健康診断ブログ

みなさん健康診断受けていますか?

私達京映会の存在意義

2020-01-06 09:50:04 | 社員向けメルマガ転載
東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

毎週月曜に社員向けのメルマガを書いて、もう12年目に入りました。
そのメルマガを転記します。


私達京映会の存在意義

新年あけましておめでとうございます。

次年度の新入社員さんのために、私達京映会の存在意義を書きます。
何度も聞いている職員さんは、繰り返しになりますが許してください。

私達京映会は『健康を通じて社会に貢献する』会社です
では、健康を通じて社会に貢献するとは何でしょうか?

私はこう思っています。
健診事業は、人間ドックを普及させて、がんで死ぬ人を減らすこと。
介護事業は、ホスピス事業に取り組み、より良い終末を見守ること。

私が国立がんセンターに勤務していたときのことです。
私が働いていたので、友人の母が私を頼って乳がんで来院しました。
すでに手遅れで、脳や骨にも転移していて(末期がん)治療はできませんでした。
本人は4~5年前から、胸にしこりがあることに気付いていたそうです。
毎年健診は受けていました。しかし、生活習慣病健診しか受けていませんでした。
婦人科健診付きの人間ドックを受診していれば・・・と、悔やまれます。
これが人間ドックを普及させたい理由です。

また、末期がんだったので、ホスピス(緩和ケア)病棟に2年ほど入院されました。
ホスピス病棟とは、告知後の心身のつらさを和らげ、自分らしく生きることを支援したり、
末期に近付くにつれ強まる痛みを和らげ、落ち着いた状態を維持していくような病棟です。
最初は健康に見えた友人の母を、入院から死ぬまで見送ったことが私の原体験です。
最後に笑顔で「ありがとう」と言われたことが、病院を辞めた理由でもあります。

法定健診や生活習慣病健診では、がんは発見できません。
生活習慣病の補助金を使って『安価に人間ドックが受けられるような工夫』をしましょう。
また、高齢者が癌になると入所できる介護施設はほとんどありません。
健康に不安を抱える高齢者を受け入れるホスピス事業は安心を与えます。
ホスピス事業は、非常に社会的意義のある事業だと考えています。

私は、旧京橋健診センターに戻ってきたときから、人間ドックの普及と介護事業を考えていました。
初めて経営計画書を作った12年前に、経営計画書に人間ドックの普及と介護事業を書いていました。
当時の実力では「巡回式人間ドック」が「人間ドック施設」になるとは考えていませんでしたし、
介護事業(ホスピス)は自力では難しいと思っていましたが、努力すれば思考は現実になるのです。

皆さんは、まだ見えないかもしれませんが、考えていれば必ずその方向に向かっていきます。
12年前と比べれば実力も備わってきました。あとは、どうやるか考え、実際にやるだけです。

私達はお客様のために事業をしているのです。健康を通じて社会に貢献します。
健診事業は、人間ドックを普及させるために何をすればいいのか考えていきましょう。
介護事業は、ホスピス型対応住宅にするにはどうすればいいかを考えていきましょう。

私達京映会の『企業理念(ミッション)』は下記です。
お客様を第一に考え、仕事を通して社員一人一人が成長し、笑顔と真心の奉仕で、健康を通じて社会に貢献する。
(健康に不安を抱える大勢の人々に安心を与え社会に幸せをもたらす尊い活動をする。)




巡回健診の京映会 
医療法人財団京映会 京橋クリニック
〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町2-40-3 03-3677-8121(代表)


最新の画像もっと見る