北海道人で牛を『ベコ』と言うのを知らない人はほぼいないと思う。
でも、その語源はなんだと聞かれたら知らない人の方が多いでしょう。
ベコの語源は、仔牛が『べェ~』って鳴くから、それに『コ』を付けたものだと言われてます。
ワンコ、ニャンコと同じ感じです。
でも、アイヌ語で牛の事を『ペコ』って言うから、それが訛ってベコになったんじゃなかろうかとも思ってる。
そして、田舎に行くとベコの臭い(雲古ね)が風に漂って来ます。
これが俗に言う『田舎の香水』です。
アイヌ語では、風の事は『レラ』と言います。
まあ、レラは日本語としての直訳だから、それ以外にも意味があるらしいですけどね。
例えば、風に乗って何かが集まるみたいな感じで。
ここから本題ですが、去年わが故郷八雲町の局地散歩へ出かけた際に、上八雲の大関小学校跡に立派な建物が建っていた。
気が向いたので調べてみたら『ペコレラ学舎』という施設でした。
場所はここで、まさに牛の風という意味なのでしょう。
私に関係ある部分では、通年キャンプ可の施設みたい。
詳細は、ペコレラ学舎のHPをご覧になるとわかります。
若者が沢山集まってる施設みたいで、HPを見てみたら私は完全に年寄りなんだと思いました。