クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

新・幸福論 五木寛之著

2012-04-01 07:49:51 | 読書
 幸せって何でしょう?幸せな物語の象徴である、幸せの青い鳥の話が、実は、ハッピーエンドで終わらないって、僕は知りませんでした。青い鳥は、実は最後には飛び立ってしまうんです。
 この本を読んで納得したことがあります。幸せは永遠でないから、幸せを感じるのだろうということです。幸せな時間が永遠に続いたらどうか?きっと飽きてしまって、もっと楽しいものを欲してしまうのでは?では、幸せはどこにあるのでしょうか?青い鳥の物語では、結局、幸せは身近なところにありました。人それぞれ、幸せは違う。一瞬の些細なことを幸せに感じられること、人が幸せなんだと感じました。
 
コメント
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