こだっちとくうすけの冒険

熱く、熱く、いつまでも熱く。
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ブログにしたいです。
  
 こだっちとくうすけ より

Mt.FUJI アタック 2012夏 ~フォースコンタクト~

2012年08月23日 06時49分52秒 | こだっち冒険の歴史
おつかれさまです

ちらほら、海にもクラゲが出没し、

朝夕ひんやりしてきましたが、

いかがお過ごしでしょうか?

夏の終わりを感じ始める今日この頃ですが、

まだまだ、夏は終わりませんよと、

思いたい気持ちです。

そんな今日は、

富士山物語完結へのフォースコンタクトをお届けします。

ちなみに、今回は、写真はありませんので、

文章による想像をお願いします。


さてさて、高山病におかされながらも、

刻み続けた山頂への道。

現在時点での標高は、

3,450メートル

2,000メートルの五合目を8時に登り始めて、

はや16時です。

8時間の山登り、

今までに経験したことのない登山ですが、

ここまで、登り続けることを支えるのは、

頂上への思い、

途中で見える富士からの景色。

これがあるから、山に登れるのだと思います。

そんなこんなで、本日の宿、御来光館に到着しました。

そのころは、かなり標高でしたので、

ちょっと肌寒い状況でした

そして、山小屋の中に暖炉があるのですが、

その周りを外国人登山家たちが、

長時間占領していたので、

これは、こだっちがいって、ルールを教えてこようと思い、

単身乗り込んでいくと、

一人の外国人女性に、こう言われました


あんた、なに人?


えっと思いましたが、

単身乗り込んだこだっちですので、

すかさず、


アイム ハワイアン


と切り返すと、

オーハワイアン?

と興味深々でしたので、

軽くサーフィントークで繋いでいると、

隣に座っていた日本人男性は、

アイム コリアンと言っておりました。

そこへ、新たに登場したのが、

僕とそっくりな顔をしたシンガポール人の男性でした。

その瞬間、確かになに人って、

言われるわと思いながら、

そのシンガポール男性に対して、

おぉー、ブラザー、セイムフェイス、セイムスメルと、

兄弟、君は僕と同じ顔で、同じ匂いがするよと、

いいながら、交流を深めあい、

友情の握手を交わしました。

こんな、出会いも登山の楽しみなのではないでしょうか?

すると、そのシンガポール男性は、

10人ぐらいのチームで登っていたらしく、

山小屋へ到着する外国人すべて、

ヒイ イズ ハワイアンと紹介しておりました。

もう、あとには引けなくなったので、

そこからは、持てる英単語及びジェスチャーをフル活用しながら、

外国人グループと交流を深めておりました。

たぶん周りの日本人から、間違いなく外国の人だと思われていたことでしょう。

でも、外国も日本もないのです。

結局、みんな兄弟なのですから。

そんなこんなで、宴もたけなわ状態の時に、

ちょうどご飯の準備が整いました連絡が入ったので、

いったんみんな解散して、

ご飯タイムスタート、

ご飯は、洋食、和食と選択ができ、

僕は、洋食のハンバーグ弁当をチョイスしました

ご飯を一つのテーブルで食べていると、

新たに日本人のカップルが、

テーブルにやってきました。

そこでもまた、交流を深めながら、

話をはずませていると、

山小屋のおばちゃんが、

まだ、ご飯を食べているにもかかわらず、

弁当を下げはじめに来ました。

早く食べてもらえます?

雰囲気が前面に出ていましたが、

まだ、ご飯食べてるでしょうが?

と北の国から的なスタンスで、

そのおばちゃんのプレッシャーにも、

たえ、食事と楽しいおしゃべりをしておりました。

そして、ご飯を終えると、

またまた、暖炉の近くには、

サミットが開かれていたので、

ご飯を食べたコリアン人を名乗る男性と、

埼玉からやってきたカップルと、

こだっちは、その輪の中に、

再び侵入しました。

なおも、高山病におかされていたこだっちは、

酸素片手に、半分はやさしさのバファリンを摂取し、

頭に冷えピタを張るというスタイルで、

サミットに参加すると、

シンガポールの男性に、

その酸素を吸っている姿、あぶないねと、

言われました

それでも、酸素がないと・・・・・。

と思いながらも、

酸素摂取量を減らしながら、

サミットに参加していたのですが、

そろそろハワイアンキャラにも疲れだしてきたので、

自分の生い立ちは、

2歳までハワイで暮らし、

2歳から15歳まで、

沖縄で遊び、

現在は、三重県に住んでいると説明しましたが、

三重?知らないね。

ここで、奥義「伊勢神宮」を出しましたが、

それでも伝わらず、

ドゥーユーノー、大阪?

京都?奈良?名古屋?

大阪、京都、名古屋、一部奈良も知っている人もいたので、

ビィトウィーン 大阪&名古屋というジェスチャーで、

三重県をアピールしていると、

外は突然の大雨、

明日は山頂にアタックできるのか?

