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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

長閑さに、また花見

2022年04月05日 | こんなところ訪ねて

長閑さに無沙汰の毘沙門堂(山科区)を訪れてみた(昨日)。

山科駅から歩いて2キロほどだろうか。山科疎水にかかる安寿橋の上で、偶然下を通る琵琶湖疎水船と遭遇した。滋賀県の大津から乗船し、京都の蹴上へと向かう船だった。


東山をバックに、地域のボランティアが育てたという菜の花、満開の桜、そして青い空。言うことなしの長閑さを、はやもうここで満喫した。
毘沙門堂へは、沿道の桜も満開のゆるい坂をここからまだしばらく上っていく。場所によっては車がすれ違えない道に人はあふれ、行く車帰る車が近づいてくるしで、ぼーっと桜に見とれてばかりもいられない。


極楽橋を渡って、この階段を上がらねば!
上がりきって仁王門をくぐり、本堂で手を合わせ、宸殿前の枝垂桜を愛でた。



いずこの桜もそれぞれの美しさ。長閑なお日和で、まことに結構なお花見になりました。


義母がなくなり9年になる。今日は東本願寺にお参りしたあと、お花見は結構という声にイオンの大垣書店に向かった。

   人それぞれ書を読んでゐる〈良夜かな〉 (山口誓邨)   

ならぬ〈春こよひ〉というところ。
コメント (2)
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