展に来るお店はもともと一点ずつ手作りしているところが多く、そういうお店は快く特注に応じてくださることもしばしばで、以前も京都から来たお店にお願いしてカエルの判子を作っていただいたものです。
ま、あまり大物は予算的に頼めないので、ごく小さなものですが。

というわけで、その打ち合わせのために明日もまた物産展に行きます。
とかいいつつ食べ物もしっかり買うんだろうな。どっちが本命なのやら。

斉藤さん

2008-01-10 23:40:24 | 徒然話
観月ありささん主演の新ドラマ『斉藤さん』が昨日から始まりました。
私はたまたまこれを見て、そして、一発で斉藤さんに惚れました。

「斉藤さん」は30歳の主婦でとにかく正義感が強く、ゴミの出し方、マナーのおかしな高校生、危ない歩き煙草などの悪や不正があれば声を上げてこれを糺さずにはいられない女性です。

自分で許せないと思うものをそのままにはしておくまいという決意の強いこと、ほとんどアメリカ人のようです。
まあアメリカ人がみんなそうではないですが、私は何度も何度も「許せないことに対し断固として抗議しているアメリカ人」をハワイで見ているのでそういう印象が強いです。たいてい白人の方ですね。

そういうアメリカ人の皆さんもこの斉藤さんも、黙ってやり過ごした方が簡単にスルーしてしまえるようなシチュエーションであっても、過ちを過ちのままにしておくことがどうしても許せないのです。

第一話を見る限り、斉藤さんの怒りはもっともだと思う部分も多い一方で、押し付けがましく感じられることも少なくなく、またそこで他人にまで自分の意見を押しつけない方がいいのでは?と思うところもしばしばでした。

しかしそんなことはおかまいなしに私は斉藤さんに惚れました。理想の女性といってもいい。
それは斉藤さんの行動ではなく、彼女の心意気ゆえです。
正義感だけでなく生き方のすべてにおいて、斉藤さんには揺るがぬ自分の意志というものがあります。そして他者がどうあれ、自分はあくまでもそれを貫く人なのです。

たとえば不正を糺そうとしたときに政治家の名前をちらつかされても、「それと何の関係があるの?」と一蹴。政治家の名前を聞いてどれだけほかの人間が口をつぐもうと、たとえ一人だけになっても一度出した意見は曲げないのです。

こういう生き方をしていると日本の社会ではしばしば爪弾き者にされ、孤立無援になります。
もちろん斉藤さんも息子の通う幼稚園のお母さん連中から仲間はずれにされて、彼女たちの食事会にもただ一人斉藤さんだけは一緒に呼ばれません。

そういう状況ですから、お母さんグループに入っている人々は口々に「斉藤さんは新参者のお母さんに取り入って仲間にしようとしている」などと好き勝手なことを言っていますが、あんたらどれだけ莫迦なんですか。斉藤さんがそんなことしたがるわけないでしょう。
自分が莫迦だからといって、他人も同じような莫迦と思っちゃいけません。

斉藤さんは「不本意ながらひとりぼっちでいる」わけじゃない、好きこのんでそうしているだけです。あるいは、特につるみたい相手がいないからつるんでないというだけのこと。
そしてこれこそ私が斉藤さんに惚れた一番の理由です。

たまたま気の合った仲間と親しく付き合うのは、とてもいいことだと思います。
しかし「自分に仲間がいない」という状況をおそれて大して気の合わない相手のご機嫌を伺い、媚びへつらい、自分の意見を殺してまで付き合う仲間は本当に「仲間」といえるんでしょうか。

それが趣味のサークルとかなら共通の話題などから気の合う仲間も自然と出てくるかもしれません。しかし近所付き合いや保護者の集まり、学校のクラスメイト(そもそも私はクラスメイトという言葉を好まない、なぜなら彼らはたまたま同じ教室に振り分けられただけであってそれは「メイト」ではないから)のような無作為に集まった人間同士では、必ずしも気の合う人が見つかるとは限らないでしょう。
そういう時、必死になって仲間を作って相手のことをたいして知りもしないのに友達呼ばわりしたりするのはおそろしく不自然なことのように思えます。

