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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

一時間の船路

2020年07月22日 | 今日も生かされて
知人から〈はがき随筆〉が舞い込んだ。


琵琶湖の水を京都へ引くために明治時代に建設された琵琶湖疎水。物資を運ぶ船で賑わったものの時代の流れとともに衰退し、1951年に船運は終了。しかし、2018年春、疎水を往来する観光船として「琵琶湖疎水船」が復活した。
今年はコロナの感染拡大に伴い4月8日以降運航は中止となったようだが、それ以前に乗船できたといって、京都の蹴上(けあげ)から山科を経由して滋賀県の三井寺へと向かう、一時間余りの船路の様子が記されていた。
そうして枠外に、私の作品を一気に読んだと認めてくれてあった。

梅雨明けを待つ日々の思いを綴って、梅雨が明ける前に届くようにと投函した。

郵便局への道すがら、寺の掲示板にこんな言葉があった。
  
  やれなかった
  やらなかった

  どっち
         相田みつを

もうすぐ誕生日を迎える…。そんなとき、ふと思いを裡に向かわせた。
コメント (4)
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