水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

日吉大社-1 <滋賀県大津市坂本>

2019-05-14 | ├ 滋賀(ひとり旅)


滋賀県大津市に鎮座する日吉大社へ行ってまいりました。

(2017年4月14日参拝)








名古屋から最寄りの駅までは、約1時間30分。

京都で乗り換えてJR比叡山坂本駅で下車します。



駅を出たら、比叡山方面(真西)への一本道を直進。

(駅から20分も歩けば日吉大社です。)



門前町の風情を愉しみながらのんびり歩く。



せっかくなので、
通り沿いに鎮座する小さな神社(日吉大社の境外百八社)も参拝。

歩き始めて最初に目に入ってくるのがこちら。
石占井神社
です。




御祭神:奥津嶋姫命



大己貴大神を奈良の三輪山より日吉大社へ勧請する際に、
当地にて石に座した占いの女神に会い大神の鎮座地を訪ねたところ、
女神は大神を日吉大社西本宮の聖域まで案内したのだとか。



その際、大神の御足を井戸で洗ったことから、
当社を石の占い井と称し女神を石占井大明神として祀ったのだそうです。

こじんまりとした、明るい境内が印象的な神社でした。




続いて、日吉大社の一の鳥居が見えてきました。



その一の鳥居の真横に鎮座する神社。



大神門神社




御祭神:天石門別神

創始不詳。明治初期に「大鳥居社」から現在の名称に改名。
日吉大社の門を守っています。






さらに進むと、御神木はっけん。



日吉御田神社(旧称 井神)



御祭神:水葉女神



みずはのめのかみ(罔象女神)。大好きな水神さんです。




ここ、すごくいいな。



他の神社よりも、大地に深く根付いている感じがする。




スマホで由緒などを検索してみたところ、
当社は御田奉行の明神と言われ、
境内の大きな井戸を信仰対象として行われた
原始的な農耕祭祀が起源とされるそうです。



ああ、これがその井戸かな。

古代祭祀が行われたほどの古い神域なら、
他とちょっと違う空気感なのも納得。




境内には、2本の立派な御神木がありました。

 


樹齢推定200年というクスノキ。

やっぱり巨樹・古木はいいなあ・・


 


とても居心地がよくて、つい長居してしまいました。

またお邪魔できるといいなぁと思いつつ、
先を急ぎます。


 


途中、左手に坂本比叡山口駅が見えたら、
日吉大社はもうすぐ。




・・と思ったら、また神社が。

 


大将軍神社



御祭神:大山祗神、岩長姫神



境内はこれまたこじんまりしていますが、
個人的に鳥居左側の木に惹かれました。



ムクノキらしいんだけど、



根元にポコっと瘤ができてます。

 

 

鳥居正面側からみると、まるでお猿さんの横顔に見えました。

日吉大社の神使は猿だし、
なんか縁起がいい木ねーって勝手に解釈。



ただ、この神社のメイン?は鳥居右側の木でして、
実は今回まさかの見落とし・・。

(運良く写真にはチラっと写ってました。

これは滋賀県指定自然記念物のスダジイで、
幹周5メートル、樹高14メートル、樹齢推定300年以上。

幹がとんでもない事になってます。

こんな奇樹を間近で見なかったなんで、なんておバカ・・
次に行った時は絶対見なければ。

八王子山(日吉大社の御神体山頂の三宮神社へも行きたいし、
日吉大社そのものを再訪したい気持ちも大きいので、
近いうちまた坂本へ行っちゃおうかなー。



二の鳥居




当日は山王祭(例祭)だったので、
正装した参列者が多くいらっしゃいました。




2017年山王祭の様子はこちら



 


滋賀院門跡の勅使門から出てくる殿上輿を見るため、
参道から南へ少し入ったところで、
小さな神社を見つけました。

 


大當騎鈴社

 


参拝されていた地元の方によれば、
大富社と騎鈴社が合祀されたのだとか。

詳細はわかりませんが、
小さいながらも清らかで美しい神社でした。




この日は花見がてら訪れたので、至る所に満開の桜が。

こちらのお寺も、
立派な門構えの奥には鮮やかな桜色。



恵光院

延暦寺の里坊のひとつ。



しかも大好きな枝垂れ桜だ~。

綺麗だなーー



と桜に夢中になってたら、
足元にいつの間にか可愛いワンコがいました



その2へつづく。

 

 

 

 


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