舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

いよいよ明日

2007-07-20 23:43:02 | ぼくはこんな本を読んできた
遂に明朝、ハリー・ポッター第7巻"Harry Potter and the Deathly Hallows"が発売されます!!
もちろん私も明日買いますぞ。栃木県内で探した結果、やはり信頼している紀伊国屋でゲットできることが発覚、アメリカ版を予約しました。
(英語版としてイギリス子供版、イギリス大人版、そしてアメリカ版が出版されます。私は第1巻がアメリカ版だったので、最後もそれで行こうと思います。)
買いにいくにあたって電子辞書は必携です(笑)。

しかしなあ、英語が強い(とされる)大学のしかも言語文化学科とか出たくせに、本国じゃ子供も読んでるような本に辞書が必要というのはちょっと切ないぞ。
実は大学に入った際、私はなぜか帰国子女とか英語のできる人の割合が異様に多いクラスに投じられてしまい、英語コンプレックスのあまりスペイン語とかハワイ語に傾倒していったという痛い過去があるのです。

なんたって英検が3級ぽっちというのは、そのクラスに限らず大学のどこを見渡しても私以外にほとんど見当たらなかったものなあ。
でもそれは中学時代あまりに多くの生徒が英検を取っているのを見て、「猫も杓子もやるようなコト私ゃやりとうない」と早々に投げてしまったのが原因なので、たんなる自業自得です。

私は朝が弱いので開店と同時にゲットというのは無理っぽいですが、午前中には買いにいけるように、今日は珍しく早めに寝ようっと。

イリマちがい

2007-07-19 21:41:00 | ダンス話&スタジオM
昨日ご紹介した宇都宮のクラスの広告を各地のクラスでお渡ししているのですが、マミちゃんの履歴を見て「エッ!初耳」と言ってる方が意外に多いです(笑)
そういえば、長い付き合いの生徒さんでも案外プロフィールまではいちいち知らせてないかもなあ...。

で、こちらにマミちゃんの出身校である「イリマフラスタジオ」のことも載せまして、メリーモナークの創設に携わったとか4年連続優勝をしたとかのくだりも紹介したのですが、今メリモに出ている類似した名前の教室といえば...マプアナ・デ・シルバさんの「ハーラウ・モーハラ・イリマ」ですね。
しかしこちらの教室およびマプアナさんはイリマフラスタジオとは一切関係ございません。

マプアナさんも由緒正しいキャリアをお持ちの先生で、かのマイキ・アイウさんに師事した方なのですが、マイキ系統は私のリサーチによれば「イリマフラスタジオ」およびクム、ルカ&ルイス・カレイキとはほぼ無関係と思われます。
同じオアフ島、しかも地域もわりかし近いですから、踊りの傾向は遠くないかもしれませんけれどね。

マイキさんご本人の踊りは拝見したことがないのですが、少なくともマプアナさんのところの踊りは非常にシンプルで重心が高く、優等生然とした踊りです(聞くところによると、師であるマイキさんはとても優雅なダンサーだったとか)。

イリマフラスタジオのスタイルも優雅さを目指すという点では近いといえますが、生真面目な印象のマプアナさんのモーハラ・イリマと比べるとだいぶ都会的というか、いってみれば気取った踊り方をします。
イリマフラスタジオは当時カハラ・ヒルトンのダニー・カレイキニのディナーショーや将校クラブでのステージを持っていたので、ショー的要素が強いのはそのためかもしれません。

そういうわけで。
イリマ・スタイルをどれだけ忠実に受け継げているかは分かりませんが、確かなのは、その流れを汲んだわがスタジオもエンターテインメント性をとても重視しているということです。
つまり「トラディショナルな意味で正しきゃそれでいいってものじゃないの。お客さまを楽しませてこそのフラなのよ」のこころですね。

