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レッツゴー!花輪ジロー!

日々の生活を写真とともに。グルメ、ダンス、マラソン、マリーンズ、旅行、本、英語、スペイン語、カラオケ、飲み会の話満載。

俺は土砂降り~須藤靖貴

2012-11-22 | Book

須藤靖貴の「俺は土砂降り」読んだ。アメリカンフットボールをテーマにした青春小説。

主人公は佐藤吾朗。大学時代にアメフトに没頭し、卒業後、製薬会社に勤めるが退社し、埼玉川越市にある私立の高校で国語の教鞭を取る。

大学時代、熱中したアメフトへの情熱は冷めやらず、校内でアメフト同好会を設立。野球、サッカー、柔道部を辞めたヤツから運動とはまったく無縁の生徒までかき集め、何とかチーム結成。簡単に言えば、子供の頃に視た中村雅俊が主演した、TVドラマ「われら青春!」のアメフト版。部長の山縣先生など個性派揃いの先生と生徒。最近は破天荒な先生が少なくなったのと違うかなあ。

後半は吾朗の大学時代のアメフトに燃えた体育会系のキャンパスライフを回顧。筆者は大学時代、アメフトをやっていたかはプロフィールには書かれてないが、185センチ、100キロの巨体からすれば、自身の体験をベースにした小説であることは容易に想像できる。

アメフトは何となくルールは知っているが、細かいフォーメーションや戦術の知識はまったくない。アメフトのルールに詳しい人や体育会系の部活やっていた人はより楽しめる痛快小説。

作者は俺と同世代。この小説は99年に書かれ、小説新潮長編新人賞を受賞。その後も定期的にスポーツを題材にした小説を中心に発表して活躍中。


どしゃぶりとは、生徒から名付けられたニックネーム!


昨日も夕食後のラン。1時間走って今年の走行距離は1,791キロ。