すっかり春になった。
バイクも普通に湧いて来てるし、野山は山菜盗りだらけ。
で、今日は久々に新キャンプ地から奥へ行ってあそびましょう。
驚いたのは、川の水が緑になった事で、正確に書けば増水してないから川の石が苔むしてるって事。
私の田舎だとサランベ川ってのが、川の石にいつも苔が生えてる。
川の上流が広葉樹(ミズナラ等)だらけなので保水力が大きく増水しません。
ここは杉が多いので増水するからただ単に、まとまった雨が少ないって事でしょう。
春の花、キクザキイチゲだらけです。
これだけキクザキイチゲが生えてるが、青を見なかったので、やっぱり青いキクザキイチゲはレアなんでしょう。
マタンゴはどうかな?
おっ、花が生えて来てます。
あと一ヶ月もすれば人を食べると思います。
ポン吉さん情報によると、倒木閉鎖されてた林道が開通したのはここか。
もしくはここ?
普通に進めるので春のお花を見ながら進みます。
やんや、ベビー用品がどっさり不法投棄されてるので、ク〇親なのは間違いない。
ナニワズの群落ってのも珍しいので、やっぱり自然が豊富です。
が、林道脇には山菜がありません。
蛾眉野より無い感じ。
いやはや、乗用車で普通に入られる山だから簡単に採れる山菜は全部採られてしまうんでしょうね。
ほら、あってもめんこい物だらけです。
そういえば、ここはカタクリの群落を見てないかも?
まあ、カタクリを食べる人はいないでしょうからね(私は食べるけど)
春、時々見かけますが、落ち葉を破って芽を出す植物ってのはスゲーと思います。
帰路に廃橋があった場所でマッタリしてた。
昔はこの界隈にも民家があったそうですからクロッカスが咲いてるのもうなずけました。
とまあ、午前中はここまで。
午後からハンターカブに乗り換えて、また野山散歩へ行きますよ。
これなら林業者が倒木をよっこした後、作業が終わったらまたツッペした方が良いと思いました。
いくつかの枝沢へ入ってみましたけど、蛾眉野町の本流側の山菜と同じで細いものしかありませんでした。
ウグイスは鳴いてるし、一面キクザキイチゲ群落もあり春たけなわを感じましたけど。
川の緑の藻にも驚きました。
これだけ水の流れが緩い日が多かったんでしょう。
釣りをしたらテグスにベッタリと藻が付くと思います。
倒木による道路のツッペは写真2枚目の杉林の中です。
1枚目の橋の手前のものは川の西側を伐採している林業の人の作業跡ですね。
しかしまぁ倒木ツッペの処理後のここ数日の山菜盗り軍団の多さには閉口ものでしたよ。
それはイナゴの大群が畑を食いつくして次の畑へ移動するとか、そういう感じを受けましたね。
そして松前半島側を盗り尽くしたホイド集団の次なる目的地は亀田半島なんですよね。
まずチャイルドシートやベビーカーの残骸の数々。半端じゃないですね。(まだ真新しいし)
わざわざ山の中まで持ってきて棄てるとか、ロクな親じゃないですよ。
そして更に上流には川にブルーシートの大きいのが二ヶ所、そのブルーシートにくるんで捨てたであろうゴミ、魚等を干す網、古タイヤ10本以上‥‥‥‥etc
なんなんでしょう。
ちゃんと正規にゴミ処理をしたって費用などはたかが知れていると思うんです。
こんな僻地までガソリン使って車できて不法投棄とか。(ウマシカですよ)
さっそく管理者(一応は町道ですから)の役場に連絡しました。
さて、川底の緑のコケですが、私が当地に蟄居して10年、初めてのことです。
これは冬の山の降雪量が少なくて春先の雪代による増水が少なかったからだと思われます。
ちなみに家から上流約6kmほどまで探検して、残雪が多過ぎて走行不可の地点まで行きました。
匂う系の春の恵みは見事に盗り尽くされていました。
でもエゾエンゴサクやカタクリなどの自然の花畑が観られたので満足です。
バイクも靴もズボンも泥だらけです。午後から洗います(汗)