ショーとして完成度の高いものを仕上げるのって、じつは伝統に忠実なものを作り上げるのと同じくらい(もしかするとそれ以上に)難しいことです。
でも、伝説のハラウと謳われたイリマフラスタジオのフラツリーの枝葉の一本を自認するのなら、まあそのくらい切磋琢磨して当然だと、我ながら思います。

★新クラス募集のお知らせ★

2007-07-18 23:36:53 | about スタジオMダンスアカデミー
今秋から宇都宮で新クラスがスタートすることになりました。

場所は西川田方面(若松原です)の多目的ホール「ハイブリッジ」で、そちらのオーナーさんから「今はあちこちでフラをやっているけれど、うちではぜひ本物のフラを教えてほしい」という光栄すぎるお言葉をいただきまして、10月の第一週から始まる運びとなりました。

開催は毎週土曜日の午後です。
つまり初回は10月6日(土)となりますね。

今のところ、
2:30~3:30 初心者クラス
3:30~4:30 経験者クラス
 
の2クラスを開講する予定で募集いたします。

初心者・経験者はあくまでも自己申告で。
経験者クラスでも基礎からきちんと説明しますのでご心配にはおよびません。
また、やってみてやっぱりもう片方のクラスに移りたいという方も無問題です。そのために、開講後しばらくはあまり2クラスの内容がかけ離れすぎないように心がけたいと思います。
ハッキリ言って、「こっちの方が時間が都合いいわ」くらいのノリで選んでくださっても大丈夫です。
集まった生徒さんの様子を見て、進み方はいかようにも合わせていくことができます。

お申し込み・お問い合わせは、直接私たちにご連絡くださるか、028-653-0195(高橋さん)までお願いします。

裏の住人

2007-07-17 23:58:11 | カエル偏愛
うちのすぐ裏側に赤っぽい木が横たわってまして、ここには大勢のかえる達が住んでおります♪
それも、画像ではわかりにくいかもしれませんがとっても小さな子がえるです。なんとなくこどもっぽい体型をしてますよね

枝の間をよく見ると、鮮やかな緑色のこの子たちがあちこちに点在しているのが分かります。
急に近付くとびっくりして逃げてしまいますが、「大丈夫、害は与えないよ、ただちょっと偏愛者なだけ」と優しく言い聞かせながらそっと近付けば動かずに待っていてくれます。

特に今日は雨なのでたくさん顔を見せてくれました。
どの子もほとんど同じ大きさと柄をしているので、兄弟姉妹である可能性が高いですね?
実はこの辺りは2階の「かえる窓」の真下にあたるため、かえるたちの待機所状態になっているのではないでしょうか。そして、ここに住んでるかえるたちの一部の子が上まで捕物にあがってきたり、上に移住したりするものと思われます。
この兄弟たちのほかにも、まるでダルメシアンのような愛らしい柄のついた子(通称「ぶっち」)など、大勢のかえるたちをここで見てきました。

おちび兄弟の一人と思われる子が、ここから少し離れたうちのツツジにも住んでいます。
なぜならこの子もほとんど変わらない柄と体型だからですね。
人間の足なら10秒くらいの距離だけど、かえるの(しかもあんなおちびの)身にはさぞ遠かったと思う。車通りもある場所ですしね。チャレンジャーだよなあ。
マミちゃんがツツジに絡んだ蔓を切ったらポトッと落ちた緑色のものがその子でした。うわああ、おひるね中だったのかああ。ごめんねえ。
後日もう一度確かめたらちゃんとツツジの上に戻ってまったりしていたので安心いたしました。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007-07-16 23:56:24 | 徒然話
今日、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』先行上映を観てきました。
祭日の先行上映を観に行くなんて愚の骨頂なのは分かってたんですが、最終巻発売前に観なくちゃ!!ということで今日観るしかなかったのですね。
まあ幸い、字幕版なのでロビーの地獄絵図から考えれば大変静かな客層でホッとしました。

