水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

八劔神社 <愛知県蒲郡市三谷町七舗>

2017-08-26 | ├ 愛知(ひとり旅)

 

蒲郡ラスト。 

 

 

 

 

 

 

三谷祭を見学し終え、再び歩いて竹島方面へと向かいました。

会場から竹島までは徒歩30分ほどです。)

 

 

 

途中、三谷町に鎮座する八劔神社で参拝。

ちなみに、
三谷祭はこの八劔神社と若宮神社の例祭です。

 

 

幟旗が青空に映えてとてもきれい。

やっぱ鳥居には晴れた空が合うなー

 

 

社号標

 

 

一の鳥居

 

 

 

「八剣神社(やつるぎじんじゃ/はっけんじんじゃ)」は、
主に中部地方(愛知・岐阜)に偏在している神社です。

 

 

名古屋市内でもよく見掛けるとともに、
特に、岩倉市や一宮市などの愛知県北西部に多い印象です。

あまりに身近すぎて、
こうして改めて八剣神社に参拝するのは今回ほぼ初かも。
(初回は新城市の八剱神社
だったかな。)

 

 

御神体は8本の剣そのものであったり、
素戔嗚尊、大国主神、日本武尊を御祭神とするものなど様々。

熱田さんつながりで、個人的には日本武尊・尾張氏のイメージが強いです。

 

 

二の鳥居

 

 

 

あー快晴の空が眩しい。

お天気っていいよね~。

 

 

二の鳥居から三の鳥居へ。

 

 

 

とても立派な下社務所です。(上社務所は拝殿の左手)

 

 

三の鳥居

 

 

 

神社の創建は1089年。

熱田神宮を勧請したことに始まります。

 

 

一時期荒廃しましたが、
1190年に源頼朝の命により社殿の造営が行われ、再興されました。

 

 

拝殿

 

 

御祭神:日本武尊命

天照大御神、素戔嗚尊、宮簀媛命、建稲種命

 

 

 

三谷の産土神として尊崇されており、
徳川家康の二度に渡る参拝など、代々の武将から武神としても崇められました。

 

 

 

神社北東の砥神山には、当社の奥の院と呼ばれる巨石があって、
かつての磐座祭祀の面影を残しています。

 

 

 

祭事仕様の拝殿内。

夕刻、山車が神社へ戻ってくるまでの、
賑わい前の静かなひとときです。

 

 

 

 

チラっと見えた本殿

 

 

拝殿右手には摂社。

 

 

源太夫神社

 

 

御祭神:乎止與命(尾張氏祖神)

 

 

源太夫社といえば、
熱田神宮の摂社「上知我麻神社」(御祭神:乎止與命) の別名です。

熱田神宮の元宮である氷上姉子神社の、そのまた元宮には、
社地だけとなった摂社源太夫社がありましたっけ。

(江南市の龍神社にもありましたが、こちらは御祭神がいまいち定かでない)

 

 

ちなみに、
熱田神宮摂社の知我麻神社と、星宮社摂社の知我麻神社は、
ともに
式内社「知我麻神社」の比定社とされていますが、
星宮社の知我麻神社が、熱田神宮の知我麻神社の元宮だという説もあるようです。

 

 

 

源太夫神社の前の末社。

大国主社

 

 

事代主社

源太夫神社のおとなりの諏訪社(御祭神:建御名方大神)は、
不覚にも写真撮り忘れ。)

 

 

天満社(御祭神:菅原道真公)

 

 

この日はお祭りなので、お守りも露天で。

「にーちゃん達、どっから来たー?」
「大阪です」

「まー遠くから。じゃあせっかくだで、みんな買ってってー」
「おじさん言いますねー(笑)」

(方言うろ覚え)

大阪から来たという参拝客二人と、氏子さんとの
軽快なやりとりがとても面白かった。

 

 

拝殿の左手前に稲荷社(御祭神:宇迦之御魂大神)。

(例によって写真ナシ)

 

 

稲荷社のおとなり。

 

 

左から、

尺地社(猿田彦大神)・御鍬社(豊受大御神)・秋葉社(火之迦具土大神)

 

 

その向かい側に、水神宮(御祭神:水波能売大神)。

 

 

 

水神宮の右奥には、靖国神社遥拝所があります。

珍しいですね。

遠く、英霊のみなさまに向かって手を合せました。

 

 

皇大神宮遥拝所もあります。

 

 

こちらは・・何でしょうか?

 

 

たぶん龍って書いてあるんだよね。

ちゃんと龍の絵になってるところが素敵。

 

 

最後は、
下社務所のとなりに鎮座する金毘羅神社(御祭神:大物主大神)。

 

 

 

石積みの上に腰掛けて、涼みながら一息。

境内を走り回る子供の声と、木々を揺らす風の音が、
耳に心地いい。

心安らぐいい神社です。

 

 

短い間しか滞在できませんでしたが、
とても居心地のよい素敵な所でございました。

 

 

2017年の秋もお邪魔できたらいいな。

 


(八劔神社 御朱印)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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