そんな思いにさせるほどの、

台風バリの大雨でした。

この後、団体客が上がってくるので、

皆さん就寝してくださいということだったので、

ベットに戻ると、

ベットは2段ベットで、

畳2枚ほどのスペースに4人が寝るようになっていました。

僕はぺちゃくちゃとしゃべっていたせいで、

隣のカップルに、こだっちのスペースまで、

占領されてきておりましたが、

なんせ、省スペースのコンパクトタイプなので、

気にせず寝ておりましたが、

ちょっと気になる人は、

もっと下の山小屋に泊まる方が、

ゆったり泊まれると思います。

それと、布団も湿気でベタベタしておりますので、

災害等で使う体をくるむためのアルミのシートなどを、

持って行った方がいいと思います。

かなり、ベタベタして気持ち悪かったので、

それがあれば、かなり快適になると思います。

それから、隣の人のいびき等が気になる人は、

耳栓を。

それから、暗闇の中でライト等をつける人もいますので、

安眠したい人は、アイマスクを持っていくといいと思います。

そんなこんなで、休んでいて、

御来光をめざす時間がやってきたので、

あさ2時ごろに動き出すと、

台風継続!!

昨日、知り合った人たちも、

この天気で登るのは、危険だと思うと、

言っていましたが、

雨対策も、しっかり整えてあったので、

フルゴアテックの防水タックルで、

僕は山頂を目指すことを決意!!

しかし、外はかなりの嵐だったので、

荷物を持っての登山は、

高山病継続中の僕には、

かなりやばいと思ったので、

御来光から帰るまで、荷物をベットにおいておけるか確認すると、

いいですよとの山小屋側の回答でしたので、

いざ山頂にという思いで、

フル装備着装を始めていると、

御来光のために登ってきた人たちが、

あまりの雨にこころをやられたらしく、

山小屋に泊まれないかと、

次々人がやってきたした。

それでも僕は、三重から来たにもかかわらず、

あきらめたくないという思いで、

危険を承知の上で、アタック決意!!

万全を期すために20分ほど装備にかかりましたが、

いざ、山頂へと扉を開けた瞬間!!

山小屋の従業員が、

まさかの。

えぇ、山頂へ登るつもりですが、

現在の天候で登るのは危険ですので、

やめた方がいいですよ。

ちなみに、現在下山も無理な状況です!?

ふぁに?

それはやばい、明日仕事なのに、どうしても今日帰らなくては。

ていうか、20分もかけて装備を整えてる間に、

登れないよ情報をなぜに出さない?

と思いながら、天候の回復を待ち続けること、

5時間。

朝7時に下山だけなら、可能となりました。

しかし、天候が目まぐるしく変わるため、

いつ、雨にやられるかわかりませんということで、

外国人クルーや時間待ちをしていた人の大半が、

即下山を決意!!

僕は、どうしようか悩んでいる。

一緒に話していたカップルも下山を決意。

明日、仕事だからとのこと。

そこで、自称コリアン人男性が、

山はまた登ればいいけど、

ここで死んだら次はないよ。

その一言で、こだっちも下山を決意、

それにどうせ見るなら、晴れ渡った山頂で、

御来光を見たいという気持ちが湧いてきました。

苦渋の決断でしたが、

自然を相手にする登山、

決して、自然をあなどらない!?

自然の驚異は、サーフィンをプレイする中で、

充分に感じていることですので、

自然から見た自分は、

アリンコよりも小さなものですから、

絶対に無理はしない。

途中まで、コリアン人男性とともに下山をして、

10時には、下山をとげました。

登るのには、8時間もかかりましたが、

下山は3時間。

かなり、後ろ髪をひかれる思いでしたが、

また、来年再アタックを計画したいと思います。

山頂にまだ見ぬ忘れ物をしてきたので。

次回、富士アタックファイナルは、

下山中の風景をお届けしたいと思います。

ながながと、お付き合いいただきありがとうございます。

結果は、残念でしたが、

いい経験ができたと思います。

今回は、頂上までには、まだちぃーと早いと富士山の神に、

言われたような気がします。

来年、しっかりと忘れ物を受け取りにまた来ます

シーユーアゲン Mt.Fuji 


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-10-01 21:39:44
こだっち今晩みぃー(^~^)

先日のカップルの片割れの男です。。。

ちなみに、私あまりの悔しさにあの後すぐ(8/31)
山頂へリトライしました。

今度は相棒にスペシャルゲストを選びました。
なんと、家の母ちゃん!!!

この前のうるさいのは、家に置きぎっくり腰寸前の
おばさんを連れて行きました。

そしてなんと何と日帰りしました。
しかし、最終的に母ちゃんのほうが登山経験が
豊富なため、あっさり巻かれました(涙)

こだっちよ、来年は奇遇ですねぇ~といいながら
山頂で会おう!!!
そして,極秘任務を果たそう。。。
返信する
やりますねぇー。 (こだっちより)
2012-10-05 19:45:16
おつかれさまです

コメント気づくの遅くなってすみません。

まさか、富士アタックリベンジをしてしまうとは・・・。

熱いことやっちゃってるじゃないっすか。

それに、8月31日は僕の誕生日の翌日

ここでも、運命のニアピンですなぁ

しかも、母ぎみと。やばいっすね

もちろん、例のミッションをやっちゃいました

たぶん、僕も来年は吉田ルートを選択しようと、

思ってますので、奇遇ですね。があるかもしれませんね

PS.先日のカップルの片割れ男ですでは、

コメントを返す時に、先日のカップルの片割れ男さんへとなり、

入れにくいので、ニックネェームをいただけるとありがたいっす
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