舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

for better dance

2008-01-30 02:26:47 | ダンス話&スタジオM
今日は日光市主催のフラ講座でお借りする会場の下見に行ってきました。
前回は体育館だったのですが、今回は暖房完備の公民館を使わせていただくことになったのです。
広々とした部屋で床も踊りやすそうで、なかなかいい感じでしたよ。
なんと部屋にDVDプレーヤーが備え付けられているので、レッスンの前後には発表会の映像などをお見せできると思います♪

おかげさまで今回もこの講座にはたくさんの方にお集まりいただきまして、すでに定員を超過し、キャンセル待ちの状態だそうです。
しかも我々にとって嬉しいことに、少なからぬメンバーが前回のリピーターの方なのだとか!!!
いや~~、これは本当に光栄です。
前回の会場からは地理的にかなり離れているので、「近所だから」とかの利便性を超えて、さらに続けたいと思っていただけたのですね。
懐かしい顔ぶれにまたお会いできそうで、今から楽しみ!!!

もっとも内容的には初めて参加する方にも支障がないようにイチからやっていくつもりですので、ご安心してお越しいただければと思います。
あと「前回来たけどスッカリ忘れちゃった」って方もですね(笑)。

ちなみに今回は「日光市民限定」ではないそうです。
それを早く聞いてればもっとここで宣伝したのにな~!!
会場を見たところ定員以上入れそうなので、もしかするとキャンセル待ちの方もご参加いただけるかもしれません♪


夜は夜とて新しい衣装の検討会でした。
検討会って言っても審議メンバーは私と母マミちゃんだけのミクロ検討会ですが...(笑)
確かなセンスを持ってるのはマミちゃんなので、私は歌詞の意味の点で口出しする程度です。あとはマミちゃんの繰り出すアイディアを時に反芻し、時に紙に描いて、彼女の考えを具現化する手伝いをするのが私の役割だと思っています。

でも正直な話、フラ雑誌は衣装の参考にはならないな(笑)。
雑誌に載るようなものはマミちゃんがとっくに発案済みか、あるいはおよそ歯牙にもかけないような残念なデザインかのどちらかなので、インスピレーションを与えてくれないのです。

インスピレーションを与えてくれるような衣装は雑誌を見ずとも舞台で見た時点でマミちゃんの脳裏にしっかり刻まれています(カムエラのパレカさん亡き後は、そういう衣装はだいぶ減りましたが)。
柄であったりシルエットであったりレイの色彩にいたるまで、外部から見ると「よくそんなこと覚えてんな」と感心するしかないようなことを細部まで覚えているのです。

衣装は着る人を実物よりさらに美しく見せてこその衣装です。
身にまとうだけで本人の外見はもちろん、ダンスのレベルまで高く見せる役割を果たさなければなりません。

ドレスを作る時に「なるべく痩せて見えるようにしてね」とおっしゃる方が多いですが、無問題です!!うちの衣装に限ってその心配はいっさい要りません。
なんたって、デザインしてる張本人たちが自分自身の難ありまくりの体型をドレスでなんとか誤魔化すことに心血を注いでるんですもの(笑)。

舞台に立つ人間にとって、美しく装うことは決して自己満足のためだけではないんです。
お客さまの前で踊る限り、美しいものをお見せするのは演技者としての義務だと思います。
どんなにすばらしい踊りを踊ったところで、装いが美しくなければ見る価値なしと判断されてしまいます(もっとも、衣装が良くなければそれに比例して踊りの方もお粗末だというのが長年いろいろ見てきた我々の持論です)。

でも「わあ、すてきなドレス」と思ってもらえたら、少なくともその点ではお客さまに楽しんでいただけたということであり、それだけでお客さまをエンターテインしたといえるのではないでしょうか?
そしてきっと自分の装いに対する自信が、それに相応しいダンスを踊ろう!というモチベーションにつながっていくはず。
総合的に優れた舞台は、そういう良い方向の循環から生まれるのだと私は思います。

今シーズンも踊り手のモチベーションがあがるようなすてきな衣装を生み出すべく精進してます。
ちょっとコレクション前のデザイナーの気持がわかるぞ(笑)。

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