小島さん三冠奪取！おめでとう、だけど、なんでだろう？

４度目の正直…小島 涙の３冠奪取（スポニチ）
小島　悲願の三冠初戴冠 （スポーツナビ）
小島聡が全日本の至宝・三冠王座を初戴冠。史上最多防衛記録となるＶ１０を
達成していた王者・川田利明をラリアットで破り、第３３代王者に輝いた。


小島さん、おめでとうございます！！！でも、ごめんなさい。
「三冠とＩＷＧＰ統一戦」を踏まえて、歴代王者をみて、
統一していい選手なのか（天山さん）を含めて、わかりません。

観戦はＣＡＴＶ待ちですが、文字からでもいい試合だったことが
ひしひし感じる、抜け駆けして観戦した同僚も「面白かった！」の太鼓判。
でもでもでも、天コジプロレスについていけなかった昭和者として、
１世代上の選手の「色気ぷんぷんの発言」が気になって、気になって、

＜武藤さん＞
自身がダブルタイトル戦の次期挑戦者にふさわしいかを確かめるための
大事な時間だった。「もう少し努力すれば、オレの手に入る」と
３冠王者・小島とＩＷＧＰ王者・天山に挑戦状を叩きつけた。

＜川田さん＞
「３冠王者としてベルトの価値を下げるな。だらしないようなら、
時期を置いて（戦いを）繰り返す気力、体力はある」とリマッチを示唆した。

＜蝶野さん＞
「三冠が流出したら武藤が挑戦、ＩＷＧＰが流出したら蝶野が挑戦」と
いう武藤の提案を聞くとニンマリ。「獲られたらオレが行く。
オレがベルトを巻けば業界に金が入る」と、統一王座獲りへ
サングラスの奥で目を光らせた。

＜中西さん？？？＞
「そこにこだわらないでくれ。本当のチャンピオンはここにいる。
この心臓、内臓、小腸、大腸、全部ある。これが本物だよ」と、
中西を真の王者に指名。中西も「オレがいれば大丈夫だよ」と、
力強く応じていた。

中西さんは（半分以上蝶野さんが話しているけど）・・・おいといて、
なんか、小島さんや天山さんはキライではないですが、
説得力のない「ぶっ殺す」「～しちゃうぞバカヤロー」なムーブ、
小島さんのＡＰＥに踊らされてる感じ（これは恥ずかしい意味でね）、
天山さんの周りを引っ張ろうとしない二番手に甘んじている態度（人の良さ？）、
どうしてもなじめない自分がいます。

“今風”になじめないということですかね？

上井さんとこの興行あれこれ

長州ｖｓ柴田が正式決定 長州「オレは捨て石にならない」 （スポーツナビ）
いきなりビッグカードが実現だ。長州力と元新日本プロレス取締役で現在は
ビッグマウス取締役社長の上井文彦氏が１５日、都内のリキプロ道場で会見し、
上井氏が今春開催を予定しているプロレス復興イベントで長州ｖｓ柴田勝頼の
シングルマッチを行うことを発表。まだ、同イベントの具体的な日時や会場は
決定していないが、対戦カード発表第１弾としてビッグなカードが決定した。


「いきなりのビッグカード」かどうかはともかく、
長州さんの（体力的問題からの）ハイスパートレスリングが
柴田さんは満足なのかどうか？ということ。
天龍さんとか昭和レジェンドとの対戦経験として考えると、
通過儀礼なんでしょうけど、
この前の新日三つ巴戦の長州さんを考えると・・・？な感じがします。

注目すべきは、長州さんの前田さんへの言及。曰く、
「（昔のことは）もう何とも思っていない。オレもＷＪの時にコンタクトを
取ろうとしたがその時はうまくいかなかった。彼はすごい起爆剤だと思う」と
激白、すでにわだかまりがないことを明かした。
ＷＪのころから、前田アニィと合体しようとしてたの！？


それより、意中の前田さんは・・・
前田 選手発掘へロシアへ飛ぶ （デイリースポーツ）
前田は「旗揚げ戦は（上井氏の）プロデュースを黙って見る。
第２戦以降が本物。ロシアに飛ぶ」とヒョードルに続く大物発掘
の態勢に入ったとのコメントを寄せた。上井氏は「前田さんには
“まだやらんのか”と突き上げられている。＜以下省略＞

