暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

姿

2024年06月06日 | 古民家
 水のある、暮らしの豊かさに蓋をして・・・
目から遠ざけ、地下に埋もれ・・・
恐れを規則で縛り上げて・・・怖いもの見たさを毛嫌いすると・・・
町の景色は濃淡を無くし・・・平たい言葉は鼻歌交じりに・・・
責任と理想は上手に隠れ・・・青風広がる水辺の心地よさは・・・
町の変化に消されてしまう・・・。

田舎町に書かれた道端の・・・ソロソロ泳ぐ水路の町は・・・
稲作を真ん中に・・・暮らしが成り立ち生い茂り・・・
石橋を渡り住まいを超えて・・・水車や杵の音は大きく響き・・・
肥えた土地に豊かな水は・・・借りて暮らす心を育んで・・・
次の世代に残されるはずの、住まいも土地も・・・廻り廻る自然の姿達も・・・
踏み出し訪れた・・・知らない町に残されている・・・。

柵の無い川と・・・手すりの無い橋も・・・
注意書きの無い文化財と・・・監視員のいない美術館も・・・
前を向いて敬意を持てば・・・恐れ暮らしで大切を学び・・・
大人は子供を見守り・・・子供は大人を励ますバランスの中で・・・
学べる姿の町は造られて・・・
民藝を育て・・・あるべき姿で手造りされた想いが、人も町も・・・
日本の景色は調子を揃えて・・・残されるのかも知れない。

コメント
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