私は高校も大学も地元でないところに行きましたので、初対面のたまたま隣り合った者同士がいきなり親しく声を掛け合い、なんとかして仲間を作ろうとする人々を何度も見てきました。
そういう人々の群れに私は加わらなかったので、しぜん入学から数カ月後にはほかの人々がみなグループを作っている中、一人でいることが多くなりました。

すると不思議なことを聞いてくる人がいる、「ラナちゃんはどうしていつも一人でいるの?」と。
一人でいるのに理由が要るのでしょうか。それを言ったらほかの人たちが必死になって群れたがる理由こそ私には謎なのだけれど、私にとってはその時読んでいる本の続きの方がよほど直裁に知りたい情報だったので、深く追求することはしませんでした。

そんな学生生活を送っていても1年の終わりには気の合う人が見つかってきます。特別友達を探す努力をしなくても、本当に必要な仲間なら必ずお互いに引き合うようにして見つかるものです。
そういう仲間の作り方だから、私が友達と呼ぶ人はごく少ないけれど、みんな私のような偏屈者と付き合ってくれる奇特な...いえ、人間のできた人ばかりで、そういう人たちがいてくれればそれで十分だと思っています。


だから斉藤さんのような人に対しては私自身とても共感できる部分があり、どうせなら斉藤さんくらいその生き様を徹頭徹尾貫きたいものです。
まあ、いくら正義でもあまり他人にまで押しつけるとあのドラマのように問題も起きてきますから、せめて自分の中でだけはしっかり揺るがぬ矜持を持っていたいですね。

ディズニーリゾート年末年始 (8)

2008-01-09 23:07:08 | Disney (パーク、映画&テレビ)
いよいよ今回をもって最終回のディズニーリゾートレポートを書こうとしていた矢先、なんと東京ディズニーランドで事故が起きてしまいました。
事故があったのは常設昼パレードで、山車の一つの装飾が折損して落っこちたようです。写真の断片から想像するに、私の好きなバズ・ライトイヤーの山車の、リトルグリーンメンたちが乗ってグルグル回っていた装置ではないかと思います。
公式見解では怪我人などは出なかったとのこと。ともあれよかったです。しかし、ランドのパレードは昼夜とも中止になってしまいました。まあ、きちんと安全が確認されてから安心して見た方がいいですものね。


深夜までランドにくり出したつわものどもが夢のあと、我々は元日26時間営業をどうにかサヴァイヴし、1月2日の朝をホテルで迎えました。
迎えたっつってももちろんもう日の出は見ません(笑)。遅くまで起きてい過ぎてうっかり日の出を迎えてしまうことはあっても、早起きして見たことはないですねえ。しかもこの日は連日の睡眠不足のせいですっかり朝寝してしまいました。

正午に部屋をチェックアウトし、最後の名残を惜しむべくシーが一望できるレストランでランチしました。
カウントダウンでもお世話になったオチェーアノです。昼ショーの時間に合わせて行ったため、ショー前にボートで海を回る着物姿のキャラクターたちも見ることができました。

テラスが開放されるのはメインのショーが始まってからです。我々も今日ばかりは外に出て、カエルさんの勇姿を確かめました。
あああ、最終日まで変わらず凛々しいカエルさん!!!テラスから身を乗り出しながら私はまたもや涙が止まらなくなりました。隣にいたアベック(だからいつの死語だ)もさぞ不審に思ったことでしょう。

感涙にむせびながらカエルさんに喝采を送り、デザートブッフェをしこたま頂いていたら、ランチというより夕方になってしまいました。
そこで今回の滞在のとどめとしてディズニーリゾート内のショッピングセンター「イクスピアリ」に行ってくることにしました。

ディズニー世界から久々に現実世界へ戻り、靴屋の卑弥呼などを覗いていると、竜宮城から戻った浦島太郎のような心地です。
尤も、私はどうも普段から現実世界との折り合いが悪く、しょっちゅう浦島太郎の心境を味わっていますがね。

そんな現実感の稀薄な私をさらにトリップさせるお店がイクスピアリにありました。
その名も「レインフォレスト・カフェ」です。

店に近づいた瞬間に私の理性は一発でお空の彼方にふっ飛びました。
なんたってレストランのメニュー看板の上から画像の巨大カエルさんが顔を出していたのです...!!!!!