ロシアに飛ぶですか・・・
前田さんしかり佐山さんしかり、旧Ｕ重臣ってロシアびいきですよね。


上井さんの興行に関して否定的ではないですが、単発の試合発表（戦術）や
「猪木呼ぶ」なんて唐突な発言してないで、
とっとと全容（戦略）や上井さんのプロレスとは？を発表してください。

新間さんの仕掛けは「戦略があった（後づけでも、運でカバー）」けど、
上位さんは「単発仕掛けしかできない、ビックマウスっていうより
中くらいマウス？」な感がします。

オスカー・ディビッドから、ＡＷＡチャンピオンへのメッセージ

大森ヘアスタイルにダメ出し （スポーツナビ）
暗躍するナゾの男、オスカー・デイビットＧＭがファクスで
ＡＷＡ王者・大森に苦言を呈した。
「ＡＷＡ王者は紳士でなければならないが、彼の髪形にはガッカリした。
あの髪形にスーツは似合わない。私生活でも王者にふさわしくない行動
があればベルトを剥奪する」とファイト以外に難クセをつけた。


ＡＷＡ王者はスーツ似合わなければならない！紳士たれ！
いい響きじゃないですか！たしかにモヒカンは似合わないかもね。
でもでもでも、大森さんの一番要求、
「美人マネージャーをつけろ！」には苦言なし、ＯＫなの？

スーツ回帰はある意味ＷＷＥでもおこってますよ、ＪＢＬが。
あと、小橋さんもＧＨＣ調印式で、みのるさん遅刻以外にも
服装に関して怒りの発言をしていたような。

こういう、古きよきアングルを持ち出すＺＥＲＯ－ＯＮＥＭＡＸって
昭和ファンをひきつけるいいセンスがあるのかもね。

そろそろ、ガニア当人やバジョン（生きてれば）、しいてはウォリアーズ
（生きてる方）の日本招聘とかして、ＷＷＥのレジェンドレスラー回顧っ
ぽいシーンを拝みたいものです

柴田ＶＳ長州、三沢ＶＳ大谷決定、妄想大爆発！！！

リングスＶＳＷ☆ＩＮＧ妄想チラチラ＆長州、前田さんクロスオーバー？
柴田vs長州でビッグに旗揚げだ！！
１月２５日に新日本を退団した柴田と“平成の仕掛け人”
上井ビッグマウス社長が都内で前代未聞の公開参戦交渉。
今春、予定される上井氏プロデュースの新プロレスイベント
旗揚げ戦に柴田が参戦し、長州と一騎打ちを行うことで合意した。


て言うか、“平成の仕掛け人”呼びはええって！

それより、長州さんが絡んでくるとなると・・・
アパッチ軍キンタローですよぉぉぉぉぉぉ！
上井さんとこの「前田さん」と長州さんとこの「キンタロー」。

旧リングスとＷ☆ＩＮＧの代理戦争ですよ、これは！！！
当時なら接点どころか「ありえねぇーーーー！」でしょ、
妄想広がります。

それより、前田さんからみ長州さんが絡むという
これこそ「ありえねぇーーーーーーーーーーーーーー！」
ことに書きながら気づきました。



大森ノア逆上陸もアリアリ！？
大谷 狙うは三沢の首のみ （スポーツナビ））
３・５ノア日本武道館大会で、三沢、鈴木組と対戦が濃厚な大谷が、
今後の団体対抗戦を視野に入れ、同戦に臨むことを明言した。
「試合で三沢、ファン、オレに火をつけば、団体対抗戦に持ち込む」。
三沢の「２人まとめてやる」という発言には、「鈴木を速攻倒して、
その状況を作る。ルールを作っとけ」と応戦。
「狙うは三沢の首ひとつ」と言い切った。


団体対抗戦？・・・ということは、ＭＡＸの王者＆ＡＷＡチャンプ
大森さんも出陣ありえるじゃないですかぁぁぁぁぁぁ！！！！！！

「絶対にノアのリングをまたがせない」と三沢さんは明言していましたが、
言葉の裏読みすると、
ノアリングはない⇒ＭＡＸのリングならよい　と、
ポジティブシンキングですよ、これは。