今回の映画は、魔法学校5年生になったハリーたちの顛末が描かれます。
っつーかハリー、大人になり過ぎ。
11歳で入った魔法学校の5年生ってことは16歳のはずですが、とてもそうは見えません。こりゃ、少なく見積もっても3歳ぐらい上にしか見えないぞ。
でもこれにはのっぴきならないワケがあって、原作者のローリングさんはこのシリーズを1年1巻のペースで刊行してゆくつもりで、その通りになれば映画もだいたいそのスピードで作っていけたはずだったのですが、原作の発売がどんどこ予定より遅れたため(一番長いときで2年は空いたはず)、そうこうしてるうちにダニエル君がハリーを追い越して成長してっちゃったんですね。

こりゃ困った。だって、原作はあと2巻残っているのですぞ。
主演陣は最終作まで出演する契約を交わしているそうですが、最終巻(ハリーは18歳のはず)の頃には、冬ソナの高校時代のシーン並みに無理無理な年齢設定になってるんじゃなかろうか.....。

さらに悪いことに、ハリー役のダニエル君がそうとう大人っぽい、いやハッキリ言って老け顔系です。
私個人的には老け顔の少年がたいへん好きなので構わないんですが、個人的な好みはさておき、設定年齢とあまり乖離すると見ててツラくなること必至です。
幸い最終巻はまもなく発売されますから、ここはひとつ映画の撮影を急ピッチで進めていただき、これ以上の乖離を食い止めていただければと思います。

で、肝心の内容ですが。
原作で5巻といえば、今のところシリーズ中もっとも深刻な作品です。ハリーに嘘つきの濡れ衣が着せられ、全体を通じて陰鬱なムードがただよっている上、最後には非常に大切な人物が命を落としてしまうのです。
私もこれがショックでしばらく読み返せなかったほどです。
映画で彼の役をやった俳優さんは私のイメージと違っていたので、原作のときほど感情移入し過ぎないですんで助かりましたけどね。

逆にイメージどおりだったのがルーナ・ラブグッドです。
5巻で初めて本格的に登場するわりに、けっこう主要メンバーの一員として活躍するんですが、私はとっても変人だけど実は聡明な彼女が大好きなのです。
演じた女優さんもうまかったですねえ。あの夢見るような目線といい喋り方といい、まさにイメージそのものです。
なんでもこの女優さん、原作を読んだときからルーナに共感し、一般オーディションの時に「ルーナになれるのは私しかいない!!」という強い意志をもって臨んで役をゲットしたというのですから、うまいのも当然でしょう。

しかし原作がそういう展開なんだからしょうがないけど、なんでまたハリーはチョウ・チャンなんぞが好きなのかね(笑)。
原作で何度も可愛い可愛いと形容されてたから私はてっきりエキゾチックな東洋系美少女を想像してたのにあんな......いえ、個人的主観で人の外見を語るのはやめましょう。
それに原作だってハリーの主観で書かれてますもんね。フェアーな意見ではなかったという可能性もあるわけだ。

だいたい私はほかの女友達としじゅうくっついててクスクス笑ったりゴチャゴチャ内緒話しているうえに一人では何もできないタイプの女子がとても苦手なので、まんまそういう女子であるチョウの魅力がいまひとつ解りません(ローリングさんもあえて彼女のことをさほど魅力的に書いてないように思います。彼女もたぶん、意志の強い女性が好きな気がします)。
原作ではクィディッチの代表選手として描かれていたんで、(美少女というのはハリーの幻想だったにしても)せめてその取り柄があったけれど、映画ではそのことはあまり取り上げられていないため、ますますなぜ彼女がハリーの初恋の相手なわけ?という疑問が溢れます。
よくご覧なさいハリー。もっと君にふさわしい子がいるでしょう。ほらほら、ハーマイオニーが「チョウはあなたにメロメロよ」と言ってるのを聞いてむすっくれてる彼女ですよ。