も、も、萌え~~~~~。
その奥に設置された福引きブースにあるカエル柄紙袋を見るに至って、私の萌えは最高潮に達しました。
どうもこの「レインフォレスト・カフェ」はレストランに雑貨屋さんが併設されたお店のようです。
お店に足を踏み入れて分かったことには、あの看板の上のカエルさんはこのお店のイメージキャラクターで、その名をチャチャというそうです。
淀どの...。ちがいます。その茶々じゃありません。ついでにいうと赤ずきんとも無関係です。

私はまさしく糸の切れた凧となり、チャチャのグッズをはじめ店内に夥しく存在するカエルグッズを片っ端から回収しました。
そのため店頭でやっていた福引きもさせてもらえることとなり引いてみると、またまたチャチャのグッズが当たりました。
おお、今年最初に見たキャラクターがディズニーシーのカエルさんだっただけあって、2008年はカエル当たり年になりそうな予感!!!
こいつは正月から縁起がいいや~。

カエルグッズを漁って気付いたんですが、私はやはりカエルに餓えていたようですね。
ディズニーの唯一の問題点、それは地位の確立されたカエルキャラがいないことだと改めて感じました。
シーのカエルさんのグッズなど皆無ですし、スーパードゥーパー・ジャンピンタイムの子たちのグッズはようやく出てきましたが、それでも彼らはディズニー作品のキャラクターではないからどうしても単独グッズが少なく、偏愛者を満足させてくれるほど充実してはいません。

しかし、これらのショーにカエルたちが台頭してきて活躍の場を広げつつある今、これからの展望はかなり明るいといえましょう。
最新作『ルイスと未来泥棒』に出てくるスウィング・バンドのカエルたちや、将来公開されるというアニメ作品『フロッグ・プリンセス』(←どんなキャラが出てくるか不明だがこの魅惑的な名前には興奮を禁じ得ない)に期待をかけるっきゃないですね。
彼らに頑張ってもらい、ぜひディズニーにおけるカエルの地位を確立していただきたい。そのためなら私はいくらでも応援します。
21世紀に世に出たスティッチがあれほどの人気を得られるんだから、カエルだって出世できる可能性は十分なはず!!!

がんばれ我が子たち。でも、これ以上ディズニーで泣くシチュエーションが増えるのも困るぞ(笑)。

ディズニーリゾート年末年始 (7)

2008-01-08 00:47:25 | Disney (パーク、映画&テレビ)
ランドから戻って部屋でひと休みしていたら、いきなりテレビにミッキーたち主要キャラクター勢揃いで登場してぶったまげました。
どうも25周年のプロモーションだったようですね。

今回の滞在中部屋でテレビを見る機会などほとんどなかったのに、つけるたびに偶然衝撃の映像に出くわしました。
一番ぶったまげたのは紅白に早乙女太一君が出ていた時です。
カウントダウンディナー前に着替えるため、ほんとにごくわずか部屋に戻っていた間の数分間によりによって早乙女君が出演し、「夜桜お七」を舞っていたのです。
年の瀬にあの美しすぎる舞を見られてラッキーでしたなあ。今年の厄がすべて削ぎ落とされてゆく心地がしました。煩悩の固まりにはなりますが

夕食は昨日のカウントダウンディナーと同じオチェーアノ、偶然夜の水上ショーの時刻と被ったので若干混んでました。
オチェーアノ利用客は昼夜のショー時にテラスに出て鑑賞することができるので、これ目当てにショーの時間にぶつけて利用する人が多いみたいです。

