須賀しのぶの「ゲームセットにはまだ早い」読んだ。新潟県の三香田に本拠地を置く野球のクラブチーム「三香田ヴィクトリーズ」を舞台にした作品。三香田には、かつて製紙会社が運営する社会人野球チームがあったけど不況で廃部。クラブチームの三香田ヴィクトリーズとして再スタート。その三香田ヴィクトリーズに元プロ野球選手、これからプロ野球を目指す選手が集まってくる。クラブチームが社会人野球の選手権大会に出るには、クラブチームのトーナメント大会に勝ち進まないといけない。
社会人野球の大きな大会は7月に東京ドームと10月の大阪の京セラドームで開催される。東京ドームで開催される大会で優勝チームに授与されるのが黒獅子旗。三香田ヴィクトリーズは黒獅子旗を目指す!
この作品のユニークなのはプロ野球の実在するチームが出てくる点。千葉ロッテマリーンズも出てくる。女性作家の書いた作品だけど、野球の技術的なことも含めて、滅茶苦茶、細かく調べている。おそらく野球マニア。野球好きじゃないと、あそこまで書けない。
社会人野球、クラブチームのアマチュア野球界の深さを知った。7月の東京ドームで開催される社会人野球選手権、観に行こうかな。東京ガスにドラフト上位候補の外野手がいるらしいので観てみたい。社会人野球選手権は郷土色の濃い応援で、グランド以外の光景も楽しめる。
荒れ果てた球場を手入れして立派なホームグラウンドを造った。
昨日のマリーンズ、オリックスに7対1で完敗。今シーズン初の大敗。相変わらず、サウスポーを打てない。今日は涌井が先発。早くも2試合目の先発。5人でローテーション?メジャー方式?メジャーといえば元日ハムの大谷がエンゼルスの本拠地のアナハイムで打者としてデビュー。本拠地初打席で初ホームラン!さすがにぶったまげたなあ。スターになる星の元に生まれている選手だ。