というのはルーナではなく(笑)、ハリーの親友ロンの妹・ジニーのことです。
もう私は登場したときから彼女が好きで、いつの日かお転婆だけどセクシーな美少女に成長してホグワーツの男子をことごとく骨抜きにしたらいいと妄想していたのですが、『不死鳥』の次の作品ではかなり私の妄想どおりになっていて嬉しい限りです。
現時点ではハリーやハーマイオニー、そして自分のお兄さんたちのグループの一員というだけのポジションですが、次回作では彼女の重要度が飛躍的に上昇しますぞ。
その伏線としてか、ハリーとチョウの恋の成行きに憮然としていたり、誰より優れた魔法の才能を発揮している姿が描かれているのが興味深いですね。
最終巻ではまちがいなく恋愛にうつつを抜かす場合ではなくなりますので、まあ今のうちにせいぜい青春を謳歌して下さい。

ジニーの双子のお兄さん・フレッドとジョージも妹以上に素敵なキャラです。
特に『不死鳥』での彼らは最高にカッコいいですね。あまりの痛快さに思わず感動して涙ぐんでしまったあのシーン(まさしくこの映画中最高傑作のシーンです!)を最後に、彼らは学校から姿を消してしまいますが、次回作ではさらに活躍する彼らに会うことができます。楽しみだなあ。

もうひとり、ニンファドーラ・トンクスという私の好きなキャラがいるのですが、彼女はあまり活躍しなくてちょっとがっかりでした。
あの暗いストーリーの中で、彼女の存在もかなり救いなのですけれどね。

ちなみに、『不死鳥』のストーリーそのものはけっして痛快な終わり方ではないので、観るにあたってはその覚悟が必要です。

夢庵カルビ鍋

2007-07-15 23:07:19 | 美食礼讃
和食ファミリーレストラン「夢庵」に、カルビ焼肉というすばらしい新メニューが出ております。
すき焼きと同じ鍋(豆腐チゲの鍋より浅め)でお肉や野菜を温めていただくことができる絶品メニューなのですが、今日はこれをさらに悶絶のおいしさにする方法をご紹介したいと思います。


まず、お肉を一旦鍋から出します。店員さんはこのまま30秒ほど温めてとか言うけど、とりあえず無視だ(笑)。
火を通し過ぎるとお肉が固くなっちゃいますものね。
この時、鍋のたれを一緒に少し出しておきましょう。

野菜(特にタマネギ)をよく炒めます。私はあめ色のタマネギが好きなので(というより、そうしないと生魚と同じく身体が受け付けてくれません)ここでまずタマネギがしなっとするまで火を通しておきます。

それからここがポイント!ご飯を鍋にぶち込みます。野菜がある程度しなっとしたら、水分が全部飛んじゃう前にご飯を入れて焼飯にしましょう。量は「定食セット」でついてくるお椀から一口分残したくらいで。というか、そのくらいにしないと鍋に入り切らないし、味が薄くなり過ぎてしまうのですね。
そうしたらこのままたしょうパチパチいうまで炒めます。過熱気味だったら弱火にしつつ、鍋に焦げ付かないように絶えずかき回します。
水分が少なくなり過ぎたら、お肉と一緒に出しておいたたれを足します。

お肉の投入はほとんど最後でオッケー。チゲ鍋と違ってお肉はもともと生ではないし、鍋も中身も十分に熱されているので、ほとんど余熱だけでいいくらいです。熱しながらカルビは一口サイズにカットします。

これにて、香ばしいお焦げがたまらないカルビ焼飯の出来上がり。
セットでついてくる茶碗蒸しのスプーンを駆使してお焦げを剥がしながら食べるのが最高なんですよ。お肉やタマネギのうまみがご飯に染み付いて、ご飯を別に食べるより遥かに美味しい代物に変身するんです。

