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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 3セントのお釣りはもらえない…

2010年02月12日 | 娘ンち滞在記
                     = G' Day Mate  from Brisbane =  

               

買い物をします。
レシートを見ても判じ物だった頃…、これって損しているのかなあと…。

品物に貼られた値札(消費税込み)の合計と支払額が一致しないことがある。お釣りがちがうのだった。ただ、慣れたら極めて合理的なのだろう。

① $9.98 + $9.99 = $19.97  $20で支払うと お釣りは 5セント。
② $9.99 + $9.99 = $19.98   $50で支払って お釣りは $30

①はトータル【19.97ドル】が 操作されて示される支払い金額は【19.95ドル】になる。
(従ってお釣りは5セント)
②はトータル【19.98ドル】が、支払い金額は【20ドル】で求められる。
(お釣りはちょうど30ドル)

仮に 合計金額 19.63ドルなら  19.65ドルを支払い
        19.62ドルなら  19.60ドルを支払う

つまりこの国には1セントがない!                      
硬貨は 50セント・20セント・10セント・5セント、ゴールドで1ドル・2ドルだけである。
3セントのお釣りを渡しようがないわけだ。

小銭は持ちたくない。日本円の“1円玉はじゃまくさい”と言うJay.
彼が子供の頃には1セントと2セント硬貨があったという。不便さを感じることのないおおらかさなのか、単にめんどくさがりやなのか…。
損しているとばかりには感じない。損得プラスマイナスゼロ。飲み込めさえすれば楽な計算法なのだろう。

日本の一万円札とのサイズの比較。そして100 $・50$紙幣のほかに20$・10$・5$紙幣がある。
濡れない破れないはセキュリティのためと。偽札の製造もしにくいと自慢。
日本で、一円玉が募金箱にたまっているわけはなんだろうか。

彼はあらゆる面で自国を愛する若者だ。国の文化が廃れるのは「恥ね」と言い切る。
昨日の「建国を記念する日」について口火を切ったのもJayだった。天皇の「象徴」の持つ意味にも関心を示す。
日本の文化の素晴らしさを思い、誇れる私ではあるのだが…。
コメント (10)
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