あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

第三弾:プロレススクールウォーズ「大森先生の10年戦争アックスボンバーズ」

2006-02-16 | プロレス/総合格闘技
慶ちゃんの’言っちゃうぞーバカヤロウ’さんから、日高さん=光男(和田Aと辰っあんの弟役)の
リクエストもあり、プロレススクールウォーズ“アックスボンバーズ”第3弾です。

~以下妄想です(※BGMは麻倉未稀『ヒーロー』)

プロレススクールウォーズ『大森先生の10年戦争アックスボンバーズ』
第2話 「泥まみれのコスチューム」

AWA王者として数々の栄光に包まれた大森隆男は、ZERO-ONE-MAXの
度重なる要請を受けて、アックスボンバーズの指導者として赴任することを受諾した。
不安がないわけではなかった。だがその不安もアックスボンバーズ志願者たちの
試合を見たら、消し飛んでしてしまうに違いないと大森は信じていた。

期待は見事に裏切られた。俺はこんなチンピラヤクザみたいな連中を教えるため
に来たんじゃない、ましてやハードコアって何!?とスイミングアイ。

その時、AWAニック会長の声「プロレスラーは紳士であれ」が甦った。
そうだ、俺はこいつらを叩き直すために来たのだ。大森の心の中で消えかかった
炎が再び燃え上がった。

開場前のリングでは、ベストタッグ日高とミノルの練習姿が見えた。
あぶない!大森が叫ぼうとする矢先、ミノルがパートナーの日高に「フジタ・ドライバー」
をしかけた。これはアングルではない、仲間割れだ!大森は悟った。
日高は脳震盪を起こしその場に倒れた。大森は日高を運ぶべく、折れたコーナーポストを
2本持ってこさせ、自分の一張羅のコスチューム「黒パン」で担架を作り出した。

試合前、大森は日高の控え室にコスチュームを取りに立ち寄った。一張羅の黒パンは
コインランドリーでクリーニングされていた。代金は日高の給料から支払われた。
日高は「借りを返しただけさ」と強がって言った。

こうして大森のアックスボンバーズとしての飽くなき戦いが始まった。


またも、現アックスボンバーズの4名がでてこないですw。


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大森先生の10年戦争、プロレススクールウォーズ!“アックスボンバーズ”

2006-02-16 | プロレス/総合格闘技
えーと、慶ちゃんの’言っちゃうぞーバカヤロウ’さんから、アツいリクエストもありまして、
プロレススクールウォーズ“アックスボンバーズ”第2弾(石狩=イソップ編)いきまーす。

よりドラマチックに妄想するために、スパイスとして大森さん教師スタイルを⇒ここをクリック

~以下妄想です(※BGMは麻倉未稀『ヒーロー』)

プロレススクールウォーズ『大森先生の10年戦争アックスボンバーズ』
第7話 「嵐の新シーズン」

大森がアックスボンバーズを率いて1年。ZERO-ONE-MAXに新シーズンが訪れた。
事務所では大谷が頭を抱えていた。”ハッスル一のワル”川田が、石狩との参戦を決めたのだ。

石狩「ぼく、石狩太一って言います。ドラゴンボンバーズじゃなかった、
アックスボンバーズに入れて下さい」

川田「おい石狩。お前には無理だ。やめちゃえやめちゃえ」

石狩「でも大森さんがいっしょに頑張ろうって」

大助「大森の言うことなんて真に受けてんじゃねぇよ。全日の時だって、
俺に本気で試合させていたかよ。大森なんてのは敵だ!」

大森「川田!それじゃ俺は敵か?俺は全日選手会で三沢さんに“川田さんにも連絡
したほうがいいんじゃないすか?”とかばったが、そういうことを聞くとここのリングでは
かばいきれなくなるな」

川田「誰がかばってくれって頼んだ」

大森「お前の態度は間違ってる。プロレスには“思いやり”が大事なんだ!
ちょっとリングに上がれ!」

川田「リングに上がれ?お前、レフリーかよ!ヒットマンか!?」

大森に殴りかかろうとした川田を、石狩は必死に止めた。

川田「上等だよ、AWAの挑戦権をかけろ!条件は石狩が鉄棒で懸垂を3回する。
あんたの思いやりとやりゃが石狩にどれだけ成果があったか。お手並み拝見と
行こうじゃねぇか」

石狩「大森さん、僕やってみます。川田さんにAWA挑戦してほしい!シーズン最終戦の
後楽園ホールで挑戦してほしいんです。大森さんやらせて下さい」

懸垂3回と言っても、石狩にとっては、他のレスラーの100回にも200回にも相当するものであった。
石狩の懸垂が始まった。1回、2回、かけだしのレスラーが師のAWA挑戦権のために、
いま死ぬほどの苦しみに耐えていた。
大森の胸は熱くなった。しかし、石狩は力尽きて落ちてしまった。大森は石狩を褒め称えた。

川田「負けたよ。アックスボンバーズに負けたよ。思いやりか…。世間じゃやたらに言う
言葉だが、ほんとにあるとはな」

大森「川田・・・・・」

レスラーは成長する。アックスボンバーズもまたレスラーとの交わりにより成長する。
大森はその思いを深く心に刻み込んでいた。


そういえば、現アックスボンバーズの4名がほとんどでてこないですねw。


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