あ、でも、店推奨のオフィシャルな食べ方ではないので、鍋が焦げ付かないように細心の注意を払うことはとりあえず忘れません(笑)。それとお焦げはきれいに剥がし取るのがマナーですね。

颱風上陸

2007-07-14 23:43:08 | Hawai'i
いきなりですが、私は颱風が好きです。
気圧の変化が身体に堪えるマミちゃんと違い、私はカエルなので雨も嵐も大好きです。
特に颱風。「颱風」って漢字も粋でいいやねえ。
グレイの空の色、雨が降る前後の匂い、遠雷の音(間近の雷もほんとは好きですが、さすがに外にいるときは怖いです)。

そりゃあハワイ・ホノルルのカラッとした熱帯性気候が一番好きですが、どうせ日本の夏は蒸し暑いので、それならいっそのこと雨が降ってくれてる方がいいです。カエルも喜びますし。


ところで、ハワイといってもこのカラッとした気候がすべてではありません。
カラッとしているのはマミちゃんがハワイ留学時代を過ごしたオアフ島の(わりかし海に近い)エリアです。
マミちゃんはその辺をこよなく愛しており、私が幼少時代から「これがハワイ」と思っていたのはそういう地域でした。

同じオアフ島でもちょっと山側に行くと、ハワイ大学のあるマーノアは雨の多い気候になります。こないだ本を買いにいったときもスコールが降っていましたっけ。
雨が多いだけあって、マーノアに降る雨にも「カ・ウア・トゥアヒネ」という固有名詞がつけられています。ハワイ島ヒロの「カ・ウア・カニレフア」ともども、それぞれの雨に名前があるっていうのは素敵ですよね。

ハワイ島ヒロ!!ここの気候は本当に私のよく知る「ハワイ」とは違います。
私にはちょっと湿っぽすぎるんですよね。だから、寒い分にはいいのですが、メリーモナークの時期だと暑さが結構きついです。
そのせいか折角生花のレイをいただいても、心なしかオアフ島で着けるときより保ちが悪い(笑)。
私の首筋はほかの人より明らかに温度が高いらしく、プルメリアのレイなど2~3時間でしおしおになってしまいます。
メリモ期間中は毎日必ず何かしらのレイを着けているわけですが、保つはずのマイレも私の体温には適わないのかすぐボロボロに...(泣)。
メリモ出場チームはあの長時間にわたって大量のレイをよく美しく保っているよなあ。

ちなみに、髪飾りは自分で材料を採って作るのがトラディションだという向きもありますが、実際にはダンサーではなく担当者の手によって調えられていることも少なくないそうな。
ううむ、私も無神経が災いしてレイメイキングがものッすごい下手なんで、「つたない自作レイより美しいプロのレイメーカーに頼る」に一票です(笑)。

なお、優勝した某ワヒネのチームは、髪飾りの花がちょっと寂しいからと私の泊まっていたホテルの庭の花を失敬したそうです。
ちなみに彼らは私の向かいの部屋に泊まり、夜中の4時まで部屋のドアを開けっ放しにしてドンチャン祝勝会を続けていました。なんだかもう吠えたりとかしてました。踊りのエレガントな印象が台無しです。
ま、彼らの踊りは確かに良かったんで、別に怒りはしませんが。

それよりなにより、フラ雑誌を見たらマーク・ケアリイ・ホオマル様のチームがなんと隣のホテルの庭で練習してたことが発覚!!
いや、だからって泊まってたのもそことは限らないんだけどさ、コーフンするじゃないですか。去年は私もあすこだったのよ(って、ヒロにまともなホテルはこの2軒しかないので、じつはべつだん奇跡ではないのだが)。歩いて3分の距離だし。見られなかったのは残念だああ。ストーカー(※だから犯罪はやめましょう)の名が泣きます。

