武谷牧子の「テムズのあぶく」を読んだ。この人の本を読むのは三冊目。すべて今年になってから。最初に読んだのは「シカゴ、君がいた街」。今回も日本人駐在員を主人公にした話だが、この本の舞台はロンドン。
本を読んで泣けてくるような感情になった経験がないが、この本はちょっとヤバかったなあ。人の心理が巧みに表現されている。本を読むのは通勤の電車か、風呂に入っている時だけど、本の中にずっしりと入り込んでしまった。ロンドンに行った、または住んだ経験のある人は、より身近に感じるだろうね。
この秋のお薦め本の一冊
This novel is sad love story. Is this novel based on true story?