秋山ＶＳ大森なんて、是非とも実現してほしい！
四天王がいた全日、ノーフィアーいたころのノアの
美味しいほぼ同期カードじゃないですか？

裏読みじゃなくても、大谷さんがノアで、
どんなこっ恥ずかしいコメントするか非常に楽しみです。
もちろん、刀は持ち込みでしょ。
今のプレレス界で、「恥ずかしコメントを真顔で吼える」２大レスラーは、
大谷さんとみのるさんだけに、カードにも期待です。


実社会なら「ありえねぇーーーー！」クロスオーバーが普通に起こるプロレス。
それが、また楽しみの一つです。

前田、佐山、高田総統、プロレス復帰記念 ～総格始動前夜～

机を整理していたら、９３年のナンバー誌格闘技特集号が
でてきました。
９３年・・・リングス全盛、Ｋ－１開催前夜、佐山さん
シューティングの布教中、北斗旗ルールなど総合格闘技の
一般化前という感じです

タイトルがいい、
「格闘者たちよ！」
ということで、少しプレビューを。

表紙：フライ（ドンではなくディック）、現プライドのロシア勢の
　　　ごとく怖さありあり。

寄稿：夢枕獏先生による、総合格闘技への待望。全てはアントニオ猪木に
　　　始まったは、今のＭｒ高橋本などみていると少し失笑。
　　　団体は、リングス、シューティング、Ｋ－１開催前の正道会館、
　　　佐山さん布教中のシューティング、北斗旗、“最強”のころの高田さん
　　　など。前田さんは、ヴォルグ・ハンにすでに負けていたのとオランダ勢　　　
　　　台頭で影薄。

特集：「佐竹十番勝負」ウィリー、ドン中矢二ールセンなど対戦解説。
　　　　　　　　　　　このころの正道会館ってえらい殺伐。
　　　　　　　　　　　アーツ戦であばらを折る、ひじ打ちで快進撃など

　　　「平直行特集」今の世代で、グラップラー刃牙のモデルが平さんって
　　　　　　　　　　知らない人の方が多いかも。もし、平さんまだ現役なら、
　　　　　　　　　　Ｋ－１ＭＡＸあたりで、魔裟斗あたりにヒップドロップ
　　　　　　　　　　入れてたりして。

　　　「リングスオランダ特集」暗黒街な感じがいい！棟梁のドールマンの
　　　　　　　　　　　　　　　飾り窓の用心棒やマフィアにならないための、
　　　　　　　　　　　　　　　選手を育てているというコメントや、フライ
　　　　　　　　　　　　　　　など現役選手も「用心棒」やっている、
　　　　　　　　　　　　　　　ナイフや拳銃でうたれるのはザラ、逮捕される
　　　　　　　　　　　　　　　ことも当たり前という部分が、オランダ勢の
　　　　　　　　　　　　　　　「凄み」を強調！

　　　あとは、北斗旗やホリフィールド、まだスイス在住・まだ前の奥さんの
　　　ころのアンディ・フグなど、ハンのロングインタビューなどです。

たらればとなりますが、リングスって「総合格闘技」へのインターゲートを
作った団体って再実感しました。また、前田さん（というよりＷＯＷＯＷの
広報なんだろうけど）ところの「ガイジン」の売り出しかたが、うまい！
プロレス臭を感じさせず、リアルダークな匂いをプンプンさせたところが
うまかったのかなぁ？

特にオランダ勢の「アムステルダムの用心棒」「ナイフや拳銃もった相手にする
のは日常茶飯事」とか、ハンの「コマンドサンボは人を壊すのが目的」とか。
当時の他のプロレス団体は、「あんなわけのわからん外人よんで・・・」とか
言ってたけど、今なら「一般視聴者からも評価される外人」になるのでは、と
思います。　

で、私がリングスで一番違和感あったのは「ベルトがない」こと。
月桂樹の王冠だったけど、一番強い者が明確にならないことに
感情移入できませんでした。
前田さんより、フライとかハン応援していたし。

この後、ＵＷＦインターの「高田ＶＳ北尾」があったり、
Ｋ－１開催（週刊チャンピオンで、佐竹さんを主人公にした「隣の格闘王」
なんてタイアップやってましたね）・・・とつづくわけです、
変わらないのは「佐山さんのデ○ぷり」ですね。　　　　　


ということで、今年は前田さん・佐山さん？・高田総統が
「どんなアクションで、プロレス回帰を狙うのか？」に期待です。