
21度を超える陽気に汗だくで歩いたかと思えば一転、昨日は雨降りで、家の中は一日中夕暮れ状態。今日はまたまた春めいた陽ざしに誘われるように薄着で外へ出てしまった。風が冷たくて、身震いしながらの散歩は早めに切り上げることにした。三寒四温の時季、一足飛びに春は訪れないのだ。足踏みしいしいでやってくる。
池に「カめ」が泳いでいました。「カめ」。…4、5、6と、もう冬眠から覚めているんだなと思いながら目に入るカメを数え歩いていますと、向かいから親子連れがやってきました。父親は子供を抱き上げて、指をさしました。
「こうちゃん、ほれっ、あそこ、かメェがいるよ。かメェがいるよ。見てごらん」
「おーい、かめさーん」。子供はどっちの発音だったかしら。「かメさーん」? 差異はなかった? 微妙。
何やらおかしいわ、「カめ」と「かメェ」。時どき自分のアクセントが周囲と違う事をふっと意識してしまうことがあります。わかってはいても、「かメェ」とは言えない。
嫁いで最初に大笑いしたのが「マッチ」だったはずです。「マっち」という私に、「まっチッ」だと言い張る二人組でした。