音が鳴る・・・チリリと鈴は揺れ、ザワリと森も騒いで・・・
堅物が、止まない怒りをぶつけて響き・・・
町を揺さぶり泣く様子は・・・
別れた悲しさに・・・はぐれた不安を抱えて鳴いている・・・。
太鼓を叩いて空を呼び・・・笛と繋いだ音色は大きく揺れて・・・
震える音に暮らしは響き鳴き始めると・・・
暮らしに無くてはならない想いも、人のいやらしさも・・・
裸になって踊り始め、いつか何処かで助けられ・・・
その温もりを歌に預けて鳴いていれば・・・
晴れる夜空に鳥は鳴く・・・。
選ばない音楽は素直に生まれ・・・
初めから無かった事がウソで始まり、本当になると・・・
わだかまりに不安を後押ししても・・・無くなりはしないけれど・・・
惹かれて素直になれる・・・心震えた音の中で・・・
単純に想える暮らしが一つになり・・・
一緒に鳴る叫びの音は・・・誰もが歌える音になる。