料理の内容は昨日とかなり似てました。さすがに昨日の方が品数が多かったですが。でも、今日なんて特に2連泊する人が多いのですから(予約センターで予約する場合大晦日と元日の2連泊でしか取れないことになっている)、もう少し内容を替えた方がいいと思います。

食事の途中で夜のショー・キリンショー(※だからブラヴィッシーモだってば)が始まりました。
なにゆえこのショーがキリンショーなぞという地方の動物園で行われそうな愛称になってしまったのか。それはひとえに私の初見時の事情によります。

私が初めてこのショーを見たのは従兄の結婚式の日だったのですが、何も知らずてきとうに空いてる鑑賞場所を選んでしまったので、あの火の玉を吹く鉄骨の生物(※だーかーらー火の精だってば)を真横から見る形になり、すると翼というか横に広げられる鉄骨部分がまったく見えず、キリンが火の玉吹いてるようにしか見えなかったのです。

そのあと写真やホテルの窓から謎のキリンの全貌を見て、自分の激しい思い違いに気付くことと相成ったわけですが、どうしても初めて見たときの印象というのは人間、なかなか消えないものです。
ゆえに私は未だにあの生物をキリンと呼んで憚りません。
だからキリン的な角度から見たわけでないマミちゃんまであれはキリンショーということで呼称が定着してしまいました。
ちなみに水の精の方はプリティサミーと呼んでいます。
えー、プリティサミーというのはですね、あまりにマニアックなんで知る方はかなり少ないと思いますが、まさにこの水の精と同じ髪型をした魔法少女です。別名、砂沙美ちゃん。
しかもプリティサミーの髪の色は水色だから、私の印象の中でまるっきし水の精と被ってます。

そのキリン&プリティサミーショー(あああ、どんどん実像と乖離してゆく)が終わった頃ちょうど我々の食事も終わり、最後のとどめにシーを見て回るべく園内に繰り出しました。
そしてそこでとどめの衝撃の出来事が起きるのです。

大晦日の通常営業時間帯に「スカットルのスクーター」で働くカエルたちとした再会の約束を果たすべく、我々はまずマーメイドラグーンに向かいました。
そしてカエルミトンを嵌めた手を振ってカエルたちに「よう!」などと挨拶していると、前の回に乗っている人たちの中から「こんにちはー!!」という女性の声が。
あら、誰か知り合いでもいたのかしら、などと漠然と思っていたら、続けて驚くべきことに「ラナちゃーーーん!!!」と叫ぶ声が聞こえてきたのです!!!!

ええええ!?!?だだ誰!?!?...と思ったら、うちの生徒さんのMさんファミリー(※ディズニーカウントダウン3回目)でした!!!
皆さんが今年もカウントダウンに来ることはもちろん知っていましたが、それにしたってこの広大なリゾート内で会えるというのはほとんど奇跡の邂逅です!!!
いやはや、驚いたのなんのって。しかもさらに驚いたことに、Mさんは我々がカウントダウンの際にオチェーアノのテラスにいたのにも気がついたのだとか!!!

あまりにも嬉しかったのでアトラクションのとこにいたスタッフの人に記念写真を撮ってもらったのですが、なぜか我々の姿が右下の隅の方に小さく映され、ほかは真っ黒けという謎の写真が出来上がってきました(笑)。
ディズニーの人たちも「写真撮りましょうか?」と申し出てくれるのはとても有り難いんだけど、ならもう少し写真の撮り方を練習した方が.....。

ともかく興奮のうちにMさん一家と別れ、マーメイドラグーンの奥深くに潜って、シアターの最終公演を観ました。
この時点でほぼ閉園時刻でしたが、ダメもとでアラビアンコーストに行ってみたらシンドバッドに乗ることができました。しかもなんと我々二人で貸し切り!
シンドバッドは「ストーリーブック」になってだいぶ原作とかけ離れた内容になってしまいましたが、キャラクターの動きはきめ細かいし、建物もよくできていて、アトラクションとしてはとても楽しめます。