次の機会は更なる接近を試みます。らじゃっ。

フラ雑誌三つ巴

2007-07-13 23:11:09 | ぼくはこんな本を読んできた
現在刊行されているフラ雑誌3誌の「2007メリーモナーク特集号」が出揃いましたので、この機会に3雑誌を比べてみたいと思います。
全部ゲットするわという方はもちろんそれでオッケーですが、どれも1,000円以上だから3冊買ったら高すぎるし読むのも大変、と思われる方の参考にしていただければ幸いかと。

まず、改めて3誌を創刊順にご紹介いたしましょう。

一番の古株はアドウェーブ『フラレア』です。
創刊は7年前、まあフラブームはすでに始まっていましたが、これだけカラーページの多いフラ専門誌を出すのはけっこう勇気が要ったはずです。今ほど広告も多くなかったですしね。
しかしこれが大当たり。あれよあれよという間にページ数が増え、カラーページの割合も増加の一途を辿り、いまやたいていのフラ・ダンサーにその名を知られ、押しも押されもせぬ地位に達したといえましょう。

そうなってくると便乗商品が出てくるのが世の常です。
というわけで登場したのがイカロス出版『素敵なフラ・スタイル』(通称すてフラ)でした。
ハッキリ言わせていただきますけどコレ、出た当初の第3号くらいまではげろげろにダサダサ(特に表紙)でした。
思い起こすと恥ずかしいくらいです。っつーか、編集部の皆さんすら、昔のを見るといい大人になってから青春時代に書いた感傷的なポエムを発見したときのように赤面すると思う。まあ、そういうセンスでした。

しかしそのままではさすがにいけないと思ったのか、編集スタッフに専門の知識がない分(※これはあくまで想像ですが、誤字脱字の多さを見ると間違ってはいなさそうだ)、専門家を執筆陣に迎えることにしたようです。
ということで登場したのがわがハワイ語の(いえ語学全般の)スペシャリスト・フセボ先生や、矢口佑人先生だったのでしょう。
なまじの半端な知識を持った人がツッコミどころ満載の記事を書くよりは、こうして確かな実力のある方にお願いしたほうが遥かに賢明です。
というわけで、フセボ先生の連載開始後は毎号買ってます。

なお、ダサ過ぎて失神しそうだった表紙も、最初の数号以降はイラストレーターさんが担当しています。
このイラストに関する私の個人的な好みはさておき、最初の頃のおぞましい表紙よりは間違いなく良いです。よほど読者の不評が殺到したのか.....。

そしていよいよ出ちゃいました3匹目のドジョウ、つまりフォーシーズンズプレス『フラ・ヘブン』
なんかもう、ばりばりフラレア意識しまくりで、発売日もサイズも価格もカラーページの量もこのうえなくソックリです。
創刊号が丁度昨年のメリモ特集に当たったため、わりかしハワイのネタをメインに書いてて良いかもと思って買っていたのですが、すぐに正体が発覚しました。
これ、雑誌じゃないです。フラ&ハワイ広告集です。

ほかのフラ雑誌もたぶんに広告集としての役割を持っている(フラレアの出版社なんて元は広告社ですものね)けれど、フラヘブンはいくらなんでも抜きん出過ぎです。
だって広告を広告として出さず、記事に身をやつした広告の連続なんですもの。
「実力派先生に聞くフラの基本」なんてのを見ると、その「実力派先生」ってのは巻末に教室の広告を出してる先生ばっかりだし、ミュージシャンインタビューをよく見ると別ページに広告が載っているし、今回もウェディング特集のフリをしたウェディング会社の広告が......。
おいおい、あからさま過ぎるんと違いますか。
でもって、よく見ると広告が絡んでなくて文筆担当者自身に知識が求められるような記事は、驚くほど少ないことが分かります。
おそらくやはり編集者に十分な知識がなくて自力でネタを書けず、記事広告を載せればそれでカバーできて一石二鳥だと思ってるんだろうなあ。

