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「国籍法、3」

2008-12-03 12:37:49 | Weblog
「国籍法、3」

私がなぜこういうことを思うようになったかというと、『戦争の中で考えたことーーある家族の物語』 (日高六郎著、筑摩書房)という本に、こういう記述がある。

(1937年のこと)
中国人学校の中国人教師S先生が取り上げたのは、中国・青島市の南端の旭山(日本名)に建てられている<忠魂碑>と、青山市の北方の市街地に隣接して若鶴山(日本名)の中腹に作られていた<青島神社>についてである。

青島に住む日本人ならば、この2つの建造物を知らないものはなかったであろう。2つとも壮大で、大日本帝国の国威を堂々と誇示していた。
             (略)
S先生の質問は厳しかった。
なぜ、日本軍、そして日本政府は、こうした建造物を、青島占領から日も経たない時に、青島に建てたのだろうか? 在留日本人にとってこの2つの建物は何を意味しているのか。

どの程度の熱心さで在留日本人は、それに信仰をささげているのか? 青島に住む中国人が忠魂碑に対して、又青島神社に対して、どのような感情を持っているかについて、日本人は気が付いているか?
              (略)

「青島神社の三体の御霊神はどなたですか? 神武天皇、明治天皇、大国主命ですね。特に、神武・明治両帝は武の神であると中国人は理解しています。異族や異民族征伐で、抜群の力量を持っている、そうした天皇を占領地の神社の祭神とする。中国人が違和感を感じるのは当然ではないですか。」  
                              (引用終わり)




侵略行為とは、人を殺したり、物を破壊したりすることで、日本軍が、中国人の嫌がる、神社を建てたり、第一次大戦がまだ終わっていない時にドイツが負けるだろうことを見越して、(中国内の)ドイツの租界に、日本が神社や記念碑を作ったりするようなやり方は、「侵略行為」とは呼ばれないのである。


中国が日本に対して戦争の反省を要求するのは、こういうやり方をしたことも反省せよ」、ということではないかと思ったのだ。(政治的な意味もあるにせよ)

「不平等条約」をむすぶことは、欧米列強の国々にとっては当たり前だったのである。

こういうこと(やり方)こそ、問題にしていくべきなのではないか? 

「不平等条約」のようなことをされたら、された側は、いつまでも根にもつのである。(するほうは当たり前であっても)←これは、サタンにとっては、きわめて都合が良いことなのだ。(聖書にはサタンの存在が明記されている)

思うに、アメリカは、黒人差別をしたり、イラク戦争をしたりして、人間同士が争いあう元を流しているのだ。アメリカはサタンの味方になっているのである。

「サタンの味方」とは、「他者を蔑視すること」だ。

結局、キリスト教徒の、「ユダヤ人は生まれつきのサタンなのだ」という見方に帰着するのである。


で、日本の「国籍法」の話に戻りますが、日本の国を弱めたり、滅ぼしたりしようとするのは、間違いなく、この、サタンの仕業であると思います。だから、この国籍法」の改悪は、断固、阻止してください!