クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

羊と鋼の森

2018-12-23 07:06:07 | 映画

 原作では、音を文字で表現されていました。今度は、音を画像でどの様に表現されるのか?映画では、音もありますが、その音には限界があるので、はやり、画像での表現を期待していました。
 羊毛が鋼の弦をたたくことで響く。主人公は、森の中で育ち、彼の耳にこの響きが伝わる時、彼の脳裏には、様々な気候で変化する森の姿が浮かぶ。閉鎖された空間の中で響く音は、おそらく、森の中では打ち消される。その音は、そこでは光と影と流れる空気となる。この表現は、映画ならではのもので、原作では表現できなかったものだと思います。音楽について全く知識が無いのですが、絵で見る事で、イメージがわきました。
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3年間孵化無しと恩師の言葉

2018-12-23 05:33:35 | カメ全般
 流石に、3年間も孵化が無いと気持ちの持って行き方が難しいですね。命と向き合う事はこれだけ難しいのだと痛感してます。

 嘗て恩師はこう言いました。一番好きな事を仕事にしてはいけないと。もしもそこで挫折してしまうと心のよりどころが無くなってしまうと言う意味だそうです。
 カメの飼育は、僕の一番新しい趣味です。他の趣味が40年以上続いている事を思えば、20年なんてまだまだ半分です。それに、この趣味には、到達点が無いし、答えも無い。暗い森を手探りで歩く様なもので、これがどこまで続くのか、何処へ向かっているのかも分からない。

 事の発端は、キャンディーの卵詰まりから始まったのだと思います。ぐったりするキャンディーを見て、どうしたらいいのか?早く楽にしてあげるのがいいのか?ただ茫然とキャンディーの姿を見て、言葉をかけていました。この僕の不安が、他の子達に移ってしまったのか、他の子も一斉に産卵しなくなってしまいました。
 今年、ようやくキャンディーだけが産卵をしました。それにつられる様な形で他の子達も活発さが戻ってきた様に思います。

 さて、来年。この3年間で思ったのは、僕自身が元気であること。僕自身がカメ達を癒してあげることが、大切だという事です。3年間暗い森の中を彷徨ったあげく、たどり着いた、小さな光。この光に向かって来年は進んでみようと思っています。
 今、カメ達の水槽に囲まれている所に居ますが、意外に、僕の姿をカメ達が見ているんですよね。どんな風にすれば、カメ達に元気を与えられるか、来年は、ちょっとそこを意識してみます。
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