ゆっくり楽しみすぎたようでボートから降りるともう10時10分過ぎ、周りには人っ子一人いなくなっていました。
それでも未練がましく異常にゆっくりした足取りでアラビアンコーストを離れ、20分くらいかけてホテルまで戻りました。

さて、これをもって長かった元日の特別営業も終わりです。
部屋でディズニーチャンネルのリロ&スティッチ(テレビシリーズ)を見てから、久しぶりに睡眠不足を解消しました。

ディズニーリゾート年末年始 (6)

2008-01-07 01:53:47 | Disney (パーク、映画&テレビ)
初日の出を見たあと1時間ほど仮眠をとってから、いつまでも寝ていたがる身体を無理にも起こして朝食に出かけました。

昨日の昼食と同じ「ベッラヴィスタ・ラウンジ」で朝食を食べながら窓の外を見渡すと、昨日の日中と違ってシーもかなり混んでいるようです。
朝のショーを待つ人たちが幾重にも人垣を作っていました。
ところで我々が朝食をとったベッラヴィスタは、おせちやお正月らしい朝食はいっさい出てきません。まったくもって普通の朝食ブッフェです。
ただ久々にここで食べてみて発覚しましたが、朝ブッフェのデザートはこちらの方が明らかに充実していました。積み重なる疲れと寝不足により朦朧としている記憶をたどると、カップに入った一口デザートが3種類はあったように思います。

食べ終わったらまたもやランドへ。うううう、やっぱり深夜営業とは比べ物にならない混み方でした。
昼のパレードまでまだまだあるのに、既に大勢がパレードを待って座っています。

しかし我々の目当てはパレードではなく、ランドのカエルショーこと「スーパードゥーパー・ジャンピンタイム」です。
このショーは以前ご紹介した通り子供を対象に作られたバラエティーショーで、プログラムの一つである人形劇にカエルたちが登場して大活躍するのです!!!!!
あんのじょう席は埋まっていましたが、私の目当てはあくまでカエルですから、人垣の間からあの子たちを見られればそれで満足なのです。

立ち見で待っているうちにいよいよショータイムとなり、まずは3匹のお猿さんが元気に登場!!
...あ、よく見たら一人は人間だ。

立ち居振る舞いが猿と見紛うばかりのそのお兄さんはショーの進行役で、この真冬の大混雑日にも関わらずやたらとテンションが高く、ともすれば舞台前で元気よく飛び跳ねている子供たちすら置いてゆきそうな迫力です。
いったいどうすれば人間は己をここまで高いテンションに持っていけるのでしょう。いえ、彼は元々こういう人なんでしょうか。だとしたら周囲の人間はさぞ疲れるに違いありません。自分の親類縁者にこういうキャラがいなかったのは幸いというべきでしょう。

想像を遥かに超えたお兄さんの存在感に気圧されつつも、お楽しみの人形劇コーナーが始まりました。
うおお、うおおおお、カエルさんがカエルさんが出てきた。ふんぬ~~~。
鼻息を荒くし、ビデオはカエルのみのどアップで撮り、変態化の一途を辿る私の周囲にはなぜか運良くミッキーファンの人たちがたまたま集結していて、ミッキーが何かするたびに私とほぼ同じようなリアクションをかましてくれていたので、おかげで中に約一名変態が混ざっていることがあまり目立たなくて済みました。と思います。
よく見てるとコーフンのタイミングが微妙にずれているのですけどね。

人形劇が終了すると同時に我々の目的は果たし終わりましたので、後ろの人たちに場所を譲り、一路トゥモローランドに向かいました。
しかし今度の目的はバズ射的ではありません。運転免許取得記念・グランドサーキットレースウェイです。

