クロスカブの腰上オーバーホールが終わって感じた事。
まずは結論、ハンターカブより乗りやすくなった。
元々クロスカブは『足』としての機能を重視して、ハンターカブは『林道』の機能を重視してます。
タイヤしかり、クロスカブはロード寄りのタイヤでハンターカブはオフ寄りのタイヤです。
一見、キャラ被り感はあれど、私の中では棲み分けが出来てました。
林道より汎用性を重視すればクロスカブになるが、今回のオーバーホールでその機能が復活しました。
まずは燃費。
今まではハンターカブに軍配が上がってたが、今はハンターカブよりリッター5kmは多い感じ。
お次はエンジン。
低速重視のハンターカブは、法定速度ぐらいまでならグングン走るけど、それ以上はクロスカブの方が回るエンジンになりました。
しかもクロスカブの方が振動も少なく疲れづらいと来たもんだ。
最高速こそ僅かに馬力のあるハンターカブだが、カブの最高速なんて目ク〇鼻ク〇ですからね。
遠洋航海コノヤロー走行も振動が少ない方が疲れない。
お得意の夜間走行もハロゲンライトのクロスカブの方が真っ暗闇の道路では走り易い。
航続距離は、ハンターカブ5.3Lタンクでクロスカブが4.3Lタンクだからハンターカブの方が走るけど、クロスカブにはリアボックスがあるので増槽タンクを持てる。
なので実際の航続力はクロスカブが上。
う~ん・・・ハンターカブがクロスカブに林道以外で勝ってるところは・・・
車重だって10kg以上クロスカブの方が軽い・・・
ブレーキはディスクでABSが付いてるからハンターカブだわ。
あとなんだろう?
防風・防寒・エンジン冷却性能もレッグシールドが付いてるクロスカブの方が上だし・・・
整備性もクロスカブの方が断然楽。
そうそう、数十年ぶりにスタイルに惚れ込んで買ったのがハンターカブでした。
結局、性能云々より、好きなバイクの方が好きって事ですわね(当たり前)
でも、クロスカブの方が重宝してるのは間違いないですけど・・・
まあ、クランクやコンロッドまで直す気もないし、元々4万キロ寿命説を唱えてた中華クロスカブです。
これから先、何キロ走るか分からないけど、甘やかさず年中乗るつもり。
KLX-125の純正のチェーンローラーは硬い樹脂製で、しかもローラーのくせに回らない仕様なんです。
これがチェーンと擦れてシャカシャカ・シャラシャラ煩いのなんの。
そして慣らし運転中の500kmほど走行しただけでかなり磨り減っていたりして。
ユーザーレビューなどを覗いてみたらほとんどの方が不満のようで、社外品の回るローラーに換えてるとのこと。
それでDRCの純正よりやや大径の(ちゃんと回るベアリング入り)のローラーに替えました。
そしたら静かだし2万キロ近く走っていても磨り減ってもいません。
ちなみに純正チェーンも500kmも走ればダラダラに伸びていたのでDIDに換えたら解消したし、こんな些細な盆栽でも良くなるもんですね。
余談でした。
とりあえず今はよく分かりません。
不具合は今のところ出てませんので、良しとしてました。
>KLX-125の純正のチェーンローラー
いわゆるチエーンガイドがローラーになってる物でしょ。
回らずただの円筒形のゴムなら減るのも早いでしょうね。
ベアリングが入って回るのなら理論上10倍以上持ちますからね。
で、以前から思ってますが、その付近にチェーン清掃毛ブラシを付けたらどうかっていつも考えてました。
ほら、昔の自転車のハブに巻付ける緑と赤と白なんかのブラシです。
チェーンのゴミを取ってくれる?ブラシがすぐにボロボロドロドロになって使い物にならない?
いっぺんやってみようと思ってますが、まだ実行に移せてません(笑)
ネットで得た情報ですけど、某ネット中古オークションで落札したものをみたらガイドローラーの樹脂部分がすっかり削れて芯の金属カラーまで削れていたとか。
メーカーはどのあたりまでもてばOKとしているのでしょうかね。
質実剛健&超長持ち製品ばかりじゃ買い換えサイクルが長くなって商売的には美味しくないだろうし。
私のようなド素人よりも更にメカ音痴さんもいるでしょうし。
何はともあれ私のKLX-125は現在のところゴキゲンです。
みったくないけど・・・
ローラータイプのガイドは減るのが目視出来ますが、カブみたいなゴム板のガイドだとチェーンがスイングアームに当たるまで気付かない人も多々いると思います。
そんなに高い部品じゃないから買い替えた方が精神衛生上良いですね(笑)