あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

1.19ラッパ亭昼席『柳家喬太郎独演会』

2009-01-20 | 落語
日曜は、「007/慰めの報酬」「チェ 28歳の革命」をはしごして、
19日は、昼は喬太郎師匠独演会、夜はギャラクティカイベントと、
イベント連荘な週末だったんですが、気力回復まで・・・もうちょいです。

さて、ラッパ亭の喬太郎師匠独演会ですが、
まず、演劇のセットの中に高座をつくるってのにはオドロキ。
これはこれでアリかも。千葉のブラジル風ペンションの設定だそうです。

前座「からぬけ」
-平日だけに、集まりが遅め。前座終わったくらいに入場する人もちらほら。
 修行2年半くらいとのことなので、これからも頑張ってください!


喬太郎「牡丹灯籠-お札はがし」
-怪談だけに、セットの階段から登場。
 牡丹燈籠といえば、季節はずれですが、喬太郎師匠の大ネタ!なんですが、
 正直、ウケ悪かった(苦笑)
 ギャグを差込と、笑うという感じの反応。隣のおトーちゃんは寝てるし(怒)
 後のトークで、客層が落語好きだけでないし、セットに喰われてしまいますよ、
 あたしの芸では。演目はその場で考えたと言ってましたが、落語=笑うモノ
 先入観を外して、演劇に合わせて芝居ぽい噺をセレクト。
 外したときを考えて、大ネタ先だしだったのかも?
 あたしとしては、初めての生喬太郎が『栗橋宿』。牡丹燈籠の別パートを
 聴きたいと思ってたので、こりゃ当り!と、しっかりと聞かせていただき
 ました。やっぱり、上手い!


鈴木聡&喬太郎トーク
-セットのベンチシートに2人、ランデブーな座り方でスタート。
 鈴木氏も「あのへんな議員」「あのうるさい課長」等々、喬太郎師匠の
 持ちネタ聴いて楽しんでる感じでした。
 演劇と新作落語のトークで、お侍や町人のようにキャラクターの役割が
 明確な古典に比べて、新作(現代)の場合、極端なキャラ立てをしないと
 伝わり難い。
 だけど、極端なキャラクターでウケちゃうとダメで、
 噺全体の流れとして~のようなことを語ってましたが、
 あたしも賛成&納得。キャラクターは飽きられればオシマイ。
 ストーリーの組立や上手さがあって、次代に語り継がれるからこそ、
 落語がながーく支持される理由のような、そんな気がします。
 
<中入り>

喬太郎「ハワイの雪」
-セットのバーカウンターから登場。
 枕は、市馬師匠と大阪二人会の前日、京都でお茶屋遊びをした。
 そこで憶えた、川柳川柳師匠ばりの伏文字の歌と踊りを披露。
 トークで「いつもの新作」と予告していたので、ここまでの流れで、
 「夜の慣用句」と勝手に予想しましたが、それを裏切る「ハワイの雪」。
 上越がでてくるので、白鳥師匠を思い出しちゃうネタなんですが、
 三題噺からできたネタというのは、はじめて知りました。
 喬太郎師匠の雪と寒さの表現は、ゾクゾクするくらい引き込まれます。
 同じ三題噺で「鰍沢」をぜひ聴きたい。


満足、満足、メタボリックな会でした。

1.19 GALACTICA/ギャラクティカ Boomer Night!

2009-01-20 | 映画・書籍・DVD
バトルスター・ギャラクティカ 予告編(日本語字幕)


「24」もシーズン2半ばで挫折、「LOST」もシーズン2で同じくでしたが、
「バトルスターギャラクティカ」に性懲りもなくはまりまして、
ブーマー来日記念イベント&ペガサス3部作スクリーン上映に行ってきました。

応募者3000人、ティーンは応募者なし、20代も少し、
30・40代がほとんどでした!と主催者が発表!

「ガンダム・ヤマト世代に支持されてます!」って、
オタ気分を潜在させる大人にうけてるってオチにしたいのがミエミエ。
ちょっと違うんだよな。女性の観客も多かったし。

たしかにその感覚で楽しんでる人も大勢なんでしょうが、
あたしがこの作品を好きなのは、過去の海外SFドラマ、スタートレックや
スターゲートと違って、

『人間の陰と陽が垣間見れるハードで深いシナリオ』
『そのストーリーに見合ったキャラクター』
『CGなどの技術は、よくて当たり前』
『人物設定が、若いころやアコガレではなく、兄弟(ここは主催者とかぶり)、
上司(自分)と部下のように年齢(30‐40)等身大から少し先な部分に
感情移入できる』

シナリオのよさが核で、それを取り巻く設定や技術がよさを盛り上げているので、
興味をひかれています。

トークショーのお二方がギャラクティカのバッチをつけて登場。
前半の〆は、全員で例の決め台詞を叫んで〆。

監督のグレイス・パーク握手のはしゃぎっぷり(つくりも含め)、〆で叫んでも、
絵作りとしてはいいんですが、ちょい失笑気味で、仕掛ける側と受けての温度差
をビシビシ感じました。

主催者や仕掛ける側が、はしゃぎすぎちゃうと・・・ね。
ちゃんと支持する人を集め、はまらせるるだけの、作品力があるのに。
だけど、シブいというか地味な作品です。

それで、イベントの内容ですが、詳しくは
「ギャラクティカ」のヒロイン、グレイス・パーク初来襲(バラエティ・ジャパン)

-樋口真嗣監督×出淵裕トークバトル
-ブーマー役グレイス・パークトーク 
 ※サプライズゲスト:L'Arc~en~Cielのken
-ペガサス3部作上映

いろいろ書きましたが、グレイス・パークは可愛かったです(笑)

それと、音響にも定評ある新宿バルト9。
スクリーンで観る、ギャラクティカは迫力バツグンでした。
当選させていただき、主催者の方、感謝です。