グランドサーキットレースウェイ、それは「キャプテンEO」とか「ファンタジーランド行きスカイウェイ」とか「ミート・ザ・ワールド」なんかがあった頃のディズニーランドを連想させるような昔懐かし系ゴーカートですが、ハロウィンの頃からなぜか私は無性にあれに乗りたくなったのです。
運転免許を取るのもあれ程いやだった私ですからもともとゴーカートは嫌いで運転などもってのほかと思っていたのに、教習所で若干運転に慣れてみたら本来のF1好きの血が騒ぎ出し、突然運転したくなりました。

しっかしあれですね、レーシングカーってのはマジでハンドルに遊びがないんですね。
教習所のマツダのファミリアしか知らなかった私は最初、酔っ払いのように蛇行してしまうのが何故だか分からず、立て直そうとすればするほどさらに激しくジグザグ運転してしまい、F1でレース直前にタイヤを温めているレーシングカーみたいな走りになってしまいました。
あ、そうか。あれはウォームアップ走行だったってことにしとこう。ウォームアップしとる間に終着点に戻ってきてしまいましたが

免許を取った人間とは思えないゴーカートデビューを果たした後、ポリネシアンテラスレストランのランチショーに行きました。
開演直後に満席になり、事前の電話予約すらとれないことの多い「リロのルアウ&ファン」ではありますが、今日に限っていえばガラ空きでした
そうなのです。深夜の時点で「満席です」と言われていたにもかかわらず、実際に入店してみたら我々の前も後ろも斜め前も空席でした。

なぜこんなことが起きてしまったのでしょう。
おそらく、宿泊予約の時点でこのショーも押さえておきながら、無断キャンセルした人たちが少なからずいたのだと思います。
だから我々の周りばかりガラガラだったんじゃないかと。

ポリネシアンテラスの一般予約は受付と同時に支払いを済ませるので、キャンセルというのは普通ありません(あったとしても全額キャンセル料としてかかるわけです)。
しかし電話で予約した場合、開始1時間前までに支払いに行くことになっています。
空席だった場所の人たちは、この支払い時に無連絡で現れなかったんじゃないでしょうか。「せっかく予約できるんだからとりあえず押さえとけ」的なノリで予約して、その後ほっといてるんだとしたらそうとう悪質だぞ。
あんまりそういう人が増えると、宿泊者特典のこの電話予約ができなくなっちゃうぞ~。みなさん、予約した限りは行きましょう。行けないなら一刻も早くキャンセルしなくちゃいけませんね。
本当は事前のキャンセルがなかった場合、ホテルの宿泊料に予約したレストランの代金も加算しちゃえばいいと思うんですが。まあいろいろ管轄が違うから難しいのでしょうね。

このレストランの提供はキッコーマンで、だからかどうかわかりませんが料理はけっこう美味しいです。
同様にプリマハム提供の「ダイヤモンドホースシュー」も良いですね。

そして肝心のショーはといえば...うおおお、しょっぱなからマーク・ケアリイ・ホオマル様の曲!!!
歌ってる声がマーク様じゃないのが残念ですが、「He Mekle No Lilo」と「Hawaiian Roller Coaster Ride」の2曲がメインに使われていて最高にコーフンしました。

マーク様メドレーの合間には、キャラクターが席を回ってコミニュケーションが取れます。
ここで例の電光掲示板をミッキーが読んでくれたわけですが、いやはや、ミッキーのホスピタリティにはいたく感銘を受けました。
とにかく気配りがすごい。今接している相手だけでなく、周りのすべての客が楽しめるよう、つねに多方向に気を配ってくれるのですね。
これで舞台に上がれば踊りもうまいんだもん。彼は稀代のエンターテイナーです。プロはやっぱりこうでなくちゃいけませんよ。
ミッキーがスーパースターなのがよくわかったひとときでした。

レストランを出ると、ワールドバザールを回って未練がましくカエルショーグッズをさらに漁ってから、リゾートラインでシーに戻りました。
ホテルの部屋は既に綺麗にハウスキーピングが出来上がっていて、画像のようなタオル門松が鎮座ましましていました。

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