京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

短い夜

2019年06月22日 | 日々の暮らしの中で

  今年の夏至の日の出   4:43
           日の入り 19:14   (京都)

昼間は14時間31分もあるのに、夜は9時間29分しかない。
たちまち明ける夏の夜、「短夜」。
昨日、今日と、午後3時を回る頃から二日続きの夕立があった。
雨上がりには東山連峰も西の山並みも白くけむってみえていた。

裏へ出たところに額の花が咲いた。茶花としても好まれる色合いが好きだ。
あらゆるものに同じいのちを見つめる日本人の感性は、人間と自然との境目をなくし、家の中の床の間にも自然を取り入れて楽しんできた。
神仏への供花として、そして、暮らしの空間に、花が存在する。
花の美しさも、いのちも、輝きを増すことだろう。



コメント (2)
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