天下のファッション雑誌と比べたら申し訳ないけれど、VOGUEあたりにもブランドなどの広告が大量に載ってますが、あれはちゃんと広告自体がアートしてるんで、たくさん見ても楽しいものです。
加えて執筆陣が分かっている人ばかりですから、何かの宣伝のための記事を書くにしても、ちゃんと自分で咀嚼して説得力のある文に仕上げられています。

VOGUEの域を目指せとはいわないけど、専門誌の編集者ならそれはもうプロ。流行に便乗して(上から言われて)あんまり分からないまま始めましたなんて言い訳は通用しませんよ。
素晴らしいフラを踊れるようになるのはとても大変だけれど、自分の知識をふまえた宣伝記事を書ける程度に勉強するのはプロならばまったくもって簡単なことですので、ぜひ精進して下さい。

VOGUEと書いて思い出しましたが、今回は「メリーモナーク衣装ファッションチェック」をのせたフラレアに個人的最優秀賞を贈呈したいと思います。
なぜなら、フラで(特にメリモあたりの大会になると尚更)衣装について言及されるときはどうしても「メレの意味に適切か」のみが焦点となりがちで、ビジュアル的な善し悪しはほとんど注目されなかったのです。
これが我々としては不満だったわけですよ。

今回のファッションチェックにももちろんそういうことも書かれていましたが、加えてバランスから見たレイのボリュームやスカートの裾の長さなど、マミちゃんが普段細心の注意を払っている(のに多くの人は気に留めていない)重要事項へのコメントがあって嬉しく思いました。
私にいわせればまだまだ手ぬるいけれど(笑)まあ、言及されたというのは大きな一歩です。

いつも言ってることですが、どれだけ意味と合っていたってビジュアル的にダサかったらまるで無意味なんですぞ。
センスの良いクムフラの多くは、たとえ誰からも表立って注目されなくても、この点にきっちり気を遣っていることが一目瞭然です。

フラ界はついトラディショナルな意味で優れていることに重きを置かれがちだけど、センスという点で優れたクムフラもどんどん注目され賞賛されてしかるべきだと思いますね。
それがフラ界全体の洗練にもつながると思いますので。

7月期!!

2007-07-12 23:52:15 | ダンス話&スタジオM
読売文化センターはいちおう1月期、4月期、7月期、10月期の4期に分かれていて、節目ごとに新入会員や更新の手続きを受け付けています。
新人さんはこういうタイミングに限らずいつ入ってもいいことになっていますが、やはりこの節目に入会する方が多いですね。

今日は木曜フラ&ベリーダンスの7月期第一回目のレッスンで、うれしいことに大勢の新人さん&体験レッスン参加者が!!
お越し下さった皆さん&体験レッスンにおつきあいくださったうちのメンバーの皆さん、本当にありがとうございました。
特にベリーダンスなど、あまりの多さに札止め状態に...。

その多くが新人さんだったため、以前やった曲をおさらいするにあたってほとんどの方が観客にまわり、にわかにプチ発表会の様相を呈しました。
何しろスタジオだから観客が近い!照明も普通の蛍光灯だからめっさ明るい!!これで緊張しないのは至難の業です。
しかも中には舞台デビューもまだというメンバーもいたのですが、幸い誰も大きな失敗をすることなく、成功裡に踊りおおせました。よかったあ~。

まあ、あの状況で無事に踊れたので、8月のいかんべ祭は無問題でしょう!!
いかんべ祭は正式に8月18日(土)の本祭出演ということでオファーをいただきました♪
今日の読売レッスンで踊ったおさらい曲ももちろん踊りますよ~。(今やってる新曲は9月の発表会で満を持してお蔵出しです)今から楽しみ♪

