暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

用水路

2018年08月28日 | 古民家

 お誘いがありまして、浄水場に行って来ました・・・。(少し前ですが・・・。)

新しくなった設備と・・・水の大切さを教えて頂きました・・・。

古くから治水の整備は行われて来て・・・。大きな川から水を引いてくる用水路は・・・

シャベルカーなどの重機が無い時代・・・手作業で数十キロも掘り進め・・・

お米作りなど、農業用の水路や生活に欠かせない水を確保してきました・・・。

数百年経過しても今だに使われている現役の用水路もあって・・・その当時の技術や・・・

施工精度などに驚かされます・・・。

有名な用水路では・・・玉川上水があります・・・全国各地に用水路はあって、大きさや種類・・・

いろいろ合わせた農業用用水の延長は40万kmにもなるそうです・・・。

暗渠(あんきょ)と言って・・・川や水路を地下に掘って、地面からは見えない様にした用水があります・・・。

コンクリートの蓋などで隠してある用水路もありますが・・(各地で言い方が違う場合もあります。)

道路事情や・・・安全の意味合いで、町の風景の一部として溶け込んでいた用水路が無くなって来ました・・・。

少し田舎に行けば・・・今でも住宅地を通る道の脇に・・・たっぷりの水が勢い良く流れる用水路があります・・・。

水の町・・・そんな風にたとえられる町は・・・本来、日本のどの町や村に見られた風景でした・・・。

川や海を汚さない・・・捨てられたゴミを拾う活動も行われていますが・・・

森や山も荒れてしまい・・川の水も汚れて・・・海も同じように汚れていきます・・・。

手入れがされた山や森は、降った雨水が浸透して・・・長い時間をかけて湧き水となりますが・・・

そんな自然の営みも・・・失われつつある中で・・・

海外の方々が日本の水源である山を買い占めているような話を聞きます・・・。

遠くない将来・・・水の問題が深刻になるようにも言われています・・・。

日本の田園風景・・・用水のある街並み・・・日本の原風景とは切り離せない大切なもの・・・・

もっと感心を持って・・・支えなければならないと想います。

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