システム更新

東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

セキュリティレベルの向上を主目的とした以下のシステム変更をしました。

Ａ．入退室装置
・セキュリティ対策を強化するため、本社２階事務室への入退室を建物への入退館時と同じ身分証明書カード（ＩＤカード）を利用する方法に変更します。

Ｂ．ネットワーク
・パソコンやサーバ、１階健診用各機器などを接続する社内ＬＡＮの伝送速度を高速化（100Mbps→1Gbps:10倍）します。
・本社～「えがおの郷」、本社～社外からのモバイル利用を一体化し、機密性の高い専用ネットワーク（「ＶＰＮ」）にします。
・ネットワークを集中管理する統合脅威管理装置（「ＵＴＭ」）を本社と「えがおの郷」に導入し、インターネットを経由するコンピュータウィルスやハッキングなどの脅威からシステムを保護します。

Ｃ．サーバ
・サイボウズや共用ファイルを格納しているサーバを最新ＯＳのサーバに更新します。
・新たにメールの送受信を管理するシステム（「ｍ－ＦＩＬＴＥＲ」）を導入し、これを格納する最新ＯＳのサーバを追加導入します。
・新たにパソコンの利用状況などを管理するシステム（「SKYSEA Client View」）を導入し、これを格納する最新ＯＳのサーバを追加導入します。
・サーバに格納する重要なデータは、万が一本社が被災した場合を想定して「えがおの郷」に毎日伝送して遠隔地保管をします。

Ｄ．パソコン
・利用しているWindows7のパソコンはすべて最新のWindows10の省スペース型パソコン＋21.5インチワードモニターに更新します。
・「Ｈｅａｌｓｙｓ」用パソコンは共用パソコンと統合して１台のパソコンにしますが、モニターを２画面方式（マルチモニター）にして利便性を確保します。

セキュリティ強化へのご理解
業務上の特性として個人の機微情報を取り扱うため、万が一に備えたセキュリティ対策の強化が事業継続上重要な課題となっています。
今回の更新ではリスクの軽減と証跡の確保を目的としているため、個人を特定するための操作で煩雑になる面がありますが、操作者を守るために必要なことをご理解頂き、ご協力をお願いします。
なお、今回のシステム更新で基盤が整備できるので、次に業務効率の向上に向け、さらに職員一同業務を深化させていきます。

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巡回健診の京映会　
医療法人財団京映会　京橋クリニック
〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町2-40-3　03-3677-8121（代表）

PSA検査

東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

今日はＰＳＡ検査についてです。

PSA検査は、採血のみの検査で、血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種「PSA」の値を測定します。

スクリーニング検査のなかで、もっとも精度が高く、簡単に受けることができます。

この検査を受けることで、前立腺がんで命を落とすリスク、がんが転移するリスクが下がります。

前立腺がんは、日本ではもともとあまり多くみられるがんではありませんでした。

しかし、2015年がん統計では男性のがんのうち、大腸、肺、胃に次いで、第4番目に多いがんとなっています。

また、2017年がん統計予測では男性のがんのうち第3番目になると予測されています。

このように、近年、もっとも増加しているがんのひとつとして注目されています。

PSA検査は精度が高い優れたスクリーニング検査なので、前立腺がんの早期発見に非常に有用です。

50歳を過ぎると罹患率が急激に増加するため、50歳を過ぎたら1年に一度受けることが推奨されています。

ただし、検査は前立腺肥大症や前立腺炎でも高値になるので、前立腺がんの診断には精密検査が必要です。

▲PSA　腫瘍マーカー

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