黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

2013百円貯金旅行3

2013-09-17 11:48:38 | 戯言
夕張石炭の歴史村へ行く前に、幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば近くに大きな煙突が見えたので見学してみます。

そばに夕鹿の湯という温泉があってその横にありました。





なるほど・・・ 映画で、炭鉱労働者住宅を目指して車を走らせるクライマックスシーンで、島勇作(高倉健)が「北炭の工場の前を大きく左に曲がり、ずっと登り坂だ」と言った工場は、この化成工業所の事で、確かに遠くの方に見えていた。



さて、石炭の歴史村へ行きましょう。


いえね、入り口から奥へ車で入られるようになってるんですが、お土産屋さん等々全部廃墟だった。


石炭の歴史村が、この先にちゃんとあって営業してるのか少々不安な感じです。


誰もいません。




石炭燃焼体験コーナーってのもあるけど無人です。


旧北炭「夕張工業学校」校舎を復元した炭鉱生活館の前が駐車場で、ここに車を停めてその先にある石炭博物館へ行く。


その道も・・・


全然手入れされてない施設が点在してます。


やっと石炭博物館到着。




施設の前で落ち葉拾いしてるオジサンがもぎりを兼ねていて、そのオジサンに一人1200円、二人分2400円を払います。

これも高いんでないべか?と思ったんですけどね。 後程良い意味で裏切られます。


石炭博物館の中に入ると、まさに石炭ばかり。


石炭の歴史等々かなりの資料が展示されています。


石炭って木の化石みたいなものだから、その当時、こんな生き物がいましたって説明もかなりあります。




当時の航空写真も展示されていた。




資料の量がすさまじく、ちゃんと見たら一日がかりでしょう。

そんなに時間ありませんから、さらっと見て、当時の写真コーナーへ。


良い顔してます。


さぞ賑やかだったことでしょう。






当時の炭鉱労働者の給料って高かったとは聞いてましたが、どれほどだったかと調べてみると


炭鉱により所得に差があったみたいだが、大手一流企業の平均給料より高く


かなりの高収入だったようです。


しかし、ハイリスク・ハイリターンってわけで、調べただけでも、この炭鉱で1000人以上の方が亡くなっているし、戦前の劣悪な労働条件下では、記録も残されておらず闇に葬られた事故もあったのではないでしょうか。


写真コーナーのあとは、当時の生活の様子を展示してました。


おっと、人形がある。


こういうの好きなんです。




炭鉱と言えば「炭労」(日本炭鉱労働組合)ですからね。


削岩機も各種あったんだ・・・


さて、いよいよメインの実際の炭鉱内へ入りますよ。
コメント (4)
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