選挙ですが。

2007-07-11 23:21:15 | 徒然話
29日の選挙日が近づくにつれ、テレビや新聞も日に日に選挙ネタが増えてきましたね。
私も昔(※15年ほど前)一時期政治がマイブームだった頃がありまして、餓鬼のくせに政治家の本読んだりいっぱしに批評するのが好きだったのですが、いかんせん小学生だったので政治に参加する機会を与えられぬままブームが終わってしまいました。
確か当時、総理大臣がめまぐるしく代わっていたときで、初の連立政権などもできていた面白い時代だったのです。

そんなマイブームも終わった今、非国民を承知で申し上げますと、個人的にはもっかの参院選よりアメリカの次期大統領は誰かの方が遥かに気になります。
まあブッシュがブッシュだったので(笑)、次の大統領が民主党から出ることはほぼ間違いないと私はにらんでいるわけですが。

すると問題はどちらの候補が選ばれるかですよね。
かたやクリントン前大統領夫人のヒラリー・クリントン氏、かたや非白人のオバマ氏です。
つまりどちらが選ばれても何かしら「アメリカ初の○○大統領」が目出度く誕生するわけですね。こりゃあ目が離せません。

ハワイ出身のオバマさん(ハミルトン系の爽やかさ)もなかなか有能そうで良いのですが、私としてはどうしてもここはぜひヒラリー氏に大統領になっていただきたいと思います。
実はファーストレディ時代から彼女の才媛ぶりに憧れていた私。本来ならビルさんと同じような学歴を積んでいたわけですから、何も内助の功に回ることはなかったのです。
でも彼女は自分のキャリアを突き詰めることをやめ、ビルさんのサポートに回ったのでした。
まあそのへんは本人の性格ってものもあるし、勿体ないけど仕方ないよなあと「大統領夫人」だった頃は思っていたのですが、今やもう上院議員ですからね。
表舞台に立つ意欲があるのなら、ぜひとも大統領まで上り詰めていただきたいじゃないですか。どうせビルさんはあの若さでもう大統領任期の上限を全うしてしまったのですから(アメリカ大統領は最長で二期=8年?だかしか務められないのだとか)。

しかしヒラリーさんが候補、あるいは大統領としてあまねくその名を呼ばれるようになった暁には、こんな若造が言うのもなんですがひとつ言わせていただきたいことがあります。
「ヒラリー」候補(または大統領)っていうの、やめましょうよ。

私も名字でなく下の名前で呼ばれるのが好きなので(それはたんに名字が気に入らないからだが)、もし大統領(候補)みんながみんなファーストネームで呼ばれているのなら全然構わないんですが、前大統領の奥さんだからファーストネームで呼び分けるというのはあまり品がよろしくないと思います。
だってもはや彼女の第一の肩書きは前大統領夫人ではなく、自分自身が議員であり、大統領候補なんだもの。
旦那さんの威光を借りなくても十分にやっていける能力が彼女にはあると思うし、どのみち威光を借りる必要がある段階はもうとっくに終わっているように感じます。

名字が同じだからややこしいという意見もあるかもしれないけど、ブッシュ大統領なんて父子して同姓同名で大統領やってても何とかなってるじゃないですか。
そしたら「クリントン前大統領」「クリントン大統領(候補)」で十分呼び分けられるはず。まあ、そんな一生懸命呼び分けようとしなくても、どっちの事か分からない文脈ってそうそう無いと思いますよ。

それでも紛らわしくなるのがイヤなら、ヒラリーさんの旧姓を持ち出してはどうでしょうか。
私の敬愛するアンジェリーナ・ジョリー様の子供達の「ジョリー-ピット」という名字のように、「○◯(旧姓)-クリントン」として今から名前を売っておけば、「ビルさんの奥さん」という印象がだいぶ弱められて、対等な一人の大統領(候補)と見なされやすくなるんじゃないかしら。

まぁ最後のは半分冗談の蛇足ですが、いずれにしてもいつか彼女がアメリカ初の女性大統領となり、むしろビルさんの方が「ヒラリーさんの旦那」と呼ばれるようになっちゃうぐらいに活躍してくださることを大いに期待しておりますです。

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