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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

人の心に落ちれば

2020年07月09日 | 今日も生かされて
今朝は雷鳴を伴った強い雨の時間帯があったが、やがて上がっていった。


スイス帰りのミックスされた種をまいたところ、その中で最も多く芽を出しのがこれだったが、もわもわと茂った葉は、梅雨入り間もない頃の雨で一晩のうちに腐ったように溶けて全滅してしまった。
今、マメ科の英名・オルニトプスもやわらかに繁り、丈を伸ばしたディルには支柱を立てた。今にも花を咲かせようとしている。どちらも数本の芽生えだった。小さな白い花を咲かせているのもある。


蕾をつけているこれは、何の花だろうか。花が咲いてわかるかしら。どれについても知識がないのでネットが頼り。

ほんのちょっとした喜びごとが重なって、思わぬ方から連絡をいただいている。偶然だけれど、親しく言葉を交わしていたかつての文章仲間から突然のメールで、喜ばせてもらった。こちらは、タイヘンな今の状況を元気で過ごそう、と。

〈…文字で刻印されることで、その紙にひとの言葉が吹き込まれる。言葉を綴った人がいなくなってもその影が、紙の上に焼き付いている。生きているものはみなあとを残す。それも影のような頼りないものだけど〉。少し前に読んだ本にこんな一節があった。
そしてこんな一節も心に残っている。〈言葉って不思議よね。種のように長いあいだ眠っていても、人の心に落ちれば、また芽を出す〉。
コメント (2)
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